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ポイント生活をしたい人必見!クレジットカードの還元率とは?

ポイント生活をしたい人必見!クレジットカードの還元率とは?

クレジットカードに入会を検討する際、お得かどうかで選ぶ人も多いでしょう。まずはクレジットカードのポイントの貯まり方や、還元率の考え方などについて知っておくのも大切です。本当にお得なクレジットカードの選び方について見ていきましょう。

クレジットカードに入会を検討する際、お得かどうかで選ぶ人も多いでしょう。まずはクレジットカードのポイントの貯まり方や、還元率の考え方などについて知っておくのも大切です。本当にお得なクレジットカードの選び方について見ていきましょう。

クレジットカードの還元率に注目しよう


これからクレジットカードを作りたい場合、ポイントがどのくらい還元されるかを基準に選びたい、と考えている人も多いでしょう。クレジットカードを比較する場合、まず注目をしたいのは、ポイントの「還元率」です。まずは、クレジットカードのポイントシステムについて抑えておきましょう。

クレジットカードのポイントシステム

クレジットカードを積極的に使いたい理由として、ポイントが付くことがあります。以前からどのクレジットカードでも、ポイントシステムが設けられています。貯まったポイント数に応じて、さまざまな品物や商品券などに交換できるシステムが基本で、ポイントの使い方はカードによって異なります。ポイントを貯めるために、クレジットカードを使っているという人もいます。

ポイントシステムの主な仕組み

クレジットカードのポイントサービスは、どのカード会社も、クレジットカードを使った利用金額に応じて、決まったポイントが貯まる仕組みとなっているのが基本です。

貯まったポイントは、クレジットカード会社が提供する商品や、サービスに交換できる他にも、買い物で使えるギフトカードに交換できたり、現金として、クレジットカードの利用金額に充当できる会社もあります。最近では、航空会社のマイレージサービス、共通ポイントや他の企業の独自ポイント、電子マネーなどに交換できるサービスも増えてきています。

還元率とは?注目する理由は?

ポイントが溜まりやすいクレジットカードを選ぶ場合に、チェックしておきたいのが還元率です。

還元率とは「カードを利用した金額に応じて付与されるポイントが、いくらくらいの金額相当分に交換できるか」ということを、計算式で割り出したもので、1ポイントあたりの価値の数字となります。

クレジットカードの場合は、ポイントが付く付与率と、ポイントあたりの価値がカードによって違うため、「還元率」に注目することが大切なのです。

還元率の計算

利用金額に応じてポイントが付与される率はカードによって違います。たとえば、利用金額1000円ごとに1ポイントが付く”A”というクレジットカード会社と、200円使うごとに1ポイントが付く”B”というクレジットカード会社があるとします。

これだけを比較すると、同じ10万円をクレジットカードで支払うのなら、200円ごとに1ポイント付与されるBのカード会社が得に見えます。

しかし、同じ1000円分のギフトカードを交換するために、A会社の場合は50ポイント、B会社の場合は500ポイント必要だったとすると、

Aクレジットカードの場合:

10万円を利用すると100ポイント貯まり、2000円分のギフトカードと交換できます。

Bクレジットカードの場合:

10万円を利用すると500ポイント貯まり、1000円分のギフトカードに交換できます。


                             
このことから、ポイント付与率はBの方が高いですが、還元率で考えるとAの方が高く、お得であることが分かります。

クレジットカードの還元率は0.5%程度がもっとも多いとされています。1%以上のクレジットカードは高いと言われています。

ポイント還元率の種類にも注目しよう

クレジットカードの還元率にも、実は2つの種類があります。

基本的な還元率

前述したように、ポイントの価値を数字にして%で表したものが、基本還元率です。交換する商品やポイントの付与は、キャンペーンなどを考慮していない、カード会社の標準的な方法から計算をしています。

キャンペーンを含めた還元率

キャンペーンを使う、決まった店でのカード利用等、特定の条件を満たすと標準のポイントよりも3倍や5倍付与されることもあります。

こういったキャンペーンを勘案した上で考えると基本還元率とは数字が違ってきます。同じカードであっても「還元率0.5%~2%」など、数字に幅があるのはこのためです。

還元率で自分に合うカードを選ぶ方法とは?

還元率を重視して、クレジットカードを「還元率が高いから」と数字だけで選んでしまいそうになります。しかし数字だけで選ぶと、入会をしてみると、自分にはまったく使わない・生活圏にない企業や店舗で利用した場合のみ高い還元率で、トータルで考えると他のカードと変わらない、もしくは低いということにもなりかねません。

一方、基本還元率はそれほど高くないように見えるクレジットカードでも、普段の生活で良く使っている店舗やネットサービス利用でポイントが加算されれば貯まりやすいカードと言えます。自分の生活や買い物の場所、生活圏なども合わせて考えて選ぶようにしましょう。

クレジットカード入会時のキャンペーン

クレジットカードを選ぶ際には、還元率の数字以外にもチェックした方がよい点があります。多くのクレジットカードで、新規にカードを入会した会員向けにキャンペーンを実施しています。
入会の特典としてボーナスとしてまとまったポイントが付与される、入会して1年や半年以内といった期限中はポイントアップされる等があります。

いつもキャンペーンを行っているカードもあれば、限られた期間のみでキャンペーンが行われるカード会社もあります。キャンペーン内容も細かくチェックをしておきましょう。

年会費と還元率のつり合いが取れているか

クレジットカードの還元率がいくら高くてお得だからと言っても、カードの年会費がそれなりにかかるタイプであれば、ポイントがたくさん貯められても年会費で帳消しになってしまう可能性もあります。

カード年会費は、金額によっては家計に負担となってくることもあります。また、初年度は年会費無料であっても、2年目からは会費がかかるタイプのカードは、初年度はお得に感じても、次の年からは計算をしたらお得ではなかった、というケースもあります。

年会費がかかるクレジットカードを所有すると、空港ラウンジの使用や海外旅行の際の付帯保険など、ポイント以外にも魅力的な点がありますので、年会費とポイントの還元率のつり合いが取れているかどうかもチェックして、自分の生活スタイルに合ったカードを選ぶようにしましょう。

クレジットカード選びで注意するところは?

クレジットカードを選ぶ際には、注意した方が良い点もいくつかあります。それぞれについて見ていきましょう。

カードによってポイントが付与される条件が異なる

クレジットカードのポイントシステムは、会社によって異なります。ポイントが付与される条件もバラバラです。

使った金額で決められたポイントが付与されることが基本ですが、引き落とし口座を系列の銀行にする等の条件を満たすとポイントが加算されたり、家族も同じカードを使っていると還元率がアップするというカードもあります。

また、公共料金の支払いをクレジットカードにすることでポイントがアップするカード等もありますので、事前に調べておくと、自分に合ったカードを選びやすくなります。

ポイントが付与される単位や交換レートをチェックする

クレジットカードではポイント付与の条件が異なるのと同様に、交換できる最低単位や、交換レートもチェックしておきましょう。クレジットカードのポイントシステムは、交換できる最低のポイント数が決められていることが多いです。交換最低ポイントが高いシステムでは、交換できる商品が魅力的でも最低ポイント数に達しないといつまでも交換できずに期限が切れてしまう、端数が無駄になるということもあります。

交換できる単位が低めのカードや、1ポイントから使えるカードの方がポイントが無駄になりにくく、使いやすいと言えます。

また、同じクレジットカードのポイントでも、商品によって交換レートが異なるものもあります。ギフトカードへの交換や電子マネーは1ポイント1円相当で交換できるのに、たとえばマイルに交換すると価値が下がる、ということもあります。自分が交換したい商品がはっきり決まっていれば、その商品のレートを基準に還元率を考えるようにしましょう。

ポイントと交換できる商品の種類で選ぶ

ポイントで交換できる商品は、家電や生活雑貨、ファッションアイテム、レジャーのチケットや宿泊のチケット、食品などさまざまです。

ただ、どんなにポイントが貯まっても、自分が交換したいと思う商品やサービスがなければあまり意味がありません。交換できる商品の種類が豊富なポイントシステムにすると、ポイントを有効に使うことができます。

たとえば同じメーカーの同じ家電製品が商品でも、レートによっては購入するよりもお得に交換できることもあります。狙っている製品があれば、事前に調べておくのも良いでしょう。

ポイントの有効期限をチェックする

クレジットカードのポイントは、セゾンカードのように有効期限がないことを売りにしている会社もありますが、有効期限が設定されているところが多いです。有効期限は1年から3年ほどで、期限が切れると、当然貯めたポイントはなくなってしまいます。クレジットカードを選ぶ場合は、ポイントの有効期限も考慮しておきましょう。

リボルビング払いキャンペーンに注意する

クレジットカードのキャンペーンで、リボルビング払いに設定をするとポイント還元率が上がるケースもあります。また、入会の特典を受けるための条件としてリボルビング払いにする必要があることもあります。

リボルビング払いは、毎月の支払を一定の金額にして、返済の負担を抑える返済方法です。分割払いとは異なります。高額の利用をしても同じ金額を返済していくので、便利に思えるサービスですが、金利手数料が発生することと、支払い回数が長くなってしまう可能性があるため、還元率が高くなっても、結局は手数料分マイナスになることもありますので、注意が必要です。

自分に合ったクレジットカードでポイント生活をしよう

ポイント生活のためにクレジットカードを選ぶ際には、付与率ではなく還元率に注目するようにしましょう。数字だけではなく、自分の使いたい店舗でポイントが貯まるかどうか、交換したい商品があるかなど、自分のニーズを考えてチェックをすることも大切です。

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