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カードローンの基本を解説!メリットやデメリットについて知っておこう

カードローンの基本を解説!メリットやデメリットについて知っておこう

給料日の前や、金融機関が閉まっている時に、突然現金が必要となることも出てきます。そんな時に利用したいのが、カードローンです。カードローンとはどういったサービスなのか、基本的な情報についての説明を見ていきましょう。

給料日の前や、金融機関が閉まっている時に、突然現金が必要となることも出てきます。そんな時に利用したいのが、カードローンです。カードローンとはどういったサービスなのか、基本的な情報についての説明を見ていきましょう。

カードローンとは?

カードローンとは、金融機関が行っている個人のための融資サービスです。少額のため、担保や保証人が不要であることがほとんどです。

カードローンには、消費者金融会社によるものと、銀行などの金融機関によるものと2種類あります。

カードローンを使うメリットとは?

カードローンは目的別ローンと比べると、審査にかかるスピードが短いことが大きなメリットです。一番早い場合、その日のうちに現金を入手することができます。

初回の場合は、30日以内に返済すれば、金利がかからないという会社が多いため、負担もかかりません。また専用カードがあれば、限度額に達していなければ何度も借り入れることもできることもメリットです。

クレジットカード付帯のキャッシングとカードローンの違いとは?

カードローンと同じく、個人がお金を借り入れる手段として考えられるのが、クレジットカードに付帯されているキャッシング枠です。どのような違いがあるのでしょうか。

すぐに借り入れができる

カードローンはカードを申込み、審査を受ける必要があります。銀行系のカードローンは、申し込んでも、その日のうちに借り入れることはできませんので、急いでいる時には利用ができません。

もともとキャッシング枠が設定されているクレジットカードを持っていれば、銀行ATMに行けば、すぐに借り入れが可能となっていることがほとんどです。

金利が高く設定されている

クレジットカードのキャッシング枠は、カードローンよりも金利が高いことが多いです。キャッシング枠の金利は18%ほどが多いですが、カードローンは15%ほどの設定となっています。

また、キャッシング枠の利用限度額は、カードローンよりも低いことが多いです。限度額はカードの種類などでも変わりますが、数十万円程度に抑えられています。

1枚のカードでショッピングもできる

クレジットカードは、1枚持っていればショッピングもでき、現金の借り入れもできることが特徴です。カードローンは借り入れ専用として作成されるカードですので、ショッピングはできません。カードを増やしたくないので、クレジットカードのキャッシング枠で良いという人もいます。

クレジットカードのキャッシング枠の注意ポイントとは?

クレジットカードキャッシング枠の注意ポイントについて見ていきましょう。

ショッピング枠とキャッシング枠は同じ

クレジットカードのキャッシング枠は、多くのクレジットカードの場合、申込みをする際に、利用枠を自分で決めます。キャッシング枠を「0円」にしておくと、現金が急に必要となって借り入れをしたいと思っても、カードがあっても借り入れることができません。

また、クレジットカードには総利用枠が決められています。ショッピングの利用枠とキャッシング利用枠の合計が設定されていることが多く、キャッシング枠はショッピングの利用枠に含まれていることが一般的です。

そのため、ショッピングで既に利用していると、利用した金額分を差し引いた金額しかキャッシングすることができません。

キャッシング枠を利用しようと思っている場合には、まずお手持ちのクレジットカードカードの利用枠の詳細ついて、確認をしておきましょう。キャッシング枠を増やしたい討したい場合は、事前にカード会社に問い合わせる必要があります。

無利息期間がない

カードローンは、30日以内に全額返済をすれば、初回は無利息で返済できるサービスがある会社が多いですが、クレジットカードのキャッシング枠には、無利息のサービスはほとんどありません。

クレジットカードのキャッシング利用に向いている人とは?

クレジットカードでのキャッシングをするのが向いている人は、急に現金が必要になった時のみ借りたいなど、借り入れの頻度、金額が少ない人に向いています。

カードローンで借り入れをする手順とは?

カードローンを申込んで借り入れを行い、お金を返済をするまでの実際の手順について、見ていきましょう。

カードローンに申し込みをする

カードローンを申し込むには、インターネットのウェブサイト、電話、郵送、店頭窓口、自動契約機の全部で5通りの方法があります。

インターネットでの申し込みは、どこにいても、時間も気にせずに申し込むことができます。最近ではスマートフォンを使って申込むこともできますので、より利便性が高くなっています。

また、店頭窓口や契約機などは、スタッフに書類の書き方などをチェックしてもらうことができるのがメリットです。

必要書類を準備する

申込みに必要な書類を準備しておきます。本人確認のための公的な証明書の他、収入を証明する書類が別途必要とされることもあります。

本人確認書類は、運転免許証やパスポート、健康保険証などが該当します。
所得が証明できる書類には、源泉徴収票や、確定申告の控え、納税証明書や、給与明細などがあります。給与明細は、最近2ヶ月分が必要とされたり、過去の賞与明細も必要とされるケースもあります。

収入を証明する書類は、銀行系カードローンでの申し込みの際に必要です。また、消費者金融系のカードローンでも、50万円以上の借り入れを考えている場合や、他からの借り入れがあり合計で100万円以上あるケースなどが考えられます。

そして、主婦などで本人自体に収入がない時には、配偶者の収入が分かる書類や同意書を別途必要とされることもあります。

必要書類を提出する

店舗や無人契約機の場合は直接書類を持っていくことで提出できます。書類が不足していたり、不備があった際には、郵送やFAX、メールでも提出することが可能です。

ウェブサイトやスマートフォンのアプリを使用して申込む場合には、案内に従って、カメラで書類を撮影しアップロードをする方法で、簡単に提出できる仕組みが整えられています。

審査が行われる

申し込みを行い、書類の提出が完了すると、申込者に対する審査が行われます。どの会社のカードローンでも、申込みには必ず審査をすることが、貸金業法という法律で決まっているためです。

カード会社側は、申込書類に記載されている内容のチェックを行い、誤りや虚偽がないか確認をします。また、勤務先の情報などから、収入の安定性や返済能力があるかどうかを判断します。

信用情報に照会をすることで、他の会社からの借り入れ状況や、過去の状況なども調べ、総合的に判断が行われます。

消費者金融系のカードローンの場合は、総量規制に反していないかもチェックします。銀行系カードローンの場合には、警察のデータベースへ照会する必要があるため、その分時間がかかります。

審査の通知

審査の結果は、メールや電話、スマートフォンのSMSなどを利用して行われます。

消費者金融系のカードローンの場合はその日のうちに来ることもあります。銀行系カードローンの場合は、早くても翌日以降となります。
申込内容や借り入れを希望する金額、土日祝日などを挟むと審査にかかる日数も変わってきます。「即日融資」と書かれていても、審査が可能な時間帯や曜日が決まっていることも多いです。

もし1週間を過ぎても返信がない場合には、カードローン会社へ問い合わせるようにしましょう。

ローンカードを受け取る

審査に通ったら、カードローンの会社と契約を行います。カードが発行され、郵送されてきます。受け取り後、カードローンを利用できるようになります。

店頭や無人契約機の場合には、その場でカードを受け取ることができます。

急いでいる場合には、あらかじめ指定した銀行口座に振り込んで融資をする、カードレスに対応している会社もあります。

また、銀行系カードローンでは、その銀行の口座をすでに持っていれば、ローンカードを発行するのではなく、所有しているキャッシュカードを使ってカードローンが利用できるところもあります。

借り入れを行う

借り入れは、専用のATMや、提携のATMを操作して借り入れる方法の他、窓口で融資を申込む方法や、口座に借入金を振り込んでもらう方法などがあります。

借り入れたお金を返済する

返済をする方法には、主に3つの方法があり、自分の都合によって返済方法を選ぶことができます。

口座振り込み

カードローンの会社が指定する銀行の口座に振り込んで返済をします。専用カードを持っていない場合に向いている方法です。振込のために手数料がかかることが多いため、その分余計に費用がかかります。

引き落とし

毎月など、自分の銀行口座から、決められた日に返済額が自動で引き落とされる方法です。引き落としを選択すれば、仕事などで忙しく、期日までに振り込むことをつい忘れてしまって、滞納してしまうリスクを防ぐことができます。

通帳を定期的に確認をして引き落とし日までに、残高があるかどうかチェックしておく必要があります。

ATMを使って返済

専用のATM、金融機関と提携しているATM、コンビニATMを使って返済をする方法です。発行されたローン専用のカードや、ローンが付帯されているキャッシュカードを利用します。
コンビニATMであれば、時間や用意を気にすることなく気軽に返済することができます。ATMを利用するための手数料はかからないことが多いのもメリットです。

ただ、コンビニATMや提携ATMの場合は、硬貨が使用できないため、端数を返済したい場合には、振り込みや店頭に行く必要があります。

カードローンのメリットを知って上手に借り入れしよう

カードローンは、気軽に現金を借り入れることができる融資サービスです。コンビニATMを利用すると、借り入れも返済も気軽に行えます。クレジットカードのキャッシングとの違いやメリットを知って、上手に利用をしましょう。

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