野菜が安い時期はいつ?人気野菜の旬な時期や価格が安い時期を解説
価格変動によっては高かったり安かったりする野菜ですが、時期を選ぶことで安く手に入れられます。逆に値段が高騰している時期に買ってしまうと、食費がひっぱくされる原因にもなりますよね。
自分が使いたい野菜がいつ安く買えるのか、野菜の安い時期について解説していきます。
自分が使いたい野菜がいつ安く買えるのか、野菜の安い時期について解説していきます。
野菜の旬は?値段が変動する理由
なぜ野菜は価格変動が多いのか、その理由を知ることで野菜を選ぶ目安にもなります。野菜の値段が変動する理由について、みていきましょう。
旬な時期は豊富だから価格が下がる
そのため、安く野菜を手に入れるには旬の時期を選ぶのがおすすめです。旬の時期は野菜を美味しく食べられるメリットもあり、さらに安いとなればうれしいことです。献立をきめるとき、旬の野菜を中心に考えれば必然的に安い野菜を使えることになります。
ただし、気候変動などの影響で時期がずれる場合もあるので毎年チェックすることがおすすめです。
天候の影響による価格高騰
よく夏の台風シーズンの後、レタスなどの夏野菜が高騰したというケースがあります。そして、台風だけでなく災害などの影響で野菜にダメージが与えられると高騰することになるのです。
そのため、旬な時期目前で野菜が高騰することは記憶にあるでしょう。野菜が高騰してしまった場合は、中々手を出せないことになります。
価格変動があまりない野菜もある
土の下で育つ根菜類は、気温や気候変動の影響を受けにくい傾向があります。そして、きのこ類は温室などで育てられているため、気候の影響を受けることが少ないのです。野菜の高騰で野菜が買えないというときでも、比較的買いやすい値段であることがメリットです。
野菜の中でも安定して安い野菜を覚えておけば、高騰しているときでも野菜不足を防ぐことができます。どうしても野菜が高すぎるというときは、カット野菜や冷凍野菜などを活用するのもおすすめです。
秋から冬が狙い目の安い野菜
秋から冬にかけて旬な安い野菜は、どんな野菜があるのでしょうか。秋から冬が狙い目の安い野菜について、みていきましょう。
レタス
昨今、台風などが大量に発生していることから、この時期のレタスは高騰化して手が出せないという人も多いのではないでしょうか。高騰化したあとレタスが安くなる時期は、10月以降と言われています。天候に左右されやすい野菜なので、時期を選ぶ必要があります。
シャキシャキのレタスは、サラダに欠かせないと言っても過言ではありません。高い時期は中々手が出せませんが、やっぱり食べたいですよね。レタスを狙うなら、10月以降の秋冬がおすすめです。
じゃがいも
カレーや肉じゃがなど、じゃがいもを使った料理を頻繁にするなら秋以降がおすすめと言えます。春の新じゃがは味わいが楽しめることがメリットなので、高めでもたまに食べることは楽しみとなりますが、頻繁となると家計に響きます。
いつでも手に入るじゃがいもですが、お得にたくさん料理に使って食べるなら秋以降が狙い目です。
白菜
1年中見かける白菜ですが、夏の白菜は高原などで作られているため旬な時期は天候に左右されやすい傾向があります。秋冬の白菜は、比較的ダメージを受ける可能性が低いため安定した収穫量で値段が高騰しにくいのです。
寒い冬の温かい料理にぴったりな白菜は、旬な時期に安く食べられる野菜です。鍋や煮物などに白菜をたくさん入れて食べましょう。
夏に食べたい!安い野菜
夏に安く手に入れられる野菜について、みていきましょう。
トマト
お弁当やサラダに便利なミニトマトは、病気に強く成長が早いことなどから比較的安定した価格であることが特徴です。大玉トマトの値段が高騰していても安定した値段である場合があります。トマトの旬は春から夏で、気温が高くなる夏が狙い目です。
ただし、春先から夏にかける天候の影響で価格が高騰する場合もあります。そんなときは、価格があまり変動しないミニトマトをチェックしてみましょう。
おくら
レタスやトマト同様に、天候の影響によるダメージを受けやすいため、おくらの値段が高騰する年もあるのが難点です。多くの台風や水害などが続いた年は、10月を過ぎても値段が下がらないということもありました。
夏の時期に値段が高騰していなければ、安くて栄養価が高いおくらはぜひ献立に取り入れた野菜です。
なす
そのため、なすが安い時期は夏となるわけです。秋ナスは嫁に食わすなということわざがあるように、夏より秋のほうが美味しいのではと思う人もいるかもしれませんが、秋ナスは身がしまっていますが夏のナスもみずみずしさがあるので、どちらも美味しいと言えます。
なすは色々な料理に使えるため、安い時期を狙って手に入れられれば食費の節約になるでしょう。
春が旬の安い野菜
長い冬が終わり温かい春に芽を出す野菜は、新鮮で生命力を感じられるものばかりです。春が旬の安い野菜について、みていきましょう。
たけのこ
新鮮なたけのこを味わうことができるのは春先のみなので、大量に出回る時期にぜひあじわいたい野菜です。ルーティンで使う野菜と比べればやや高いイメージがありますが、季節モノの楽しみという付加価値があります。スーパーよりも産地近くの道の駅や直売所などを狙うのもおすすめです。
さといも
さといもが安価で手に入れられる時期は4月頃だと言われています。冬のイメージがあるさといもですが、旬な時期よりも貯蔵が長く続いた春先の方が安く手に入れられるのです。さといもは、保存が効く野菜なので安いときにある程度まとめ買いをしてもよいでしょう。低カロリーで低糖質で栄養価が高いさといもは、春先に買うことがおすすめです。
新玉ねぎ
通常の玉ねぎは収穫後1ヶ月ほど乾燥させますが、新玉ねぎは乾燥させません。季節モノの新玉ねぎを安いタイミングで買えれば、甘くてみずみずしい玉ねぎをたくさん味わうことができます。
1年中手に入る玉ねぎでも、季節限定の新玉ねぎを使ったレシピは一味違います。春先の収穫時期を狙って安く手に入れましょう。
野菜が安い時期を活用して食費を上手に節約しよう
野菜が安い時期は旬な時期と重なる場合もあるので、食の楽しみも増えることもおすすめのポイントです。栄養価の高い野菜を安い時期にたくさん活用して、食費を上手に節約しましょう。