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効率よく貯金していこう!銀行口座を使い分けるコツとは?

効率よく貯金していこう!銀行口座を使い分けるコツとは?

私たちの生活にとって、銀行はなくてはならないものです。普段何気なく使っている銀行口座の使い方を見直すことで、お金を効率よく貯めていくことができます。口座の選び方や使い方のコツについて見ていきましょう。

私たちの生活にとって、銀行はなくてはならないものです。普段何気なく使っている銀行口座の使い方を見直すことで、お金を効率よく貯めていくことができます。口座の選び方や使い方のコツについて見ていきましょう。

効率よく貯金するには銀行口座を使い分けてみよう!

日々暮らしていくためには、銀行口座は欠かせないものです。給料が振込されるための銀行口座の他、クレジットカードや生活に必要な費用、ローンの引き落としをはじめとして、さまざまな目的でお金がかかります。

日々暮らしていくためには、銀行口座は欠かせないものです。給料が振込されるための銀行口座の他、クレジットカードや生活に必要な費用、ローンの引き落としをはじめとして、さまざまな目的でお金がかかります。

さらに貯金することも必要ですので、目的によって銀行口座を使い分けている、という方も多いかもしれません。

効率よくお金を貯めるには、銀行口座を使い分けることがコツです。銀行口座は、3種類に絞り込むのが良いと言われています。

3種類の銀行口座に分ける意味とは?

口座を使い分けていると言っても、用途ごとに銀行口座を用意するとなると、分散されすぎてしまって、全部でどこにどれだけ貯金があるのか、把握しづらくなります。また、それぞれの口座の通帳をチェックしないといけなくなるため、手間もかかります。

さらに口座をたくさん作ると、存在を忘れてしまう口座も出てくるかもしれません。3種類に絞り込むのが、管理がしやすい数だと言えるのです。

3つの口座の使い分け方法とは?

3種類の口座は、それぞれを「使う用の口座」「緊急出費用の口座」、そして「貯金専用口座」と分けるのがおすすめです。どのように使い分けていくのか、方法や口座の選び方について見ていきましょう。

「使う用の口座」

まず最初が、使うための銀行口座です。もっとも使う頻度が高い、メインの口座であり、お金の出入りを管理するのための基本口座となります。

使う用の口座は、給料などメインの収入の振込先、そして日常的な支出の引き落とし口座として使います。

家賃やローンなどの住居費や、光熱費や通信費などの固定費、食費や日用品などの日々必要となる流動費、そして家族のお小遣いなど、月々に必要な出費はここから捻出するようにします。

「使う用の口座」

頻繁に出し入れを行う口座ですので、いつでも引き出せる普通預金口座に入れておきます。勤務先や自宅の近く、良く立ち寄る場所に銀行の本支店やATMが設置されていて、利便性が高い銀行の口座を選ぶようにするのがおすすめです。

またATMの設置場所の他にも、ATMでかかる手数料もチェックしておきます。同じ銀行のATMでも手数料が常に無料というところは少ないと言えます。土曜祝日の利用に加えて、早朝や夕方以降の利用は時間外となるため、手数料がかかるところが多いです。

自分が使う場所や時間帯を考えて、引き出しや預け入れに手数料がなるべくかからないところを選ぶのもポイントだと言えます。

「緊急出費用の口座」

2つ目の「緊急出費用の口座」は、日々の暮らしの中で、突然必要とされる出費のために備えておくための口座です。

予備費、イベントのための口座と呼んでいる人もいます。冠婚葬祭や、病気やケガ、大型家電が故障して急遽買い替えになってしまった、そして災害などは、予想できないことですし、出費もそれなりにかかってしまいます。

日ごろから、もしもの時のために、緊急出費用の銀行口座に貯めておけば、もし何かあっても、すぐ引き出して使うことができるので心強いものとなります。

また突然ではありませんが、年に1度程度、もしくは不定期に必要で、ある程度大きな金額の出費もあります。固定資産税や年払いの保険、帰省のための費用などが該当します。毎月の決まった金額の出費ではないので使う用ではなく、この口座にまとめておくと、請求書やお知らせが来て慌てる必要がなくなります。

緊急出費用の口座を貯めるコツとしては、一定の金額を目標にしておき、ボーナスが出た時や臨時収入があったにまとめて貯金しておく、毎月コツコツと決まった額を積立貯金をしておくなど、ルールを決めておくことがあります。

たとえば遠方でお葬式があって緊急出費用から引き出して使ったら、使った金額は後で必ず補填して、一定の金額のキープを心がけることも大切です。

緊急出費用口座にはどのくらい金額が必要?

緊急出費用口座に貯めておく金額は、世帯やライフスタイル、状況によっても異なりますので、一概には言えません。目安としては、まったく収入が入ってこない場合を見越して、1ヶ月にかかる生活費の3か月から半年分ほどが良いとされています。

子どもがいるご家庭は、緊急の際にそなえて多めに貯金をしておきましょう。単身世帯や、お子さんがいない夫婦だけの世帯で、どのくらい貯めておけば良いか分からないという場合には、まずは10万円程度を目標としておき、状況に合わせて徐々に増やしていきましょう。

緊急出費用の口座の預け先はどこが良い?

緊急出費用口座は、緊急事態が起こった時にすぐ引き出せるところに預けておかないと、いざとなってもお金を用意できず困ってしまいます。

そのためには、普通預金や定期預金に預けるのが良いのですが、気軽に引き出せるような口座に預けておくと、生活費が足りなくなった、レジャーや外食などで使いたくなった時などに、つい引き出してしまって、なかなか貯まっていないといったことも考えられます。

使ってしまう心配がある場合には、銀行の口座ではなく、すぐには引き出せないものの、ある程度流動性がある、証券口座に入れておくことも検討しておきましょう。

緊急事態が起こったら?

緊急時の中でも、特に気を付けたいことは災害時です。いつもはクレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレスで支払っているので、現金を持ち歩いていないという人もいらっしゃると思います。

しかし、災害が起きると電気が止まり、キャッシュレスで支払えない事態も想定されます。停電するとATMも使えなくなります。買いたいものがあっても、お金は口座にはあるのに、何も買えないことになるかもしれません。

万が一緊急事態が発生したら、できるだけ早めに当座の生活に必要なお金を準備しておきましょう。

「貯金専用口座」

最後が「貯金専用口座」です。

子どもの教育費用や、将来の老後資金など、いずれ必要となるお金を貯金する専用の口座です。

勤務先に財形貯蓄制度、社内の預金制度があれば、できるだけ利用をするのがおすすめです。申し込んでおけば、給与から自動的に天引きとなり、その残りが支給されるので、残りで生活をやり繰りすることになります。

給料日に自分でお金を仕分けして、他の口座へ振り込むといった手間が一切かからないことと、すぐには引き出すことができないので、貯金が苦手という人でもスムーズに貯めていくことができます。

制度がない会社や自営などであれば、給料や入金があった日など、決まった金額を自動的に定期口座に振替して、積立てしていく、銀行の自動積立サービスを利用すると、財形と同じように給料から貯金を引いた分が口座に残るので、残金で家計をやり繰りするようになり、お金を自動で貯めることができます。

貯金をするのに理想とされる金額は、緊急用と同じく世帯によって異なりますが、手取りの10%以上を貯金用口座に貯めておくのが良いとされます。

貯金専用口座の預け先はどこが良い?

貯金専用口座で貯めるコツは、敢えて、簡単に引き出すことができない口座を選ぶことです。目標となる金額や使途によって選ぶようにします。

・使う用口座と同じ銀行の定期預金
決まった金額を自動で振り替えて、積立をしていくサービスを利用するためには、メインと同じ銀行口座間で行う必要があります。

・ネット専業の定期預金
金利が少しでも高いところに預けたいと考える場合、インターネットのみで店舗を持たないネット専業銀行を選ぶことも検討しましょう。メガバンクと呼ばれる大手銀行口座における普通預金の利息は、0.001%ほどです。たとえ100万円を預けたとしても、利息は10円で、さらに2割以上が課税されてしまいます。

ネット専業銀行や、銀行のネット専用支店の定期預金であればキャンペーンなどで、もう少し高い利息を設定しているところがあります。

すぐ引き出せない定期預金にしたい、少しでも高い利息が良い場合には、ネット専業銀行などの利用も検討しましょう。

・証券会社の口座
貯金専用口座と同時に証券口座を作ることで、投資をすることによって貯金の運用をすることもできるようになります。

ネット専業銀行などは同じグループの証券会社と連動していることも多く、証券会社に口座を開設すると、金利の優遇を受けられることもあります。定期預金以外にも、投資信託や債券などを組み合わせることも視野に入れてみましょう。

投資で運用をする際には、リスクも伴ってきます。貯金口座にあるお金をすべて使うのではなく、定期預金などがある程度予定通りに貯まったなどで余裕があるお金や、老後資金など、すぐに使わない長期的な目的の資金で行うようにすることがポイントです。

銀行口座を上手に使い分けるために知っておきたい注意ポイントとは?

銀行口座を使う際に、気を付けておきたいポイントについても見ていきましょう。

現金を引き出す回数を決めておく

使う口座の出し入れをする場合、引き出す回数を決めておきましょう。できれば月に1、2回程度に抑えておきたいところです。まとまった金額を引き出すことで、家計が把握しやすくなります。不足した分を慌てて引き落として、手数料がかかったという事態も防げます。

ATMを使った階数を把握する

銀行や、持っている口座の条件によっては、月々のATM手数料が無料となる回数が決められていることもあります。気が付いたら回数を超えていて、手数料を取られていたことがないように、回数はきちんと把握しておきましょう。

銀行口座を3つに絞り込んで効率よく貯金しよう

「使う用」「緊急出費用」「貯金専用」という、3つの銀行口座を使い分けて、上手に使うことで、お金が貯まりやすくなります。自分の生活に合った銀行を選び、口座の種類などを選ぶことで、効率的に貯金を増やしていきましょう。

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