
利回りが10パーセント珍しくない外国債券の魅力をご紹介します!
外国債券とは、債券を発行している大本や通貨が日本ではなく海外にある債券です。この外国債券が、新型コロナウイルスで混乱に陥っている日本の中で非常に人気があるみたいです。なぜ人気があるのでしょうか?気になったので調べてきました。
外国債券投資の魅力とは?
金利が高い
投資において、利回りの大きさは最も重要なポイントだと言えますので、同じ金額を投資するのであれば、国内債券よりも外国債券の方が増やすことができるのです。
日本は年利0.1パーセントくらいを行き来していますが、お隣のアメリカでは年利0.25パーセントと日本よりも2.5倍の金利となっています。中国に至っては年利4.35パーセントですので、比べることもおこがましいと言えるかも知れません。また、他の国では、年利が10パーセント以上のものもありますので、非常に魅力的です。
安全性が高い
そのため、一口だけ投資するといっても、すでに複数の国の債券を購入したことになります。
投資先を分散するのは、投資において最も効果的なリスクコントロール方法になりますので、外国債券投資に挑戦するだけで、意識せずにリスクを軽減することができるのです。
外国債券投資のリスクとは?
外国債券投資のリスクの中には、非常に細かいものもありますが、今回は絶対に覚えていなければいけない2つの外国債券投資のリスクをご紹介していきます。
為替変動リスク
外国債券を購入した時よりも円安になっていれば利益が増加しますし、円高になっていれば利益が縮小することになります。特に2020年から続く新型コロナウイルスの影響によって、世界情勢が不安定になっているような時には、円高になる傾向が強くなりますので、為替変動リスクは高くなってしまいます。
信用リスク
外国債券を発行している大本の財務状況が著しく悪化してしまった場合には、利息や償還金の支払い時期が遅れてしまったり、最悪の場合には、デフォルトになってしまったりしたせいで、利息や償還金が支払われない可能性があります。このようなリスクのことを信用リスクといいます。
外国債券投資にチャレンジする時には、それぞれの外国債券の格付け機関によって信用リスクが数値化されています。外国債券の銘柄もハイリスクなものはリターンも大きくなっておりますので、格付け内容を参考に検討する必要があります。
外国債券投資はリスクと利益のバランスに注目しよう
また、リスクが高い分、国内の債券ではありえないような金利の商品もあります。リスクと利益のバランスに注目しつつ、適切な銘柄を選ぶようにしましょう。