
ボーナスの使い道は?平均額や具体的な使い方など有効活用方法を紹介!
あなたはボーナスを支給されたときに、何に使っていますか?自分へのご褒美に使う人もいれば、将来に備えて貯蓄する人など様々いると思います。しかし、あなたが使おうと考えているものを買う前に、周りの方は何に使っているのかを把握した上で、必要最低限でボーナスの使用を抑えることができるかもしれません。
ここでは、ボーナスの平均額や具体的に何にボーナスを使っているのかを詳しくまとめました。他の人がどのように使っているのかを参考にし、将来笑って過ごせる生活に備えてみませんか?
ここでは、ボーナスの平均額や具体的に何にボーナスを使っているのかを詳しくまとめました。他の人がどのように使っているのかを参考にし、将来笑って過ごせる生活に備えてみませんか?
みんなのボーナスの使い道は?
そこで、みんなは何に使っているのか2020年の夏のボーナスについて、株式会社ロイヤリティマーケティングが実施した調査があります。調査内容を見てみると、1位は7年連続「貯金」の35.6%、2位は旅行で8.6%でした。
使い道としては貯金に回す方が圧倒的に多い結果となりました。友人の結婚式や病気によって多くのお金が出ることに備えて蓄えているのでしょうか。
いざというときに使えるお金があると、心にも余裕が出てきますよね。その他には何に使う方が多いのか他の調査内容と照らし合わせて見てみましょう。
将来のために貯金
第41回Ponta消費意識調査によると
・支給額の75%以上を33.5%
・50~75%は26.5%
・20~50%未満は27.5%
という結果が出ています。多くの人は、支給額の75%以上を貯蓄に回す結果となっています。
ちなみに2019年に同じアンケートをとったものでも、57.3%がボーナスの半分以上を貯蓄に回す結果が出ています。
生活費の補填やローンの支払い
ボーナス頼りにローンの支払いや生活費の補填も気をつけなければいけないことがわかる調査結果でした。
欲しかったものや趣味に使う人も
普段購入を抑えている状態を開放することで、ストレス発散をしているという心理もあるので、仕方がないのではないでしょうか。
ボーナスの平均額は?
職種により変動はありますが、厚生労働省が出した調査だと、2019年の夏季のボーナス平均額は38万1,520円でした。厚生労働省による毎月勤労統計調査の平成30年2月分結果速報では、冬季のボーナス平均額は38万654円でした。
ボーナスに関する法律はなく、各企業が独自に規定を定めているため、支給の有無や算出方法は異なります。社会に出てある程度ボーナスを受けた方はわかるところもありますが、新社会人の方で気になるところは
・新入社員の夏のボーナスはどれくらいなのか
・ボーナスは増やすことはできるのか
・有効活用する方法はあるのか
という部分などではないでしょうか。それぞれ具体的に見てみましょう。
新入社員の夏のボーナスは寸志が多い
新入社員で寸志が多い理由は、ボーナスは半年間なの査定期間をもとに支給金額が決定するため、ボーナスが支給される6月時点で入社して2ヶ月程度の新入社員では、査定期間が足らず支給基準に満たしていないためです。
また企業によっては夏のボーナスはなく、冬が初めてのボーナスというところもあります。夏は寸志で、冬はどれくらいもらえるのでしょうか?
夏冬支給、月給4ヶ月分をもらえる企業の場合ならば、新入社員の冬のボーナスは給料の2ヶ月分ほどでしょう。入社して3~6ヶ月の試用期間があるところでは、冬のボーナスは夏より多いか、満額支給になる可能性はありそうです。
ボーナスの平均支給額は何ヶ月分?
令和元年の夏季生老の支給状況を表にまとめました。
産業 | ボーナス平均支給額 | 前年比 |
---|---|---|
鉱業・採石 | 57万5,709円 | 23.8% |
建設 | 51万3,611円 | -2.0% |
製造 | 51万5,779円 | -1.1% |
電気・ガス | 77万9,700円 | 5.7% |
情報通信 | 67万9,098円 | -2.0% |
運輸・郵便 | 36万7,721円 | -5.3% |
卸売・小売 | 33万9,683円 | -1.1% |
金融・保険 | 60万7,594円 | 10.0% |
不動産・物品賃貸 | 44万7,396円 | 11.3% |
学術研究 | 66万402円 | 4.2% |
飲食・サービス | 6万2,688円 | -10.4% |
生活関連サービス | 15万9,473円 | -1.6% |
教育・学習支援 | 50万5,637円 | -1.5% |
医療・福祉 | 27万6,147円 | 2.2% |
複合サービス | 42万9,742円 | -3.8% |
その他のサービス | 20万8,834% | -3.7% |
業界全体16業種で見てみると、前年に比べ黒字になっているのは
・鉱業、採石
・電気ガス
・金融、保険
・不動産、物品賃貸
・学術研究
・医療、福祉
の6業種でした。
公務員の平均支給額について調べてみると、2021年夏のボーナスは「66万1,100円」、2020年冬のボーナスは「65万3,600円」でした。民間と比べると、安定的に支給されています。
ボーナスは増やせるの?
投資信託の特徴は
・少額
・分散
・積立
の3つです。
投資信託は運用会社のプロが、日本や海外の株式・債券などを分散して投資をした結果、得た利益を投資額に応じて投資者に分配する仕組みです。運用に対する知識がなくてもでき、少額から始めることができるので安心してお願いできるのがいいですよね。
投資信託の他にも5,000円から始められる老後に向けた資産形成「iDeCo」もあります。iDeCoの特徴は、掛金が全額所得控除になり、年末調整で所得控除の申請ができることです。
このようにボーナスを投資信託やiDeCoに投資して、お金を増やす方は多くいるので、気になる方は一度目を通してみてはいかがでしょうか。
ボーナスを有効活用する方法
ここからはボーナスの有効活用する方法を紹介します。
親やお世話になった人に贈り物をする
プレゼントは形に残るものでもいいし、旅行や一緒に食事をするのもいいですよね。
一部は貯蓄に回す
普段の生活において急な出費というのはつきもの。いざというときの出費に備えて、普段の生活費の3ヶ月分を貯蓄に回しておくと、心の余裕もでき安心して暮らせるのではないでしょうか。
一部は投資に回す
投資信託やiDeCoの他にチャレンジしてみたい投資についての統計がありました。
・株式
・債券
・保険
・FX、仮想通貨
参照:オリックス銀行
これらを将来ボーナスの一部を使って挑戦してみたいという声がありました。コロナでの影響による今後の生活や老後2,000万円問題もあることから、ボーナスの一部を利用して投資にチャレンジをし、老後の生活に備えるのも大事なことですよね。
一部は自己投資
自己投資とは自己啓発のことを指しますが、正社員と非正社員で自己啓発をしている人の割合を表す図があります。
具体的にやっている内容はというと
また最近だと、在宅ワークが増えたことから副業に取り組む人も増えてきています。本業でのスキルとは別に、将来を見据えて違う分野での副業(ブログやFX等)に取り組むにあたり、コンサルを受けるために自己投資をしている方もいます。
このように本業での自己スキルを上げるためだったり、副業での新たなスキルを獲得するために自己投資をする目的で、ボーナスの一部を使うのもいいのではないでしょうか。
一言でいうと将来の自分への投資ですね。
一部は自分へのご褒美
ご褒美を買うために日頃の仕事を頑張るという目標をたてるだけでもモチベーションが上がります。
ボーナスを有効的に活用しましょう!
ボーナスの平均額は業種によって偏りがありますが、統計で活用方法を見てみると、貯蓄に回す人が7年連続1位でした。貯蓄に回すのも大事なことですが、将来を見据えて投資や自己啓発に回すの一つの手ではないか?というお話をさせていただきました。
人それぞれ使い道は自由ですが、将来自分たちが笑って過ごせるようにボーナスを有効的に活用していきたいですね!