
マイナス金利は銀行にどんな影響を与えるのか?
マイナス金利は民間人よりも金融機関に大きな影響を与えてしまう政策です。
今回はマイナス金利が銀行に与える影響に関して紹介していきましょう。
銀行は完全無欠ではなく、状況によっては潰れてしまうものでもあるのです。
銀行は完全無欠ではなく、状況によっては潰れてしまうものでもあるのです。
マイナス金利が銀行に及ぼす影響は?
民間人は銀行のことはあまり分からないので「マイナス金利って言葉は聞いたことあるけど、他は知らない」という人も多いと思います。
実は私もそうでしたしね…。
運用商品の利回りが下がる
これまでは特に問題がなかった利回りでも、マイナス金利によって利回りが下がったという意見もあります。そのため、運用商品をしたくても利回りが悪くなったことで出来なくなったという人もいます。
銀行の金利収入が激減
これまで得ていた金利が突然ないに等しい状態になってしまったからです。
貸し渋りが起こりえる
貸し渋りになってしまうと、本来であれば融資を受けられる人も受けられなくなるというものです。全国的に多いとは言いませんが、貸し渋りによる問題などが表に出てきている銀行もありましたよね。
マイナス金利で銀行の収益はどうなった?
収益悪化
2021年で5年経ちますが、いまだにマイナス金利を打ち止められない状態です。
地方銀行は経営が厳しくなった
ただでさえ、預貯金の利息はほとんどないため貯金をしないという選択肢をする人もいます。お金を持っている人が預貯金をしないことで、余計に銀行のお金がなくなっていくのです。
新型コロナウイルスの影響もある
景気自体が回復したわけではありませんが、新型コロナウイルスの影響で更に景気が悪くなってしまい、悪循環の沼にハマってしまっていると言ってもいいでしょう。
マイナス金利は銀行に大きな影響を与えている
このまま景気が回復しないのであれば、更なる厳しい政策が打ち出される可能性もあります。まさに一寸先は闇という状態になっていると言ってもいいでしょう。
金利上昇のためには新型コロナウイルスの終息が必要不可欠になります。
そのため、まだ終息の兆しが見えていない現段階では金利上昇は夢のまた夢と言っても過言ではありません。
金利上昇のためにも新型コロナウイルスの終息を願うばかりですね。