
通帳の上手な使い方!家計管理におすすめなアイデアをご紹介
家計管理の基本と言える家計簿は、意外と難しく続けづらいという人もいるでしょう。家計簿の代わりとして、有効活用したいのが銀行の通帳です。通帳活用のアイデアについて、ご紹介いたします。
家計管理に通帳を有効活用しよう!
家計を引き締めなければ、お金の管理をしようと思ったら、まずは家計簿を買って付ける事を思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし、家計簿を付けるという作業は、手間もかかるため意外と大変です。家計簿に向いていない人もいます。仕事や家事など、毎日やることに追われてなかなか続かない、ということもあるでしょう。
誰もが持っている通帳を活用することで、家計管理をすることもできます。通帳を上手に活用するアイデアについてご紹介いたします。
家計管理の基本とは?
節約をしているはずなのに貯金ができない、という場合、お金の出入りが分かっていないことが原因のひとつです。
家計を見直すのには、必ずしも家計簿を付ける必要はありません。「どれだけ収入があるのか、どれだけ使っているのか」というお金の出入りを把握して、バランスをチェックすることがとても大切なのです。
家計簿として通帳を利用する方法
お金の出入りは、通帳を利用することで、簡単に知ることができます。
通帳には、給与振り込みなどの収入、公共料金や光熱費、保険料などの料金の口座引き落とし、クレジットカードの引き落とし分が、すべて記載されています。そのため、お金の出入りが分かる家計簿代わりになるのです。
すべての通帳をじっくり見る
持っている銀行口座の数は人によって違います。収入も支出も全部ひとつの口座にしている人もいれば、引き落とし口座がバラバラという人もいます。
貯金用口座がある、給与振り込みのために口座を開設したなど、人によって口座の数はいろいろです。
まずは、今持っている銀行の通帳をすべて並べて、見てみましょう。ネット通帳の場合は印刷をしてみます。持っている通帳は全部記帳しておきましょう。
通帳から分かること
通帳を準備したら、通帳の1年分くらいの記載をチェックしていきます。
計算をすることで収入はどのくらいか、それに対して支出はどのくらいあるかを計算することができます。赤字なのか黒字なのか、貯金はどのくらいあるのかが把握でき、家計管理につなげることができます。
細かい出費をチェック
通帳を見ることで、細かい出費にも気が付くことができます。
よく見てみると、貯金用通帳なのに途中で引き出している、マイナスになっていて利息が取られている、ATMで引き落としたら手数料を取られている、解約を忘れていた年会費が引き落とされているといったことが分かります。
特に注意したいのは、ATMの手数料です。コンビニATMはとても便利ですが、銀行によっては引き出しに手数料がかかります。
同じ銀行でも、時間外手数料がかかったり、無料で引き出せる回数が決められていて、上限を超えていることに気付かず引き出していた、ということもあります。
通帳を使った家計管理のコツとは?
それでは、通帳を使った家計管理をする、すぐできるコツについてみていきましょう。
記帳をする日を決める
月に1度は、通帳に記帳する日を設けて、必ず通帳をチェックする習慣を付けましょう。記帳をすることで、お金の出入りを目で確認することができます。給料日や引き落とし日など、決まった日を決めておけば習慣づけしやすいです。
カードがあれば引き出しはできるため、通帳は持ち歩かないことが多いかもしれません。ただ、ずっと記帳をしないままでいると、まとめて合算した金額のみが記入され、いついくら引き出したのか分からなくなってしまいます。
ネット銀行でも、ある程度の期間が経過すると、確認できないこともありますので、定期的に確認をすることが大切です。
通帳にメモをする
記帳したら、どういった用途で引き出したかメモをしておきましょう。ネット銀行によっては、明細に書き込めるようになっています。
そして、先月・先々月の同じ日と比べてみて、残高が増えているのか、減っているのかによっても使いすぎが分かり、自分のお金の使い方が分かります。
通帳を用途別に分ける
引き落としがバラバラの場合は、できれば一つの口座にまとめておきましょう。そうすることでさらに見やすくなります。
また、給与振り込み口座や、固定費の引き落としなども一つの口座にした上で、別に貯金用口座を作りましょう。複数の口座に分けることで、貯めやすくなります。
通帳を上手に活用して家計管理に役立てよう
いかがでしたでしょうか。銀行の通帳をチェックすることで、収入と支出がひとめでわかります。そのため、簡単な家計簿として活用することができます。インターネットのWEB明細も同様です。通帳はあまり使わないからいつもカードで下ろしているという人も、まずは記帳をすることからはじめてみましょう。