タスマガジン|副業を頑張る人のお金の情報マガジン

メタバースとは?関連企業に投資する方法やNFTとの関係性などを解説

メタバースとは?関連企業に投資する方法やNFTとの関係性などを解説

メタバースとよく聞くけど、実際よくわからない人も多いのではないでしょうか。注目度の高いメタバースを知っておくことは、投資に関わるチャンスにもなります。 Facebookの社名変更の話題でも注目されるメタバースの特徴や投資方法などについて、解説していきます。

メタバースとよく聞くけど、実際よくわからない人も多いのではないでしょうか。注目度の高いメタバースを知っておくことは、投資に関わるチャンスにもなります。

Facebookの社名変更の話題でも注目されるメタバースの特徴や投資方法などについて、解説していきます。

メタバースの特徴とは

メタバースとは、3Dの仮想空間のことでインターネット上のバーチャルな世界のことを言います。ゲームのようなものだと思うかもしれませんが、ゲームのようにシナリオが用意されているわけではなく、リアルな世界と同じように活動をします。

メタバースの特徴について、みていきましょう。

世界中が同じ空間で行う

メタバースでは、ユーザーがアバターを作り仮想空間の中で活動していくことになります。アバターが他のユーザーとコミュニケーションを取ったり、メタバースの中で楽しむことができます。オンラインゲームと同じことだと思いがちですが、まったく別のものです。

メタバースは、リアルな世界が仮想空間にあると考えるとわかりやすいかもしれません。いつでも誰でも自由にバーチャルな空間で活動することができます。現実の世界では国境がありますが、メタバースにはありません。

世界中の人々が同じ空間で、同じ条件で交流することができます。国による物価の差や政治などの影響がないため、すべての人が参加することができることが特徴です。

NFTのアイテムを売買

メタバースの世界にあるアイテムなどのほとんどは、NFTとなっています。NFTとは、代替不可能なトークンのことでデータが唯一無二の存在となります。ゲームの中にあるアイテムなどをメタバースやNFTマーケットプレイスで売買することができるのです。

以前はメタバースゲーム内通貨でのやり取りは可能でしたが、それ以外のやりとりはできませんでした。そのため、サービス終了とともにアイテムを消失させられ、コピーされてしまうこともありました。

NFTでは、仮想通貨や法定通貨で取引きすることができます。現在は、仮想空間の中で土地やアイテムの売買を行うことができるため、収益化することも可能です。

Facebookも力を入れている

多くの人が驚き話題となった、Facebookの社名変更は記憶にある人も多いのではないでしょうか。2021年10月28日CEOであるマーク・ザッカーバーグ氏が、メタバースの開発に力を入れることを公言し、社名をメタに変更したと発表しました。

Facebookという社名でありながらも、実はFacebookは事業の一部であるため変更したと言っています。独自のメタバースは、ホライゾン・ワークルームというものですでにサービスが開始されています。

ブロックチェーンに精通するFacebookは、メタバースや仮想通貨などに力を入れていく姿勢が感じられるため、今後の成長が期待できると言えるでしょう。

メタバース関連銘柄

メタバース関連企業に投資をする場合、証券会社から購入することになります。そのため、証券会社の口座を開設する必要があります。国内の場合なら楽天証券などネット証券を利用し、海外銘柄に投資をするならマネックスやIG証券などの利用が便利だと言えます。

メタバース関連企業の注目銘柄について、みていきましょう。

メタ

メタは、Facebookの新しい社名です。メタバースを連想させる名前を付けるだけあって、メタバースへの注力はかなり強いと言えます。1兆ドル以上のビジネスチャンスがあると、マーク・ザッカーバーグ氏は言っています。

メタはホライゾンワークスをプラットフォームにして、人々が集まり繋がりを持ち生活していく経済圏を目的としているのです。コントローラーを使用せずにアバターを動かす機能など、最先端の事業が特徴で今後楽しみな企業です。

いつか、次世代型のSNSが生まれる可能性や、仮想空間の中での経済活動などまるで近未来のような世界に導いてくれるのかもしれません。

グリー

ソーシャルゲームのプラットフォーム「グリー」も、2021年8月よりメタバースに参入しています。グリーの子会社である「REALITY」がメタバースの事業を中心に行っていくことになっています。新しくエンジニアを大量雇用するなど大きく投資していることが特徴です。

投資総額は100億円と言われていて、かなりの金額であることがわかります。グリーは以前に、バーチャル配信アプリも手掛けた経験があるため、メタバースの事業も期待できると言えるでしょう。世界中に向けたゲームサービスなどが展開されていくことになります。

ソニー

電子機器のソニーが関わるメタバース事業は、プレイステーションやVR機器などの開発を行っています。オンラインゲーム「フォートナイト」を手掛けるEpic Gamesに多額の出資を行っていることも知られています。

ソニーは、音楽やゲームなどの業界に強いためメタバース事業に関する分野とつながることが容易です。VR機器開発だけでなく、音楽やゲームなど幅広くメタバースとコネクトをしていく有力な企業だと言えます。

NFTゲームをメタバースで利用する

NFTは、メタバースでどのように使われているのかというと、ゲームのアイテムなどがNFTになっています。NFTになることで、メタバースやNFTマーケットプレイスでやり取りができるようになるわけです。

具体的にどんなゲームでメタバースがNFT利用されているのか、みていきましょう。

TheSandbox(ザ・サンドボックス)

TheSandboxは、イーサリアムをブロックチェーンとするNFTゲームです。仮想空間であるメタバースで自由に行動します。キャラクターを作成し、サンドボックス内を自由に動き謎解きをし、アイテムを集める内容です。自作のゲームなども作れます。

集めたアイテムや作成したアイテムなどはNFTとして、NFTマーケットで取り扱うことができます。TheSandboxの中でも、土地は限りがあるため高値で売買されることもあるので、売却せずに貸し出しをして収入を得るなど、まるで現実の世界のようで面白いのです。

TheSandboxの仮想通貨であるサンドは、2021年に入ってから急騰しています。TheSandboxユーザーの増加、NFTの成長や通貨サンドの取扱所が増えたことなどを考えると、大きく成長することが期待できます。

Enjin Craft(エンジンクラフト)

Enjin Craftは、人気ゲームマインクラフトのサーバーをブロックチェーンと統合することで、マインクラフトをブロックチェーン上でプレイすることができます。これにより、マインクラフトでアイテムをNFTとして作成することができるのです。

ユーザー数の多いマインクラフトは、既に潜在顧客が多くいるためEnjin Craftを利用した仮想通貨の動きに期待が集まっています。マインクラフトでも土地や建築物がNFTとなることで、高値で売買されることが収益化につながります。

Decentraland(ディセントラランド)

DecentralandもイーサリアムをプラットフォームとするNFTゲームです。ゲーム内容は、サンドボックスと似ていて、ゲームの中でアイテムを集めたり建築をしたりします。違いは、サンドボックスがボクセルですがDecentralandは、CGとなっています。

サンドボックスやマインクラフト同様に、ブロックチェーンがある限りアイテムや土地などは唯一無二のものとなり、NFTマーケットプレイスで売買可能です。Decentralandの仮想通貨マナは、2021年張る頃からNFTの成長とともに急騰しています。

Decentralandの方向性は、NFTゲームだけでなく他の企業との提携も進めていることが特徴です。新たなポジティブな方向に向けていることが、多くの投資家に注目されることになると言えます。

メタバースの投資方法

メタバースの投資方法は、仮想空間でできることと現実の世界でできることがあります。仮想空間と現実の世界がどのように異なり、どうやって投資をすればいいのか混乱してしまう人もいるのではないでしょうか。

メタバースの投資方法について、みていきましょう。

メタバースの事業をしている企業に投資する

メタバースの投資方法ひとつめは、メタバース関連の事業を行っている企業に投資をする方法です。メタバース関連事業には、サービスの開発、半導体などのソフトウェア開発に関するインフラを行う企業などもあります。

先程上げた、メタやソニーなどもその一部で、マイクロソフトやアドビなどもメタバース関連事業を行っています。ゲーム開発やハードウェアで必要な事業が多く、今後伸びていく分野を扱う企業が増えているのです。

メタバースの事業をしている会社に投資をする場合は、証券会社から購入することができます。メタバースに特化したETFのMETAへの投資なら、メタバース関連事業を行う米国の企業をまとめて50社に投資することが可能です。日本の証券会社では扱っていないので、外資系のIG証券だけが取り扱っています。

仮想通貨に投資する

メタバース内で使われている仮想通貨に投資をする方法もあります。たとえば、ゲームのザ・サンドボックスで使われている仮想通貨サンドは、NET技術を使って土地を購入したり貸し出しをしたりできるオープンワールド型ブロックチェーンです。

イーサリアムの仮想通貨ETHは、コインチェックなど国内の取引所でも扱っていますが、サンドを取り扱っている取扱所は、国内ではまだなく海外ではBinanceなどで扱っています。そのため、海外取引所に送金をしてから通貨にチェンジする必要があるのです。

銘柄1つずつ投資していくのは大変だという場合は、インデックス型のトークンMVIに投資するのも手です。慣れるまでは大変かもしれませんが、メタバース関連の15銘柄に投資することが可能なので便利と言えます。

メタバース内で土地を購入する

仮想空間の中で行う投資方法には、メタバースのバーチャル空間で土地を所有して不動産を行う方法があります。NFTの技術で土地を売買したり、貸し出したりすることができるので現実の不動産のように動かすことができるのです。

収益が出た場合トークンを得ることができます。自分が持つ土地は自分の所有物となるので、売却や貸し出しをすることができるわけです。仮想空間の土地が実際に投資の対象になるとは、考えづらいかもしれませんが実際にスクウェア・エニックスやコインチェックなども所有しています。

投資の方法は、仮想通貨を購入してゲームの中で土地を売買して不動産の収入を得ていくことになります。そして、最近世界初のファンド「メタバース不動産投資信託(REIT)」も登場していて益々盛り上がるでしょう。

メタバースの今後とは

注目が集まるメタバースですが、まだまだ成長過程の途中ということもあり、今後の開発が楽しみなところです。メタバースが発展していくことは、より現実の世界の中で身近になってくることもあります。

メタバースの発展によって今後どんなことが予測されるのかについて、みていきましょう。

多くの企業が参入している

Facebookのマーク・ザッカーバーグ氏が言ったように、今後メタバースの世界は大きく成長し大きなマーケットとなると考えられています。そのため、さまざまな企業がメタバースに参入しはじめています。

ソフトウエアやゲーム開発、VR機械といった分野だけでなくファッション業界なども参入しているのです。なぜかと言うと、アバターのファッションアイテムをラグジュアリーブランドがNET化して販売を行っています。

このように、今まで考えられなかったチャンスが多くあるため、さまざまな分野の企業がメタバース事業に参入してくると考えられています。

投資家たちも注目している

メタバースは、既に世界中の投資家たちから注目を集めています。NFTの盛り上がりやブロックチェーンなどはもちろんですが、メタバース開発プロジェクトや企業などのファンドに投資する投資家たちもいるのです。

そのため、投資家たちが投資することによりプロジェクトへの資金が巡ることになり、益々メタバースの発展が期待できることになります。日本以上に海外では、かなりの投資家が動いています。

ブロックチェーン相互性の可能性

現在のブロックチェーンには、相互性がありません。イーサリアムやビットコインなどさまざまなブロックチェーンはあるものの、相互性がないため現在ブロックチェーンの相互性のためにハブを作ろうとする動きが出ています。

今後ブロックチェーンに相互性ができてくれば、仮想空間社会が大きく成長することが予測されます。ブロックチェーンとNFTを利用したメタバースは、今後将来性を感じることができるでしょう。

将来が期待されるメタバースを利用した投資をはじめてみよう

メタバースの特徴や投資の方法などについて解説しました。まだまだ成長過程のメタバースですが、2021年に入り世界中の人が注目し投資をはじめています。新たな社会のツールというだけでなく、幅広い分野でメタバースが活用されることが予想できます。

これからが楽しみな将来性を感じるメタバースを利用して、賢く投資をはじめてみましょう。

TOP