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カードローンの利用に向いている人と向いていない人の違いとは?

カードローンの利用に向いている人と向いていない人の違いとは?

カードローンは手持ちの現金が足りない時などに便利な融資サービスです。カードローンのシステムやメリット、デメリットなどを知っておきましょう。カードローンを利用するのに向いている人と向いていない人についても見ていきましょう。

カードローンは手持ちの現金が足りない時などに便利な融資サービスです。カードローンのシステムやメリット、デメリットなどを知っておきましょう。カードローンを利用するのに向いている人と向いていない人についても見ていきましょう。

カードローンとは?

カードローンとは、個人に向けて少額の融資をする、銀行などが行っているサービスです。担保や保証人を立てる必要がないことが多く、気軽に借り入れができるのが大きな特徴です。

カードローンを利用するメリット

カードローンを利用するには、どういったメリットがあるのでしょうか。それぞれについて見ていきましょう。

入会費や年会費がかからない

カードローンのカードは、ほとんどの会社で、発行するための費用や入会費、年会費といった手数料はかかりません。クレジットカードの場合は、入会費や年会費などがかかるものもあります。カードを持っているのにお金がかからないのは嬉しいポイントです。

新規で急いでいる時でも借りられる

キャッシングのためにクレジットカードを作成する場合、審査を経てカードが手元に数日から数週間かかることも多いです。

カードローンはほとんどの会社で、ウェブのみで申し込みが完結します。会社によっては、申し込んだその日のうちに借り入れることも可能です。急にお金が入用になった時に借り入れに対応してもらえることが大きなメリットです。

即時振り込みに対応できる会社もある

カードローンの中には、ウェブで借り入れを申し込むと、1分ほどで振込が完了されるサービスを行っている会社もあります。また、土曜や日曜でも振り込みに対応しているところもあります。連休などで銀行が開いていない時でも安心です。

提携ATMを利用して借り入れができる

カードローンは金融機関のATMだけでなく、全国展開をしているコンビニエンスストアにあるATMと提携しています。もし旅行先や出先で、急に現金が必要となった場合でも、コンビニエンスストアのATMであれば、夜中でも利用でき、すぐに借り入れができるので便利です。

専用アプリでも借り入れができる

最近ではカードではなく、スマートフォンのアプリをダウンロードすることで借り入れができる、スマホATM取引を取り入れている金融機関も増えてきています。

カードを忘れた時でも、スマートフォンがあれば借り入れすることができます。カードの郵送や、店舗に行く必要がない金融機関もありますので、できれば他の人に知られたくないという人にもメリットとなっています。

無利息で借りられることもある

カードローンの中には、30日の間は無利息で済むサービスを提供している会社も多くあります。初回限定のサービスが多いです。買い入れて30日間で、すべて返済することができれば、利息の負担を気にする必要がありません。

担保なし、保証人なしで借入可能

カードローンは、保証人や担保を立てなくても借り入れできます。保証人や担保を立てると、その分手続きや必要な書類が増えます。借り入れしていることを第三者に知られたくない場合や、第三者に手間を煩わせたくない場合などに向いています。

使いみちが自由

住宅ローンやマイカーローンなど、銀行でローンを組む際には、お金を借りる目的が決められていて、その目的以外で使うことは、基本的にはできません。

カードローンは、ショッピングや旅行など、どのような使途でも借り入れることができ、途中で急に違う理由でお金が必要になった場合でも、借り入れができます。

限度額の範囲内で何度でも借入可能

銀行でお金を借り入れて完済をして、再度借入する場合には審査を再度受ける必要がありますが、カードローンを利用すれば、設定された限度額を超えなければ、追加で借り入れることも可能です。

毎月の返済負担を少なくできる

カードローンの返済は、残高スライドリボルビングという、借り入れ残高によって、返済額をスライドさせていく方法で行うこともできます。

残高スライドリボルビングは、残高によって毎月の返済額が変わります。月々の返済額が少なければ、その分負担を抑えるおとができます。

また、住宅ローンは繰り上げ返済に手数料がかかりますが、カードローンは繰り上げ返済をする場合にも、手数料が発生しないのもメリットです。

カードローンを利用するデメリットとは?

カードローンにはメリットがある一方で、以下のデメリットも考えられます。それぞれについて見ていきましょう。

目的別ローンに比べると金利が高い傾向にある

カードローンは金融機関で行っている、個人向けの目的別ローンを比較すると金利が高いことがデメリットのひとつです。

目的別ローンは、借り入れたお金の使途を明確にする必要があるために、手続きや審査に時間がかかりますが、金利が低いことが特徴です。

カードローンは、借り入れたお金の目的の制限がなく自由に使うことができます。担保や保証人もないため、金利がその分高めに設定されています。限度額などに合わせて金利も変わります。

返済の総額が増える

カードローンならではの特徴として、設定された利用限度額の範囲であれば、追加でお金が必要となったら、何度でも借り入れすることが可能となっています。

何度も借りると、その分だけ返済のための期間が長くなります。借入する期間が増えれば利息の支払いが増え、返済の総額が大きくなり負担になることもあります。

他の借り入れの審査に影響が出ることもある

カードローンは、気軽に借り入れることができ、返済も簡単にできるので便利ですが、借り入れ金額などによっては、違う目的でローンを組みたいと考え、申込んだ際に審査に影響が出ることがあります。

カードローンで借り入れている金額によっては、さらにローンを組むと返済計画に問題があるとみなされ、不利になる可能性もあります。

借り過ぎのおそれもある

カードローンは即日で融資を受けることができるサービスもあります。また、コンビニATMなどを利用すると、いつでも気軽にお金を借り入れることができ、返済も簡単にできます。

その利便性の高さからついつい使いすぎてしまい、必要としている額面よりも借り過ぎてしまうおそれもあるのがデメリットです。

カードローンを利用するのに向いている人とは?

カードローンの利用がおすすめできるのは、どういった人なのでしょうか。それぞれの視点で見ていきましょう。

金利を抑えてお金を借りたい

カードローンはクレジットカードのキャッシング枠と比べると、金利は低めの設定となっています。さらにカードローンでも、消費者金融のカードローンより、銀行カードローンの方が金利が低い傾向にあります。

少しでも低い金利で借り入れをしたいと考えている人は、カードローンの利用に向いています。ほとんどの会社で、初回は30日以内に返済すれば利息が付かないサービスを展開していますので、すぐに返済することで利息分の負担を抑えることもできます。

ある程度まとまった金額を借りたい

カードローンは会社や契約によって限度額は異なりますが、クレジットカードのキャッシング枠よりも多い金額を借りることができます。

クレジットカードのキャッシング枠は、ショッピング枠と合計して限度額を考慮する必要があります。まとまった金額の借り入れは、カードローンが向いています。

使う目的が決まっていない

マイカーやリフォーム、子どもの受験や入学費用など、使う目的が明確の場合には、銀行の目的別ローンの方が向いていますが、請求書や見積書など、具体的にどのように利用するかを示す書類を準備する必要があります。

たとえば借り入れたお金は生活費の足しにしたい、後はレジャー費や介護の費用などにも使いたいなど、利用目的が一つではない、はっきりしていない場合なども、カードローンの利用がおすすめだと言えます。

何度も借入をしたい人

目的別ローンは契約型と呼ばれるタイプの融資のため、一度借り入れをした後、さらにお金が必要となっても追加融資は受けられません。再び銀行のローンに申し込んで、審査を受ける必要があります。

一度だけでなく、追加で借り入れをする予定がある人はカードローンの利用がおすすめだと言えます。

すぐに現金を借り入れたい人

銀行の目的別ローンですと、融資が行われるまで時間がかかります。クレジットカードのキャッシング枠の場合は、ショッピングと合算するため、枠を超えると借り入れできません。今すぐに現金が必要と言う場合には、カードローンの方が向いているでしょう。

カードローンを利用するのに向いていない人とは?

カードローンの利用がおすすめできないのは、どういった人なのでしょうか。それぞれの視点で見ていきましょう。

違うローンを申込む予定の人

どの会社のカードローンでも、申し込みの際に審査が行われます。自社だけでなく、他の会社からの借り入れがどのくらいあるかも、審査の対象となります。

借り入れの上限額は、合わせて100万円とされていますので、借り入れ状況によっては審査に通らないこともあります。

借り過ぎてしまうかもしれない人

カードローンは、限度額を超えなければ、何度でも借りることができます。そのため、つい借り過ぎてしまい、返済能力を超えてしまう人もいます。

必要以上の金額を借り入れをしてしまいがちな人は、使途がはっきり決まっていることが条件の目的別ローンの方が向いていると言えます。

カードローンを上手に利用する方法とは?

カードローンは、簡単に借り入れができる分、借り過ぎて返済に時間がかかってしまう可能性もあります。必要以上には借りない、返済のシミュレーションをしながら計画的に返済する、余裕が生じたら繰上げ返済を心がけるようにもしましょう。

カードローンを上手に利用しよう

カードローンは保証人を立てる必要がなく、融資を受けることができる便利なサービスです。気軽に借り入れと返済ができるというメリットもありますが、ついつい借り過ぎる、長期返済になると利息が高くなる、と言ったデメリットもあります。どちらも知っておき、自分のニーズに合っているかどうか確認をして、計画的に利用をするようにしましょう。

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