
たくさん残っても大丈夫!夏野菜を大量消費できるレシピを紹介
夏野菜として知られているトマトやナス、エゴマやみょうがはこの時期たくさんもらったり、スーパーの特売で買いすぎる傾向にあります。また、家庭菜園でも栽培しやすいことからつい余りがちです。そういう時、「早く調理しないと痛んでしまう」と悩むことはありませんか?
今回はこれらの野菜を大量に消費できるレシピを紹介します。
食卓がマンネリになった時などにもおすすめです。ぜひお試しください。
夏野菜の代表!トマトやナスを大量消費するには?

夏野菜を代表するトマトやナスを大量消費するには、煮たり焼いたりすることが多いようです。スープやパスタソースはその代表的なレシピといえます。今回はトマトを使ったミネストローネやなすを使って簡単にできるスイーツのレシピを紹介します。
ミネストローネ

①鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて火にかけます。香りが出たら玉ねぎ、ベーコンの順に入れて炒めましょう。
②玉ねぎとベーコンを炒めたら、トマト以外の野菜を入れます。全体に油が回ってきたら水とトマトを入れます。沸騰するまでは強火、アクが出たら取って弱火でじっくり煮ることが大切です。
③味見をしつつ、塩とこしょうで調整していきます。最後にパルメザンチーズを加えたら出来上がりです。
調理のポイント
ミネストローネには「具だくさんのスープ」という意味があります。
具材たっぷりのスープは旨味や甘みが詰まっているだけではなく、栄養も豊富に含まれています。大量のトマトが手に入ったら、たくさん作って2、3日に分けて食べるのもよいでしょう。
にんじんの皮には栄養が詰まっているので、皮はむかずにそのまま利用しましょう。
にんにくは焦げやすいので、火をかける前に入れることが大切です。
なすのコンポート

①ナスの皮をむいて、食べやすい大きさに切っていきます。
②鍋に水を入れて、てんさい糖と切ったナスを入れたら中火で火にかけます。
③沸騰後は弱火にして20〜30分程度たったら火から下ろしましょう。粗熱が取れたらレモンを絞って、冷蔵庫で一晩冷まします。
④お皿に盛り付けてお好みのハーブを飾ったら出来上がりです。
ポイント
なすのコンポートは冷蔵庫で一晩冷ますと味がなじんでいき食べやすくなります。
ナスの煮崩れを防ぐため、中火で火にかける時は落とし蓋をします。この時、水の量はひたひたぐらいの量になるとよいでしょう。
巾着ナスのように煮崩れしにくいといわれているナスを選ぶのもポイントです。巾着ナスのような形状が長くないナスの場合は2個で満足できるでしょう。
夏の香味野菜!みょうがやエゴマを大量消費するには?
夏に旬を迎える代表的な香味野菜にみょうがやえごまがあります。香味や添え物として使うことが多い野菜ですが、メインの食材として大量消費することも可能です。今回はみょうがやエゴマをたくさん使うレシピを紹介します。
豚肉と枝豆のみょうが焼き

①みょうがは縦に四つ切りにします。枝豆は薄皮を取り除いておきます。
②豚バラ肉は食べやすい大きさに切っておくとよいでしょう。フライパンにサラダ油を中火で熱した状態で、豚バラ肉を入れます。塩、こしょうを少々ふり、豚バラ肉がカリカリになるまで焼きましょう。
③みょうがを加えてしんなりするまで炒めます。
④枝豆を加えて塩、こしょうをふって味を整えます。最後にラー油を加えて軽く炒めたら出来上がりです。
ポイント
枝豆はむき枝豆でも代用可能です。時間のない時などにはむき枝豆を取り入れて手軽に作りましょう。みょうがは縦に四つ切りにすることで程よく火が通り、豚バラ肉の油を吸わせながら火を通すことで旨味もアップします。ラー油を加えることで味にもアクセントがつき、食欲も増進します。
エゴマの醤油漬け

①ボウルに全ての調味料を混ぜ合わせておきます。
②ボウルにえごまの葉を1枚ずつくぐらせて、プラスチック製の保存容器に重ねていきます。残ったタレも入れて冷蔵庫で2時間以上漬けましょう。
③時間が経つにつれて味が染み込んできて、エゴマの葉がくったりしていたら出来上がりです。
ポイント
一味唐辛子の量は辛さの好みで多少調節しても大丈夫です。エゴマの葉は水で洗ってしっかりと水分を拭き取っておきましょう。エゴマの醤油漬けは冷蔵庫で1ヶ月は日持ちするといわれています。すぐに食べなかったり、なかなか消費しきれない時はぜひ活用しましょう。
夏野菜を日々の献立に活用して大量消費しよう
この時期に余りがちな夏野菜のトマトやナス、みょうがやエゴマが大量消費できるレシピを紹介しました。おなじみのレシピから一風変わったレシピまでありますが、どれも比較的手軽に作れるので、夏野菜が安くたくさん手に入って残ってしまった時や食卓がマンネリになった時などにもおすすめです。旬の野菜を上手に取り入れて日々の献立に活用しましょう。