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100万円から始めてみよう!初めてでもおすすめの資産運用とは!?

100万円から始めてみよう!初めてでもおすすめの資産運用とは!?

将来に向けて、貯金はできれば少しでも増やしたいと考え、投資を始めたいと考える人も多いでしょう。投資は100万円から始めることもできます。100万円からでも可能な、投資の方法についてみていきましょう。

将来に向けて、貯金はできれば少しでも増やしたいと考え、投資を始めたいと考える人も多いでしょう。投資は100万円から始めることもできます。100万円からでも可能な、投資の方法についてみていきましょう。

100万円から始められる投資とは

コツコツ貯金をして100万円が貯まった、思わぬボーナスなどで100万円ほどの余裕が生まれた場合、ちょっとでも高い金利にしたいと考え、100万円を元にして投資をしてみたいと検討をしている人も多いでしょう。投資は100万円でも始めることが可能です。どのような投資方法があるのか、おすすめの方法についてご紹介いたします。

100万円をそのまま預金するとどうなる?

現在、日本では低金利と呼ばれている状況が続いています。多くの銀行では、普通預金の金利は年0.001%です。つまり普通口座に100万円を預金をして1年間経過しても、利息は10円です。定期預金も0.002%ですので、利息が20円ということになります。多少の違いがあっても、預け入れをしてもまったく増えないという状況は変わりません。

100万円を投資にあてて運用することで、預金よりも増やせる可能性が出てきます。配当利回りが3%の金融商品を100万円購入したとすると、単純計算で1年経過すると3万円の配当が受け取れることになるのです。

そういったことから、これまで投資の経験がなかった人たちからも投資で運用をすることに注目が集まっているのです。

100万円で投資はできる?

投資というと、敷居が高い、まとまった元手が必要、といったイメージがありますが、実は、投資は100円からでも始めることができます。そして、インターネットを使った投資が当たり前になり、今はスマートフォンがあれば、証券会社に口座が開設でき、金融商品の売買も簡単にできるようになってきています。

ただ数百円、数千円といった少額でも投資はできますが、利率が良い運用に投資をしたとしても、得ることができるリターンも少額です。そのことから効率という面で考えるとそれなりの金額が必要となってきます。

100万円を資金として投資をする場合、5%の利回りだとすると1年後のリターンは5万円です。譲渡益などで、もっと利益が得られる可能性もあります。

投資をするには、ただやみくもに金融商品を購入すればよいというわけではありません。事前に何をどのように投資をするか検討をする、情報を集め、マーケットのチェックをする、外国の場合は為替状況、政治や経済の状況などもチェックするといった、手間や時間が必要となってきます。

そういったことにかかる手間暇を考慮すると、リターンが期待できる100万円という金額は効率が良いと考えられ、投資をするのに適している金額と言えるのです。また、100万円という金額であれば、10万円、20万円の金融商品を複数購入して、分散投資をするという方法も可能となります。

100万円を運用する前のチェック事項

100万円が手元にあったとして、すぐに全部投資してしまうことは避けましょう。まずは投資に回す前に確認をした方が良い点がいくつかあります。

余裕資金かどうか

投資の基本として余剰資金を使う、というものがあります。余剰というのは、しばらくの間、そのお金を使わなくても問題がないお金かどうか、ということです。

100万円を持っていても、銀行に預金がほとんどない状態だったとしたら、生活にも支障が出てきます。銀行の預金は、キャッシュカードがあればATMに行けば、現金をすぐに引き出すことができますが、投資をしたお金は、換金して現金を受け取れるまでに、タイムラグがあります。金融商品によっては、期日より前に換金すると元本割れになるタイプのものもあります。

投資をするには、生活費などに影響がなく、そして、なんらかの事情で急にある程度の現金が必要となっても問題がない預金や現金を残した上で、始めるようにしましょう

長期的な運用を視野に入れる

投資の場合、長期的に運用をすることで、資産を増やすことができるという考えが基本です。利息には、単利と複利の2つの種類があります。

単利とは、元本に付けられる利息、利益で、元本に同じ金額の利息が付くことです。
複利は、利息や運用で得られた利益を元本と加算して、さらに運用をすることです。

たとえば、100万円を利回り3%で運用したとすると、単利の場合は、毎年3万円の利息が受け取れます。複利の場合は、1年目は同じ3万円の利息ですが、2年目は、利息と元本を合わせた103万円に3%で、30,900円の利息となります。同じように3年目、4年目・・と増えていくのです。複利の場合は10年、20年と運用を続ければその分、リターンが大きくなります。長期的に運用をすることを考えていくことがおすすめなのです。

100万円の投資先としておすすめの方法

100万円を投資するとしたら、どの金融商品がおすすめなのでしょうか。それぞれの金融商品についてみていきましょう。

株式投資

数ある投資のなかでも、よく知られているのが、株式投資です。株式とは、企業が事業を拡大したいなど、資金を調達するために発行するものです。上場をしている企業であれば、証券取引所を通じて売買することができます。上場によって株式を流通させることで、企業は多くの人から資金を調達することができるため、業績を伸ばすことができ、さらなる事業展開をすることも可能となります。

投資家は、株式を購入することで株主の1人になります。株主は、所有権の一部を持っていることになります。企業活動によって得られた利益は、株主に株数ごとによって分配されて、配当金というかたちで受け取ることができます。また株主になると株主総会に参加し、議決権行使をすることができます。

企業によっては、株主に対し、株主優待制度を設けているところがあります。優待は決められた日に株式を保有している人に対して、年に1回、もしくは2回程度実施されます。

株主優待の内容は、自社の製品やサービスの提供、割引サービス、金券や地元の名産品などさまざまです。株主優待でしか入手できない製品やサービスもあるので、優待目当てに購入する人もいます。株主優待制度を設けているのは上場企業の塗値、3割程度です株主優待を金額に換算し、配当金と合わせて利回りとして計算する方法もあります。

そして株式投資では、譲渡益も得ることができます。株式の価格である「株価」は、株式を買いたい人、売りたい人の需要と供給によって決まります。また、企業の業績や経済情勢など、さまざまな要因によって、証券取引所が開いている間にどんどん変動しています。1日の中でも大きく値動きをすることもあります。

株式を購入し、その後購入をした株価より値上がりした時に株式を売却をすると、差額分を利益として得ることができます。

株式の購入方法

日本の株式は、単元株と呼ばれる売買単位を基に取引されています。1単元は100株で、購入したい企業の株価に単元をかけた金額が購入金額となります。株価が700円で、1単元購入する場合は、約70,000円が必要となります。

株価は企業によってさまざまで、数百円から数万円まであります。100万円の資金で株式に投資を検討している場合、10,000円の株を1銘柄のみ購入するといった方法ではなく、複数の企業の株式を購入して、分散させることがおすすめです。

投資信託

投資信託はファンドとも呼ばれます。投資家から資金を集め、運用会社のファンドマネージャーと呼ばれる投資のプロによって、資金を投資、運用され、その利益を分配金として投資家へ還元をするシステムの金融商品です。

株式投資などの方法と比べると、より少額で購入できることが大きな特徴です。100円からでも購入できるものもあります。また、どこにどのように投資をするのかは、専門家であるファンドマネージャーが判断をおこないます。そのため、銘柄の研究や、細かい値動きのチェックなどの必要がありません。また、投資はさまざまな商品にするため、分散投資となり、リスクを抑えることができるのも特徴です。

投資信託の注意点は、投資ですので絶対に利益が出るわけではなく、元本割れをする可能性があることです。そして、運用をしてもらうための「信託報酬」という手数料が別途かかることにも注意が必要です。

REIT(リート)

REITは、近年特に注目されている金融商品です。「Real Estate Investment Trust(不動産投資信託)」の頭文字を取った呼び方で、不動産投資法人による投資信託のことです。

不動産投資法人は、投資会社から資金を集め、マンションやビル、ホテル、商業施設や倉庫といった、さまざまな不動産に投資をします。賃貸や売却で収入などの利益を投資家へ分配をします。

マンションやアパートを購入することで、賃貸収入を得る不動産投資には、かなり多額のお金が必要となりますが、REITの場合は、10万円程度から購入することが可能で、分配金という利益を得ることができます。投資法人が投資をする物件を選び、運用をするので難しい知識が必要ありません。

REITは証券取引所に上場しているので、株式と同じように売買することが可能です。また、実際の不動産投資と比べて、物件の維持管理をする必要がないことも、REITのメリットです。

個人向け国債

国が発行している個人が購入できる債券です。1万円から購入でき、元本が保証されることから、リスクが低い商品として知られています。注意点としては、利回りはとても小さいことがあります。

効率よく運用するポイントとは

100万円をなるべく効率よく運用していくためには、まずは目標や目的を決めましょう。老後を見据えるなどの長期間の目的であれば、その分複利の効果が高くなります。投資をする際には、分散させることも大切です。1種類の投資だけではなく、株式投資の他にも投資信託やNISAなども組み合わせるようにしましょう。

また、リスクが低いと言われている債券、元本が保証される預貯金なども含めて、内訳を決めるようにしましょう。分散投資をすることで、無理なく、少しずつ増やしていき、投資にあてる金額をさらに増やすようにすることが大切です。

100万円を効率的に運用しよう

100万円を運用する場合、1種類、1銘柄のみ投資するのでなく分散投資を意識することが大切です。投資する100万円を安定的に増やせるようにリスク分散をして、無理のない範囲で投資を行いましょう。余裕が出てきたところで、少しずつ運用に振り向ける金額を増やしていくことを心がけましょう。

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