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財布を2個持ちすると節約が簡単に!おすすめの使い分け方をご紹介

財布を2個持ちすると節約が簡単に!おすすめの使い分け方をご紹介

「お金の管理が苦手で、思うように節約ができない」と悩んでいませんか?お金には色がないので、少額であれば日常の中でついつい使ってしまいがちです。 お金の管理で悩んでいる人は、財布の持ち方を変えてみると良いかもしれません。おすすめは、財布の2個持ちをする方法です。財布を分けることでお金を上手に管理して、節約している人は意外にたくさんいます。

「お金の管理が苦手で、思うように節約ができない」と悩んでいませんか?お金には色がないので、少額であれば日常の中でついつい使ってしまいがちです。

お金の管理で悩んでいる人は、財布の持ち方を変えてみると良いかもしれません。おすすめは、財布の2個持ちをする方法です。財布を分けることでお金を上手に管理して、節約している人は意外にたくさんいます。

この記事では、財布の2個持ちが節約につながる理由や2個の財布でやりくりの方法、節約につながる財布の使い分け方の例をご紹介します。

財布の2個持ちが節約につながる理由

財布を2個持つ方法で、なぜ節約ができるのか疑問に思う人も多いかもしれません。財布の2個持ちが節約につながる理由としては、下でご紹介するような4つのことが考えられます。

なお、財布の2個持ちは現金での支払いがメインの人におすすめの節約術です。クレジットカードやスマホでの決済が多い人には以下の項目が当てはまらないことも多いでしょう。

予算の配分と管理がしやすい

1つの財布の中にさまざまな費目のお金が一緒に入っている状態では、それぞれの予算を把握するのは難しいでしょう。予算管理のために家計簿をつけようとしたけれど、結局三日坊主になってしまったという経験がある人もいるのではないでしょうか?

2つの財布を用意して、あらかじめ決めておいた費目ごとの予算を分けて入れておけば、予算がはっきり目に見えますので管理がしやすくなります。家計簿は面倒で続かないという人でも、この方法なら家計簿をつけずに予算の管理ができるため、挑戦しやすいのではないでしょうか。

残高が一目で分かる

費目別に予算を決めていたのに、使っているうちに予算が足りなくなってしまう人も多いでしょう。財布を使い分ければ、その費目の残高がいくらなのか一目で分かります。

残高を見て「残りのお金は〇〇円だから、今月はもうあまり使わないようにしよう」と節制するなど、予算を守りやすくなります。また、使いすぎて別の費目にあてているお金まで使ってしまう事態も防ぐことができます。

財布が整理しやすい

財布の中がショップのポイントカードやクーポン券などでごちゃごちゃしていると、お金がいくら入っているのか見えづらくなる場合があります。もちろんカードや券、レシート類はこまめに整理することも大切ですが、財布を分けると1つの財布の中身がスッキリするため、整理が簡単になります。そうするとお金の残高が見えやすくなり、管理も楽になります。

財布が長持ちする

お札や小銭、カードをパンパンに詰めた財布は、痛みが早くなります。無理に詰め込むと、変形やファスナーの故障にもつながります。長持ちするようにと買った高価な革の財布でも、丁寧に扱わなかったためにすぐに使えなくなって、結局コストパフォーマンスが悪かったという事態になるのは残念ですよね。

財布の寿命をのばすには、財布の中身にゆとりを持たせましょう。財布を2つに分ければ1つの財布の中身が減らせるだけでなく、手で触れる機会も減らせるのでキズや汚れが付きにくくなり、財布が長持ちします。

財布の2個持ちでやりくりするための3ステップ

2つの財布を運用していくやり方について、3つの手順に分けてご紹介します。毎月、以下の手順を踏んでやりくりしていきましょう。下でご紹介する「節約につながる財布の使い分け方」のうち、「お札用と小銭用に分ける方法」以外に使えるやりくり法です。

やり始めは面倒に感じてしまうかもしれませんが、毎月習慣化してしまえばそれほど手間のかかる作業ではありません。最初に手間を惜しまずきちんと2つの財布にお金を仕分けることで、お金の管理のしやすさや節約の効果を実感できるはずです。

(1)予算を決める

まず、費目ごとの予算を決めます。食費や日用品費はもちろん、娯楽や服飾費などすべての費目について、予算をいくら割り当てるのかを書き出してみましょう。もしも費目ごとの予算を洗い出すのが難しそうであれば、「食費・日用品費とそれ以外」という分け方でもかまいません。貯金に回す分や緊急時のための予備費も忘れずに確保しておいてください。

何にいくら使っているのか、支出を把握できていない人もいるかもしてません。その場合は、まず1か月間にもらったレシートをすべて取っておいて、費目ごとの支出をはっきりさせましょう。レシートが出ない買い物も忘れずメモしておいてください。1か月分たまったら、費目ごとに合計を計算します。そしてそれを参考に、次の月の予算を組み立てればOKです。

最初のうちは、節約のためと無理な予算を組んで、上手くいかないこともあります。予算を達成できなかった場合、節約のモチベーションが下がってしまう可能性がありますので、無理のない範囲でやりくりできそうな金額を設定しましょう。だんだんとやりくりに慣れてきて、予算を削れそうな費目が出てきたら削っていきながら、無理なく取り組んでください。

(2)銀行口座からお金を引き出す

決めた予算の合計金額分を、銀行口座から下ろします。口座からお金を引き出すのは、月に1回だけと決めましょう。月に何回も下ろすのは手数料もかかりますし、お金が足りなくなって都度ATMを使うのは、節約のために避けたいものです。また、何回も引き出しに行くのは手間も時間もかかりますので、月1回で済ませましょう。

この時、予備費も一緒に引き出して家に置いておきましょう。急に病院に行くことになったり、予期しない出費が発生したりする際に現金が必要になるケースがあるためです。

(3)2つの財布にお金を振り分ける

あとは、引き出したお金を2つの財布に振り分けて予算内でやりくりしていくだけです。どちらの財布にどう振り分けるかは自分次第ですが、下の見出しでご紹介するような例を参考に、お金を振り分けてみてください。

節約につながる財布の使い分け方

2つの財布をどう使い分けるのかは、人それぞれ、さまざまな方法があります。ただ、節約目的なら次にご紹介するような方法がおすすめです。それぞれの方法について、どんな人におすすめなのかも解説しています。これらを参考にいろいろ試してみて、自分に向いている方法を見つけてみてください。

家に置いておく用と持ち歩き用に分ける方法

金庫代わりとして家に置いておく財布と、バッグに入れて持ち歩く財布を分ける方法です。1か月の予算を銀行口座から引き出したら、持ち歩き用の方には1週間分の予算を入れて、残りを家に置いておく方に残します。次の週になったら、また1週間分の予算を財布に入れます。

1週間を財布の中に入っているお金でやりくりする、とてもシンプルな方法です。1週間のやりくりで余ったお金は、1か月分をまとめて貯蓄口座に入金したり、出費が多いと予想される週や月の予算に回したりするのも良いでしょう。

この方法では、持ち歩き用の財布は3つ折りのコンパクト財布でも充分です。かさ張らずバッグも軽くなるので、スマートに現金を持ち歩きたい人におすすめです。

やりくり用とお小遣い用に分ける方法

食費や日用品費などに使うお金を入れるやりくり用の財布と、趣味や娯楽に使うお金を入れるお小遣い用の財布を分ける方法です。スーパーに行く日はやりくり用、趣味の物を買いに行く日はお小遣い用を持っていけば良いので、いつも2つの財布を持ち歩かなくても大丈夫です。

やりくり用に入れたお金が余ったら、お小遣い用に移すのも良いかもしれません。自分や家族の楽しみのために使えるお金が増えるなら、節約も頑張れますよね。しっかりとお金を管理したい人や家族のいる人に、特におすすめしたい方法です。

ビジネス用とプライベート用に分ける方法

仕事で使うビジネス用の財布と、休日に使うプライベート用の財布を分ける方法です。費目別にやりくりするためというよりは、ビジネスで使うお金をはっきりさせる目的でこの使い分けをする人が多いようです。

この方法は、中のお金だけでなく財布自体のデザインをシーンによって使い分けられます。ビジネスではスーツや制服に似合うようにシンプルな黒や茶色の革財布を、一方でプライベートでは自分好みの色やデザインの財布を選ぶと、仕事のある日と休日で気分も切り替わります。仕事相手の前で財布を出す機会があっても、仕事着に似合う財布を持っていれば安心です。TPOやコーディネートに気を配っている会社員の人なら、この方法がおすすめです。

(番外編)お札用と小銭用に分ける方法

お札用と小銭用の2つの財布を使い分けている人もいます。節約が目的で使い分けているというよりは、お気に入りの長財布を長持ちさせる目的や、小銭を探すストレスを減らす目的で小銭が探しやすく取り回しやすいコインパースを用意しているケースが多いようです。

この方法は節約がメインの目的でなくても、結果的に節約につながる可能性があります。なぜなら、高い金額を支払う際にはお札用の財布を使いますが、日常生活での少額の買い物では主に小銭用の財布を利用するので、無意識にお金をあまり持っていない感覚になるからです。コインパースの中を見て「残高が少ないな」と感じると、強く意識しなくてもお金を使うのを控えるようになる効果が期待できます。財布を開いた時、お札が目に入るとついつい節約の意識が弱くなってお金を使ってしまうという人には向いている方法です。

節約が苦手な人こそ財布の2個持ちを試してみて

節約してお金を貯めたいけれど、お金を細かく管理したり、毎月家計簿をつけてやりくりしたりするのは苦手という人は、ここでご紹介したような財布2個持ちの方法に挑戦してみてください。お金に色がない代わりに、財布を使って物理的にお金を分別すれば、簡単に管理できるようになるはずです。

また、財布に向き合うことは、お金に向き合うことにもつながります。財布の持ち方を通してお金への意識を高め、日々の節約にしっかりと取り組んでいきましょう。

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