QUICPayとは?特徴やメリットなど使い方の注意点について徹底解説
スマホやカードで支払いをしている人を見たことはありませんか?どのように設定して支払いができるんだろうと疑問に感じていると思います。その支払い方法の一つにQUICPayというものがあります。
ここでは、QUICPayの特徴、メリット・デメリット、使用できるお店や使い方について紹介します。
ここでは、QUICPayの特徴、メリット・デメリット、使用できるお店や使い方について紹介します。
QUICPayとは?
QUICPayの誕生は2005年で、クレジット会社のJCBとイオンクレジットサービスが共同開発してできました。QUICPayの支払い方式はクレジットカードの後払い方式です。QUICPay+という新しいバージョンは、クレジットカードの他にも、即時支払方式のデビッドカード、先払い方式のプリペイドカードも対応しています。2020年時点では、海外での使用はできず、日本国内のみの利用に限られています。
海外で電子マネーを使用する際は、QUICPayとは別に対応しているクレジットカードを用意しましょう。
QUICPayの特徴
・クレジットカード発行会社の取り扱いが多い
・スマートフォンと一体化して利用できる
・コインサイズのコンパクトなQUICPayコインもある
と、とても使いやすいことがわかります。
クレジットカード発行会社の取り扱いが多い
アプラス
アメリカンエクスプレス
出光クレジット
au PAYカード
セディナ
エポスカード
エムアイカード
九州日本信販
クレディセゾン
静銀セゾンカード
ジャックス
大和ハウスフィナンシャル
高島屋ファイナンシャルパートナーズ
トヨタファイナンス
西日本旅客鉄道株式会社
ニッセン・クレジットサービス
日専連
ビューカード
三井住友トラストクラブ
三菱UFJニコス
宮崎信販
モデル百貨
UCSカード
UCカード
ゆめカード
楽天カード
りそなカード
ワイジェイカード
計35と比較的多く、作りやすいと言えるでしょう。お気に入りのクレジットカードと連携して、買い物をした分をポイントで還元を受けるのも魅力的です。
スマートフォンと一体化して利用できる
iPhoneではApple Pay、AndroidではGoogle Payを利用して、財布を持たずスマートフォン一つで買い物ができるので、余計な荷物もなく快適に買い物を楽しめます。
コインサイズのコンパクトなQUICPayコインもある
小さいサイズなので、落とす可能性がある方には、専用リストバンドを購入して併せて利用することをおすすめします。
QUICPayのメリット
QUICPay加盟店ではポストペイ型(後払い)のみの決済だけに対応しますが、QUICPay+の加盟店ならプリペイド型(先払い)、デビット型(即時支払型)も対応可能です。
かざすだけで決済が完了
クレジットカードと紐付けたデバイスであれば、カードを持ち歩く必要性がないので、スマートフォン一つで決済ができます。
より安全に使える
生体認証があるデバイスであれば、不正利用の防止にも効果的です。
ポストペイ型ならチャージ不要
サインやチャージ、入金といった煩わしさがなく、速くて安全な決済を求めている人にはおすすめの電子マネーです。
QUICPayのデメリット
デメリットもしっかりと理解しておくことで、より安全に安心して利用できるので確認をしておきましょう。
1回の利用限度額が2万円
QUICPay+であれば、1回の利用限度額の上限はないですが、支払い方法は1回払いなので注意しましょう。
独自のポイントプログラムがない
利用できるのは利用しているカード会社のポイントプログラムのみなので、ポイントの還元率が高いQUICPay対応のカード会社を選びましょう。
QUICPayが使える場所
加盟店を例に見てみましょう。
スーパーやガソリンといった生活に関係する店
スーパーでの加盟店は多く
・イオングループ
・イトーヨーカドー
・PEACOCK STORE
・ピアゴ
・まいばすけっと
・カクヤス
などです。
ガソリンスタンドでは、現時点では昭和シェルとENEOSのみ対応可能です。
カフェ・レストラン
・ドトールコーヒーショップ
・タリーズコーヒー
・珈琲所コメダ珈琲店
・エクセルシオールカフェ
・銀座ルノアール
などで利用可能です。
レストランでは
・マクドナルド
・ロッテリア
・モスバーガー
・すき家
・吉野家
・カレーハウスCoCo壱番屋
・リンガーハット
などで利用可能です。
ただし、マクドナルド・ロッテリア・モスバーガーの一部店舗はQUICPay非対応です。
ショッピング
・ラフォーレ原宿
・六本木ヒルズ
・表参道ヒルズ
・ヴィーナスフォート
・赤レンガ倉庫
・阪急百貨店
・阪神百貨店
・名鉄百貨店
・ビックカメラ
・ヨドバシカメラ
・コジマ
・ソフマップ
・ジョーシン
・PC DEPOT
・アップルストア
・auショップ
で対応可能です。
2020年夏時点では三越・伊勢丹・大丸・松坂屋・そごうでは非対応です。
QUICPayの使い方
・プリペイド
・ポストペイ
・デビット
それぞれに対応しています。iPhoneやFeliCaを搭載したAndroidであれば、読み取り端末にかざして支払いが可能です。
iPhoneとAndroidのそれぞれの登録方法や使い方について見てみます。
iPhoneはWalletにカードを登録
ここで注意する点は、QUICPayが使えるのは、iOS 10.1以降を搭載したiPhone 7以降の端末なので、ご自分の端末をご確認ください。
手順について解説します。
1.Walletをインストールし、起動したら「追加」または右上の「+」を選択します。
2.Apple Payの説明を確認し、「続ける」をタップします。
3.カードの種類で「クレジット/プリペイド」を選択します。
4.カードを読み込むカメラが起動します。カメラで読み取るか手動で入力するかどちらかで入力してください。
5.画面の指示に従い、名前やカード有効期限、セキュリティーコードなどの情報を入力し、画面右上の「次へ」をタップします。
6.規約を確認し、右下の「同意する」を選択します。
7.カードがWalletに追加されたら、右上の「完了」をタップして終了。
以上で設定完了です。
Android端末はGoogle Payに
1.アプリを起動し、「+お支払い方法」を選択します。
2.クレジット/デビット/プリペイドを選択します。
3.カードを読み込むカメラが起動します。カメラで読み取るか手動で入力するかどちらかで入力してください。
4.画面の指示に従い、名前やカード有効期限、セキュリティーコードなどの情報を入力します。
5.続行を選択します。
6.規約を確認し、「同意して続行」を選択します。
7.本人確認画面が表示されるため、画面に従い認証してください。
以上で設定が完了です。
QUICPayを使うときの注意点
iPhoneで注意するのは、「完了」となっても決済音が鳴らない場合があります。その時はまだお支払いは完了していないので注意しましょう。もう一度端末にiPhoneをかざし、「クイックペイ」という決済音がなるまで待ちましょう。
QUICPayを利用して買い物を楽しみましょう
サインや暗証番号を入れず使用できるQUICPayを明日から利用してみませんか?