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知っておきたい投資信託の種類や分類方法。自分に合ったものを選ぼう!

知っておきたい投資信託の種類や分類方法。自分に合ったものを選ぼう!

初心者に人気がある投資方法のひとつが、投資信託です。投資信託と言っても、さまざまな商品が販売されています。まずは投資信託についての基本を知っておきましょう。投資信託の種類や選び方のコツについてもご紹介いたします。

初心者に人気がある投資方法のひとつが、投資信託です。投資信託と言っても、さまざまな商品が販売されています。まずは投資信託についての基本を知っておきましょう。投資信託の種類や選び方のコツについてもご紹介いたします。

投資信託の基本を知っておこう

数ある金融商品の中でも、初心者でも始めやすいと言われているのが投資信託です。投資信託の仕組みや知識について、まずは知っておきましょう。

投資信託って?

投資信託(ファンド)とは、簡単に言うと、証券会社や金融会社を通じて投資家から資金を集めた上、大きな資金にまとめます。そして、運用会社が金融商品に投資をおこなって、運用をしていきます。運用で得た成果を、分配金として、投資家に還元をするシステムの金融商品です。

自分で投資をする場合には、ある程度の資金が必要で、投資に関する知識も要します。投資信託の場合には、ファンドマネージャーと呼ばれる投資の専門家が、投資家の代わりに運用をしてくれます。そして、少ない投資金額でも始められることが大きなメリットです。100円単位で購入できる商品もあります。

投資信託の購入方法とは?

投資信託を始めるには、まずは証券会社もしくは金融機関に口座を開設します。そして、自分の購入したい投資信託の商品を選び、購入することで投資ができます。投資信託は、商品ごとに基準価額という価格が付けられています。基準価額は毎日変わります。そのため、投資信託の基準価額が高いときに売却して利益を得る方法もあります。

投資信託の種類とは?

投資信託は、日本では5,000を超える多くの商品があると言われています。分類の方法によって、いろいろな種類に分けることができます。まずは「株式投資信託」と「公社債投資信託」の2つについて見ていきましょう。

株式投資信託とは、運用の方法として、株式が含まれている投資信託のことを指します。そして、公社債投資信託とは、株式を含まずに、国債や地方債、社債などによって運用をしている投資信託のことです。

購入のタイミングによる分類

購入の時期によって、2種類に分けることができます。

追加型

追加型は、オープン型とも呼ばれます。投資信託が運用されている間であれば自由に購入、売却ができるタイプです。ただ、クローズド期間が設定されている場合には、解約ができません。

単位型

単位型はユニット型とも呼ばれています。投資信託が運用開始される最初の段階に募集がおこなわれ、その期間のみ購入ができます。信託する期間が決められていて、買い増しや積立はできません。

投資対象地域で分類

どこの国に投資をするかによって、3種類に分けられます。

国内

投資をする対象は、国内の金融商品がメインとして投資収益を得ている投資信託です。

海外

投資をする対象は海外の金融商品をメインとして、投資収益を得ている投資信託です。

内外

国内と海外、どちらの金融商品も投資する方針の投資信託です。

投資する対象による分類

投資する対象によっては、主に6つに分けられます。

株式

投資をする対象が、主に株式となっている投資信託です。実際には、株式を組み入れていないケースもあります。

債券

投資をする対象が、主に債券となっている投資信託です。

不動産投信(リート)

投資をする対象が、不動産投資信託や、不動産投資法人がメインとなっている投資信託です。

その他資産

メインとなる投資対象が、上記以外の金融商品となっている投資信託です。

資産複合

上記の金融商品を複数の種類を取り入れていて投資している投資信託です。

その他の分類

上記とは別の分類方法は以下のとおりです。

MMF

MMFとは、マネー・マネジメント・ファンドを略した呼び方です。投資対象は国内、国外の公社債などで、株式を組み入れていません。低リスクで、利回りが良いのが特徴ですが、30日内に解約すると「信託財産留保額」がかかることが注意点です。

MRF

MRFとは、マネー・リザーブ・ファンドを略した呼び方です。MMFと同じく、株式を組み入れていない金融商品で運用をしています。安定性が高いと言われている短期の公社債や短期金融商品が中心で、低リスクなのが特徴です。MMFよりも、利回りが低い傾向にあります。換金の際は1円単位で可能です。投資資金を待機させておく目的で使われることもあります。

ETF

ETFは、「Exchange Traded Funds」の頭文字を取った呼び方です。株式と同じく、上場している投資信託のことを指します。日経平均株価や東証株価指数などに連動した運用されていますので、株式の分散投資と同じ意味合いがあります。

自分に合った投資信託を選んでみよう!

投資信託のおおまかな分類について紹介いたしました。数多い中から、投資信託を選ぶ際の参考にしてみてください。投資信託を購入する際には、まず目論見書をチェックして、運用状況や市場の動向なども確認をしましょう。また、ベンチマークと呼ばれる、投資信託ごとの目標もチェックが必要です。初心者の場合は、自分が気になる分野や投資方法、少額から始めるようにするのがおすすめです。

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