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円安とコストコの値上がり!主婦必見の賢いお買い物術を紹介!

円安とコストコの値上がり!主婦必見の賢いお買い物術を紹介!

普段見かけないような商品や、ボリューム感が魅力のコストコ。しかし、円安の影響で値上がりが続き、コストコでの買い物をためらう方もいるでしょう。本記事では、円安の中でもお買い物を楽しめる「楽しく賢いお買い物術」を紹介します。大事なポイントを押さえて、無駄なくお買い物を楽しみましょう。

普段見かけないような商品や、ボリューム感が魅力のコストコ。しかし、円安の影響で値上がりが続き、コストコでの買い物をためらう方もいるでしょう。本記事では、円安の中でもお買い物を楽しめる「楽しく賢いお買い物術」を紹介します。大事なポイントを押さえて、無駄なくお買い物を楽しみましょう。

コストコで賢いお買い物をするための3箇条!

コストコで賢くショッピングするための3つのポイントを見ていきましょう。

①「それ、本当に必要?」と自分に問いかける

コストコは、店内を巡るだけでも広々としていて、陳列方法も独特なので、まるでテーマパークに行っているような感覚にもなれて、とても楽しい場所です。

コストコの大きな特徴は、有料の会員制を取っているスーパーマーケットということです。ある程度の金額の会費を支払っているため、会費分は元を取らないと、という意識がはたらいてしまいます。

またコストコは、本社があるアメリカをはじめとして、他のスーパーマーケットではないオリジナル商品や、他では見かけない食品や調味料などが、たくさん売られています。

パッケージなどの物珍しさもあって、思わず購入をしたものの、まったく使わなかったり、舌に合わなかったというケースもあるでしょう。

アレンジしていろいろな調理ができるものや、保存がきくものであれば、使い道がまだありますが、味が既についているものや、味が気に入らないもの、そしてコストコならではの大きなケーキなどは、他の方法で消費しようがないのです。

コストコで販売されているのは大容量の食品が多いため、無駄になってしまいます。そのため購入をする前に、本当に必要な商品かどうか考えるように心掛けましょう。

コストコでは、試食を行っていることもあります。食べたことがない商品であれば、あらかじめ試食をしてみて、味は気に入るものか、保存方法はどういったものがあるのか確認をしてみるのもおすすめです。

②使い切れる量か判断する

通常のスーパーマーケットのように、ショーケースに並べるという陳列方法ではなく、倉庫のパレットを積み上げるかたちで段ボールやケースごと商品が並べられていることも特徴です。
コストコならではの魅力的な商品の数々を見ているうちに、ついついカゴいっぱいにショッピングしてしまったということもよくあります。

しかし、まずは食べきれるか、使いきれるか量かどうか、きちんと考えながら購入することが大切です。たとえば、パンの中でもロングセラー商品であり、とても有名なディナーロールは大きな袋に36個も入っていて、1袋の重量は1キロ以上あります。果たして家族ですべて食べられるかどうか、きちんと計算してみましょう。

余ったから人にあげる、廃棄するのであれば、いくらコストパフォーマンスが良くても結局は無駄遣いになってしまいます。また、冷凍したりして保存する方法があっても、冷凍庫や収納庫に余裕がなければ意味がありません。

③用途が幅広いものをチョイスする

コストコがテレビや雑誌などで取り上げられる際に、必ずと言ってよいほど触れられるのが、商品の量がとても多いことです。特に、大量の食品やピザなどが、食べきれないほどの量があることで知られています。

コストコは、商品の点数を絞り込んでいて、売れる商品を大量に仕入れていることで、無駄を省いています。

・日用品のコツ
日用品もケースでのまとめ買いができたり、コストコだけのオリジナルの大量パックで販売されているものが多いです。さらにコストコでは会員向けのクーポンを使うことで、割引される日用品もあります。

日用品は消費期限がないので、幅広く使えるもの、長く使えるものを選んで購入することで、きちんと使いきれればコストパフォーマンスが良いショッピングをすることができます。また小分けして冷凍するといった下準備も必要ありませんので、手軽にできる買い物となります。

たとえばハンドソープや食洗機用洗剤、衣類用柔軟剤、詰め替え用のシャンプーなどは、2kg入りや、4L入りといった大容量パックがほとんどです。通常のドラッグストアやスーパーマーケットで販売されている商品と比べると単位がとても大きいので、その分お得に購入することができます。

赤ちゃんがいるご家庭の場合には、おむつやおしりふきなど、決まったブランドがあればかなりの量を使うものですので、まとめ買いをすることで節約になります。

・食品のコツ
びっくりするほど容量が多い食品類も、用途が広いものを選んでショッピングすることで、最後までおいしく食べきることができます。

サーモンなどは、まず最初に下処理をします。部位ごとにカットする大きさを変えたり、脂の量や身の厚さなどによって、刺身や漬け、加熱用など、どのように食べるか用途を決めておきます。

刺身やカルパッチョは新鮮なうちに食べ、すぐに食べないところは塩漬けにした後、冷蔵庫で保管をすると数日経っても塩抜きをすれば、おいしく食べることができます。

コストコの値上げに直結!「円安」って?

ここ数か月で、急激に円安が進んでいる、というニュースを目にした人も多いでしょう。円安・円高とは、簡単に言うと、日本円を他の国の通貨と比較した場合、相対的に多いか少ないかということを表したものです。

たとえば日本から他の国に行って、買い物をしようとすると、持っている「円」をその国で使われている通貨に両替をする必要があります。違う通貨を両替をする際に使用する交換比率が、為替相場と呼ばれます。為替相場は、その通貨に対する需要と供給など、さまざまな要因によって、毎日秒単位でどんどん変動しています。

円安は、円を外国の通貨に交換しようとするよりも、外貨を円に交換しようとするニーズが少ない状態のことです。たとえば1ドル100円だったのが、120円になったことが円安です。

輸入品の値上がりが顕著に

円安の状態が続くと、海外から品物やサービスを輸入するコストがその分多くかかります。日本は輸入に頼っているところが大きいため、さまざまなものが値上がりしています。ガソリン代や電気代など、生活に直結する料金が値上げとなり、私たちの生活に既に影響が出ています。小売商品も同様で、商品の値上げを実感している人も多いのではないのでしょうか。

どれくらい値上がりしている?

コストコはアメリカの会社で、販売されている商品には海外から輸入されているものも多くあります。そのため、値上がりの影響を受けやすいと言えます。コストコのプライベートブランド商品は、既に値上げされているものが多くあります。

具体的には、コストコのベーグルが2袋780円から998円に、大きなイタリアンティラミスは1,798円から2,198円など、値上げの幅も大きくなっているようです。

日々の買い物はコストコ+αで賢く切り抜けよう

円安の影響でいろいろな商品やサービスが値上げされている今、ショッピングはどういった点に気を付けることが賢い利用方法と言えるのでしょうか。

①業務スーパーや近くのスーパーを活用

コストコと並んで、お得に食品が購入できることで、テレビの情報番組や女性向け雑誌などを通じて注目されるようになってきているのが業務用スーパーです。略して業スーと呼ぶ人も多いです。

業務スーパーは「エブリデイロープライス」をモットーとして、全国に展開をしているスーパーマーケットです。名前のとおり、業務用の食材を多く取り扱っていることが特徴です。本社は兵庫県神戸市で、フランチャイズ方式を採用しています。現在のところ全国に900店舗を展開しています。

段ボールのまま陳列をしたり、特売チラシをほとんど出さないなど、コストのカットにこだわり、無駄をなくし、効率の良い販売方法を徹底的におこなうことで、他のスーパーマーケットよりも販売管理費を抑え、その分安く販売しています。販売店数も絞り込み、生鮮食品よりも、消費期限の長い缶詰やレトルト、冷凍食品が主流となっているのも大きな特徴です。

業務スーパーは以前からある身近なスーパーマーケットのひとつでしたが、業者が購入するスーパーマーケットというイメージが強く、一般客にはそれほど知られていませんでした。

節約で人気があるインフルエンサーや、有名人やタレントなどが販売されている商品の安さやボリュームの多さなど、紹介をするようになったことで、ここ数年で一気に人気を博すようになり、今では一般客がほとんどを占めています。

業務用スーパーは、小分けの商品や国産野菜、刻んだたまねぎなど、使い勝手が良い商品も販売されています。

コストコは大容量パックが多いのでコストパフォーマンスが高いものも多いですが、実はそれほどお得ではない価格帯の商品もあり、近くのドラッグストアやスーパーマーケットの特売の方が安かった、ということもあります。目的を明確にして、チラシなどを見比べて上手に使い分けをすることで、お得に買い物ができます。

②珍しいものはふるさと納税で満足感を

ふるさと納税で、各自治体に寄付としてお金を収めることで、もらえる返礼品を利用してやり繰りをすることも、節約につなげられます。ふるさと納税で寄付をすると翌年の住民税が減額されるメリットがあります。

返礼品は、お米や肉、果物など、普段使う食品が多いです。最近では、その自治体の農家や、産業、企業を支援するための増量した食品もあります。また、普段は食べることができない珍しい食材や加工品などもあります。

ふるさと納税を上手に利用することで、節約につなげられます。また、ふるさと納税をすることで、自治体を応援しているという満足感も味わうことができます。

③地元の生鮮品を取り入れることもおすすめ

地産地消をすることにも目を向けてみましょう。地元の直売所や道の駅、スーパーマーケットであれば、野菜や果物など、地元ならではの品物が新鮮で安く入手できます。旬のものは栄養価も高いことにも注目しましょう。

コストコを賢く活用するためには「無駄なく」お買い物が大切!

魅力的な商品がずらりと並ぶコストコは、ついついショッピングをしてしまう楽しいところです。しかし買いすぎてしまうと無駄になることもあります。また、近年の円安の影響で値上げも続いており家計に影響が及んできています。他のスーパーマーケットや方法も取り入れて、賢く無駄なく利用するようにしましょう。

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