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クレジットカードは使い分けがお得?必要か否か検討してみよう!

クレジットカードは使い分けがお得?必要か否か検討してみよう!

クレジットカードは、私たちが生活する上で欠かせない便利なものです。クレジットカードは1枚だけでなく、複数枚を所有しているという人も少なくないでしょう。クレジットカードを使い分けすることは必要なのでしょうか。使い分けた方が良い理由や、デメリットなど、必要か否か見ていきましょう。

クレジットカードは、私たちが生活する上で欠かせない便利なものです。クレジットカードは1枚だけでなく、複数枚を所有しているという人も少なくないでしょう。クレジットカードを使い分けすることは必要なのでしょうか。使い分けた方が良い理由や、デメリットなど、必要か否か見ていきましょう。

クレジットカードの基本を知っておこう

現在、キャッシュレス決済でもっとも使われているのはクレジットカードです。クレジットカードは、日々の買い物をする上で所有していると便利なものです。

キャッシュレスでの支払い方法が普及したこともあって、ネットショッピングなど、クレジットカードがないと不便だったり、使えないケースもあるほどです。改めてクレジットカードの仕組みや基本について、おさえておきましょう。

クレジットカードの仕組みとは

クレジットカードのクレジットには「信用」や「債券」という意味があります。いわば信用払いです。カードの契約者がお店などで買い物をすると、契約者の信用によって、カードの発行会社が立て替え払いを行い、商品を受け取ることができます。カード発行会社は、後で契約者に利用分を請求をして、立て替えた分を支払ってもらいます。

支払いは銀行口座から引き落としでおこなわれます。クレジットカードの場合、1回払いの他、2回払いやボーナス払い、リボ払い、スキップ払いなど、いろいろな支払い方法を自分で選ぶことができるのが特徴です。

クレジットカードの種類

クレジットカードは、国際カードブランドというブランドに分けられます。現在、日本で作ることができる国際ブランドカードは、Visa、Mastercard、American Express、Diners Club、JCBの5種類です。その国際ブランドに加盟をしている店舗であれば、ショッピングができます。また、国際ブランドカードを所有していると、世界中の加盟店で使うことができます。

クレジットカードは、さまざまな会社によって発行されています。クレジット会社の独自のカードの他、銀行やスーパーマーケットやコンビニエンスストア、デパートなどの流通系、自動車会社や航空会社、鉄道会社が発行しているものの他にも、分類できない独立系と呼ばれるカードもあります。

それぞれの系統によって、企業のグループ系列の店舗で割引などが受けられるといった特典、ポイント還元率が高くなる、マイルが溜まるなど特徴が異なります。

さらにクレジットカードにはステータスと呼ばれる、分類方法もあります。同じクレジットカードでも、一般カード、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードとステイタスが違うカードがあり、ステータスが上がると、受けられるサービス内容もその分充実したものになります。年会費もステータスによって上がっていきます。

クレジットカードを持つメリット

クレジットカードを持っていると、買い物やサービスを受ける上で便利になることがあります。インターネットでの買い物は、クレジットカードを持っているとスムーズになります。また、クレジットカードを持つことには、買い物以外にもメリットがあります。

多額の現金を持ち歩く必要がない

高額な買い物をする時に、まとまった現金を銀行ATMから引き出して持ち歩くことは、不安も多くなります。

また、何か買い物をしようとするたびに、引き落としていると銀行ATMが見つからないこともあったり、ATMや銀行カードによっては、引き出す際に手数料がかかります。手数料自体は少額であっても、積もり積もるとかなりの金額になってしまいます。

ポイントが貯まる

ほとんどのクレジットカードでは、利用金額によってポイントが付与されるサービスがあります。ポイントの付与率はカードによって異なります。

貯めたポイントは、ポイント数によって、家電や食品、サービス券などと引き換えができたり、商品券や、最近では電子マネーのチャージにも使えるようになってきています。また、クレジットカードの会社によっては、航空マイルに交換できたり、月々の利用金額から差し引くことができるサービスもあります。

収支を把握しやすい

現金での支払いの場合、家計管理を正確にするためには、家計簿をつけ、財布の中身とレシートを都度照合する必要があります。人にもよりますが、家計簿をきちんと付けるのは大変なことです。

クレジットカードであれば、使った分の利用明細をチェックすることで、何にどれだけ使ったかを正確に把握できます。毎月郵送してもらえるサービスもありますが、最近では、インターネットの専用ページや、スマートフォンアプリでいつでも確認することができるようになっています。月々の利用金額をExcelデータとして落とし込むこともできるサービスもあります。

会員向けの特典やサービスが受けられる

クレジットカードの種類によっては、カードを持っているだけで、提携している店舗や施設などで一定の割引を受けられたり、さまざまなサービスを受けられるというメリットがあります。

カードやステータスによっては、飛行機での移動をする機会に空港のラウンジを使えたり、海外旅行の保険や、ショッピングの保険が付帯しているものもあります。流通系のカードの場合、決まった日の買い物が割引されたり、ポイントの付与率が上がるなどカードごとにメリットがあります。

クレジットカードは複数を使い分けた方が良い?

クレジットカードは持っているものの1枚だけで特に問題ないと思っていたり、複数のカードを作って持っているけど使っていない、いつも同じカードばかり使っているという人もいらっしゃるでしょう。複数を使い分けると、どのような良い点があるのでしょうか。

クレジットカードは何枚まで持てる?

クレジットカードには、特に枚数の制限はなく、明文化されている決まりというのはありません。クレジットカードは申込時に審査が行われ、審査に通ればカードの発行が行われます。この審査に通れば、何枚でも持つことができるのです。

ただ数日のうちに何枚もクレジットカードを申し込んだりすると、審査に落ちる可能性もあります。

クレジットカードを使い分けるメリットとは?

実は、クレジットカードは複数枚数を持っておき、使い分ける方が便利でお得だと言われています。カードを複数枚使い分けるメリットにはどういったものがあるのでしょうか。それぞれの視点から見ていきましょう。

①加盟店が異なって使えないことが防げる

クレジットカードには主に5種類の国際ブランドがあります。どのブランドに加盟しているかによって、店舗によって使えるカードが異なります。

そのため支払いにクレジットカードが使いたくても、すべてのクレジットカードが使えるとは限りません。

1つのカードだけ持っていると、クレジットカードで支払いたくても加盟店でなければ使用できませんが、違う国際ブランドのクレジットカードを持っていれば、支払えなくなるトラブルを回避できます。

➁カードが使えない事態を防げる

クレジットカードが折れて破損した、使っているうちに磁気が弱くなった等の理由で、カード端末に読み取れないといった物理的な問題が起こることもあります。複数枚カードを持っていれば、支払いができないという事態を防ぐことができます。

➂ポイントが合算できる

同じカード会社が発行しているカードを複数枚持っていれば、カードを使うことで付与されるポイントを合算できるケースもあります。また、同じカード会社であれば、明細も同じページ内で見ることができますので、収支が管理しやすいというメリットもあります。

④特典が多く受けられる

クレジットカードを複数枚持っているということは、それぞれのカードに付いている、お店や施設などで受けられる割引や特典を、枚数分受けられることになります。カードごとに優待や特典は違いますので、ショッピングをするお店によって使い分けるようにすれば、お得になります。

⑤保険の金額を合算できることもある

旅行損害保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持っていると、保険のカバーできる金額が合算可能なこともあります。

保険の内容は、死亡と後遺障害の他、疾病や障害、救援者費用、携行品損害、ショッピング保険などがあります。たとえば持っているカードに付帯されている保険の傷害治療の補償額が50万円と30万円であれば、合わせて80万まで補償されるケースもありますので、もしもの時に安心です。また、カードによって海外旅行には対応していても国内には対応していないなど、補償内容は異なります。詳細は、持っているカード会社の規約を確認しましょう。

⑥限度額を超えた場合でも使用できる

普段はそれほど買い物をしていない、計画的に使っているという人でも、たとえば入院をしてカードで支払った等、思わぬ出費があって限度額がいっぱいになることもあります。

持っているカードが1枚だけであれば、限度額を超えると使えないので困ることになりますが、複数枚持っていれば問題なく使うことができます。また、もしカードの盗難にあったり失くした場合でも、複数枚持っていれば安心です。

クレジットカードを複数所有するデメリット

クレジットカードを複数持つことにはデメリットもあります。それぞれについて見ていきましょう。

①管理が必要になる

複数枚クレジットカードを持っていると、その分管理が複雑になります。カード会社がバラバラの場合は、カードごとに明細を確認する必要があります。また、引き落とし口座が違う場合にも、それぞれ残高をチェックしないといけません。

➁年会費がかかる

クレジットカードによっては年会費がかかるものがあります。初年度は無料でも2年目からかかるというカードもあります。特典やサービスが充実しているカードはその分、年会費も高くなります。複数枚所有していれば、その分会費がかかることにも注意しましょう。

クレジットカードを使い分けることでお得に暮らそう!

クレジットカードを複数枚持つのは、使い分けることで特典が多く受けられる、ポイントが合算される、使えなかった時に便利など、メリットが多くありますが、コストがかかるなど、デメリットもあります。それぞれのメリットを理解した上で、しっかり管理をして使い分けていきましょう。

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