タスマガジン|副業を頑張る人のお金の情報マガジン

お金が貯まらない人の冷蔵庫には共通点がある!?お金が逃げる理由を知っておこう。

お金が貯まらない人の冷蔵庫には共通点がある!?お金が逃げる理由を知っておこう。

商品やサービスが値上げ予定、というニュースが連日のように報道されています。既に値上げされているものもあり、日々の家計を圧迫してきています。家計で大きな割合を占める食費と大きく関係しているのが冷蔵庫です。節約ができない冷蔵庫とは、どういった状態なのでしょうか。

商品やサービスが値上げ予定、というニュースが連日のように報道されています。既に値上げされているものもあり、日々の家計を圧迫してきています。家計で大きな割合を占める食費と大きく関係しているのが冷蔵庫です。節約ができない冷蔵庫とは、どういった状態なのでしょうか。

お金が貯まらない人の冷蔵庫の共通点とは?

一生懸命節約しているつもりなのに貯まらない、共働きで頑張っている、年収はそれなりにあるはずなのに、なぜかお金がたまらないと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

家計の中でもウエイトが高いのが食費です。食費が家計を圧迫している家庭も少なくありません。食費と直結していると考えられるのが冷蔵庫の中身です。お金が貯まらないご家庭の冷蔵庫に見られる共通点についてみていきましょう。

調味料・ドレッシングがたくさん置かれている

スーパーマーケットなどで目新しい調味料やドレッシングなどが商品棚で陳列されていると、ついつい買いたくなってしまいます。外国や日本各地の食材を多く扱っている高級スーパーや食材店に置かれている珍しい調味料は、テレビや雑誌などでも紹介されることが多く人気があるため、手を伸ばしたくなります。

しかし調味料やドレッシングは、使っても使いきれないこともあります。特に味に癖があるドレッシングや、使える料理が限られてしまう外国の調味料というのは、なかなか減ることがありません。

いつの間にか冷蔵庫の奥に追いやられていたり、ドアポケットにいつまでも置かれていることもあります。使わないので忘れられてしまい、賞味期限が過ぎていて結局無駄にしてしまった、という経験がある方もいらっしゃるでしょう。

佃煮や塩辛、ラー油などの瓶詰や、〇〇のタレ類も同じように冷蔵庫の中で忘れられやすい存在かもしれません。捨てるということは、お金を無駄にしているということになりますので、お金が貯まりにくいのです。

冷蔵庫の奥に詰め込みすぎて見えない

節約のつもりで、買い物ごとにセール品やおまとめ品、大容量のお得な食材を買い込んできて冷蔵庫に詰め込むことを繰り返していると、冷蔵庫の中身がパンパンになってしまいます。

最初に買った品物は使わないまま、奥へ奥へ移動していき、冷蔵庫を開けても見えなくなります。見えなくなることで忘れ去られてしまいます。

たくさんの食品をまとめ買いしても、買った分を使い切ることなく、廃棄する羽目になってしまいます。ただ冷蔵庫においていただけ、という状態になってしまうので、お金が貯まらないのです。

また、冷蔵庫にたくさん物を詰め込むことは、冷気を循環させるための必要な電力が多くかかることになり、電気代がその分増えることになります。電気代も値上がりしていますので、電気代のロスも大きな無駄になってしまいます。

冷蔵庫を何度も開け閉めする

献立を決めるため、買い物に行こうとして「何があったかな?」「切れているものはないかな?」とその都度冷蔵庫を何度も開け閉めすることも、お金が逃げる冷蔵庫だと言われています。ドアの開け閉めや、ドアの開けっ放しは電気代の無駄にもなります。

何度も開け閉めする行為は、冷蔵庫の中身を把握していないことが原因です。冷蔵庫に何がどのくらいストックしてあって、賞味期限までどのくらいか等を分かっていないので、献立を決める手間や時間も無駄になってしまいます。さらに働いていると、献立を決めることも億劫になりがちです。分からないために外食や、総菜を買ってくることで、お金が逃げていってしまうことにもなります。

まったく同じ食品がいくつもある

冷蔵庫を見たら、まったく同じ商品が2つ以上出てきた、ということもあるでしょう。全部使いかけ、ということもあるかもしれません。冷蔵庫の中が整理されていないので、無駄が多いということで、お金が貯まらない特徴のひとつと言えるのです。

保存容器が統一されていない

切り分けたり、余った食材や食べきれなかった料理を入れる保存容器の形や大きさがバラバラの状態でストックされている冷蔵庫も、無駄が多いと言えます。

丸や正方形、長方形、縦長、横長、円筒形など、大きさが統一されていないと、どこに何があるか、そして何が入っているかということが分かりにくい状態になっています。

また、形が違うことで、収納のスペースも生じてしまいます。中身が見えないタイプの収納容器を使っている人も多いかもしれませんが、中に何が入っているか分からないので、何が入っているか分からず、忘れられてしまう原因となってしまいます。

お取り寄せやスイーツがたくさんある

コロナ禍もあって、人気の食品や食材、スイーツやフルーツなどをお取り寄せしたり、デパートなどで購入する機会が増えて、冷蔵庫にたくさん入っている、という人もいらっしゃるかもしれません。

こういった品物はスーパーマーケットやディスカウントストアで売られている同じような食品と比べると、何倍もの価格となることが多いため、食費ではなく嗜好品と考えられます。

仕事のご褒美などとしてたまに購入することで、モチベーションアップにもつながることもありますが、あまりにも数が多く、金額が高いと、その分お金が出て行ってしまう原因となってしまいます。

お金が貯まる冷蔵庫にするためには?

お金が逃げていかない冷蔵庫にするためには、どういったポイントに気を付ければよいのでしょうか。

【冷蔵室】詰め込み過ぎない

大きな冷蔵庫の冷蔵室は広くて詰め込み過ぎると、何が入っているのか見えなくなりデッドストックとなりがちです。節約ができている人の冷蔵室は、半分ほどの量に抑えていて、見やすくスッキリしています。

食品を奥深くまで物を入れないように棚板を工夫するなど、ストックする量自体を減らすように心がけましょう。冷蔵室に隙間があると効率よく冷やすことができ、電気代カットにもつながります。

大量すぎるまとめ買いはしない

節約のために、セールなどでまとめ買いをしてしまいがちですが、あまりにも量が多いと冷蔵庫や収納庫に物があふれかえってしまいます。また、在庫があることで気が緩み、大量に使ってしまい、どんどん使ってなくなってしまう悪循環に陥ることもあります。まとめ買いやセールでの買い物は抑え気味にして、切れたら買い足す心がけも大切です。

保存容器を工夫する

蓋を開けなくても中身が見える透明な保存容器を使うことで、ストックがしやすくなります。形をそろえることで、余分なスペースなく積み重ねて収納することもできます。さらにマスキングテープなどで、作った日付や料理名を書いておくと、確認作業の手間も省けます。

セットで収納する

毎日のように使っている食品、食材などを一つのセットとしてまとめ、定位置に収納することで、見落としが減ります。たとえば朝食で使うバターやジャム、チーズなどは、引き出せるタイプのトレーに一つにまとめておきます。場所を決めて置けば、さっと取り出せるので、電気代の節約にもつながります。

作り置きは真ん中に置く

料理の作り置きや、余った総菜は、できるだけ早く消費したいものです。冷蔵室の真ん中に置くようにすることで、目につきやすく忘れることを防ぎます。

【ドアポケット】位置や高さを工夫する

ドアポケットの部分は、ドアの開け閉めによる温度の変化が大きい場所です。温度の変化で傷みやすい生鮮食品などは置くことは避け、調味料や飲み物を中心に置くようにしましょう。

チューブや調味料を置く場合には、同じジャンル、種類のものをまとめて、決まった場所に置くようにします。棚も自分の使いやすいように調整します。

使う頻度が高いと思われるものは、上の段ではなく、使い勝手が良い下の段に移動させる、100均ショップなどで売られている可動式の仕切りなどを使う、置いている物の高さをそろえるなど、見落とさない工夫をすることも必要です。どこに何があるのか一目で分かるようにすれば、同じものを重複して買うことも防げます。

調味料などには開封した日を書く

調味料やドレッシング類を開封したら、マスキングテープなどで蓋の部分に開封した日を書き込んでおきましょう。珍しい調味料は買わない、買ったら使い切る日を決めるといったルール作りも必要です。

【チルド室】食材の種類で置き場所決める

冷蔵室の中でも温度に差があり、下の段や冷気が出てくる部分は低くなっています。生鮮食品や発酵食品などは下の段に置くようにしましょう。また、チルド室は冷蔵室よりもさらに温度が低く設定されているので、肉や魚類などを置くのに向いています。

【冷凍庫】隙間なく詰めて電気代カット

お金が貯まる人の冷蔵室は隙間がありますが、冷凍庫はぎっしり詰まっていることが多いです。買ってきた食材は、下ごしらえをして冷凍ストックし、調理しやすくなる工夫をしているためです。

収納をする際には、同じタイプ、同じサイズの冷凍用保存パックを使います。大きさを揃えることで収納しやすく、隙間なく詰められます。容量が少ないものや、冷凍食品などは立てて収納することを意識すると、見やすくなり取り出しやすくなります。

冷蔵室はスペースがあった方が効率よく冷やすことができますが、冷凍庫は隙間なく詰まっていることで、冷気が逃げないので、電気代の節約になります。

【野菜室】野菜の鮮度を保つ工夫をする

野菜は傷みやすい食材ですので、冷蔵庫に入れても気が付いたらしなびたり、悪くなってしまいがちです。葉物や長い野菜や、ブックスタンドなどに立てて置くことで鮮度を保つことができます。

紙袋を仕切り代わりにして収納すると、土や水などで汚れてもすぐに取り換えやすく、冷蔵庫の掃除もしやすくなります。

切って使いかけの野菜類は、上段の決まった位置に置くようにすることで、使い忘れを防止することができます。

冷蔵庫を整理しお金が貯まらない人から貯まる人になろう!

普段の生活に欠かせない冷蔵庫は、使い方次第で食費の節約につながります。何がどこにあるか心がけて、デッドストックをなくす工夫をすることで、お金が貯まりやすくなります。お金が逃げる冷蔵庫から貯まる冷蔵庫へ変えていきましょう。

TOP