開業届と確定申告!副業に必要な手続きについての説明

開業届と確定申告!副業に必要な手続きについての説明

副業を行う場合、普段生活をしている上では全く必要なかった手続きを行う事が増えてきます。それは、開業届の申請と確定申告です。制度としては、お金の稼ぎ方により開業届や確定申告は必要ない場合もありますが、大金を稼ぎたいと思っている場合は必ず必要な手続きとなりますので、副業を考えている人は勉強しなければいけない事の一つです。
副業を行う場合、普段生活をしている上では全く必要なかった手続きを行う事が増えてきます。それは、開業届の申請と確定申告です。制度としては、お金の稼ぎ方により開業届や確定申告は必要ない場合もありますが、大金を稼ぎたいと思っている場合は必ず必要な手続きとなりますので、副業を考えている人は勉強しなければいけない事の一つです。

開業届について

開業届は、副業を始める場合の他に、独立して起業する場合やフリーランスとして働く場合に必要となります。本職をしながら別の事でお金を稼ごうとした場合、その別の事で利益が継続して出てくると、その分支払わないといけない税金が増えていきます。

その税金関連を整理し、あわよくば支払う税率を減らすようにするためには、開業届を出して個人事業主になる必要があるのです。

個人事業主の定義

副業を始める方は、個人事業主となります。個人事業主と大きく書きましたが、本業とは別の仕事をする人やフリーランスの人の事を指しています。

基本的に、副業を始める人は個人事業主となるため、得た収益の税金を考えないといけない立場になります。何も知らず、開業届も出さずに副業でお金を稼いでいる場合、最悪、脱税の容疑が掛けられてしまう恐れもありますので、注意が必要です。

開業届の提出先

開業届は税務署に提出する必要があります。必要書類も税務署に置かれていますが、最近ではネット上にも必要書類のPDFが用意されているため、印刷して税務署に持っていくか、郵送すれば、一番早く手続きが完了します。

開業届の手続き

開業届を出す提出期限は決められており、事業開始日から1カ月以内の提出が求められています。なお、必ずしも開業届を出さないといけないわけではありません。

副業の所得が年間20万円以下の場合は、所得としては認めない場合もあります。逆に、20万円を超える場合は必要です。理由としては、確定申告で節税効果が高い青色申告ができるようになるからです。開業届は基本的に支払う税金の話に繋がるため、難しい話となりますが、必ず覚えないといけない事でもあります。

開業届を提出したらできる事

確定申告の際、節税のために青色申告ができるようになります。また、法人名義で銀行口座を入手できるようにもなるため、銀行からお金を借りたり、経費の計算が楽になるというメリットが存在します。

確定申告について

個人事業主になりますと、確定申告は白色申告と青色申告の2つのパターンに分かれますが、平成26年1月からは個人事業主の全ての人が、前年度の所得金額に関係なく記帳と帳簿書類の保存が義務付けられたため、節税効果がない白色申告をする意味がなくなりました。

そのため、現在では基本的に青色申告のみ行っている場合がほとんどです。

確定申告で行う事

確定申告とは、利益や経費を確定させ、その年の収入を報告する事です。この確定申告を行う事により、1年間の納めるべき税金を確定させます。この確定申告をせず、税金も納めない場合は、本来の支払うはずの納税額に加え、延滞税や加算税などの罰金的な税金も課せられてしまいます。

青色申告のメリット

青色申告を行うと、最大で65万円の控除ができます。基本の計算式は「収入-経費=利益」で、こちらに税金の支払いが加わります。しかし、青色申告をしていると、「収入-経費-特別控除」となり、この特別控除の手続きを行う事により、節税に繋がります。また、青色事業専従者給与という制度もあり、その事業を家族が手伝った場合の給料も経費にできるという制度もあります。

損失の繰り越し制度

青色申告をしている場合、赤字を出した場合でも3年間は繰り越す事ができます。翌年以降に出た黒字で相殺する事ができるようになりますので、利用した方がよい制度の一つです。

開業届のデメリット

開業届を出した場合、個人事業主になりますが、常に仕事をしている状態を指す事になります。もしも本業を止めてしまった場合、通常であれば失業保険が出てきますが、個人事業主になっているとまだ働いている状態と認識されているため、失業状態とはならず、保険が入る事はありません。

また、配偶者の立場で副業を始めた場合、年収130万円を超えてしまうと、社会保険の配偶者扶養から外れる可能性もあります。逆に、130万円以内の場合は外れる事はありませんので、副業を始めて軌道に乗った場合は、自分がいくら収入を得たのかをしっかりと管理しておきましょう。

まとめ

副業を始める場合、開業届と確定申告は税金の関係上必ず知っておかないといけない知識でもありますので、多少面倒でもしっかりと勉強しておきましょう。

節税と脱税はどちらも重要な知識のため、知らないと損になる事、間違いなしです。開業届は届出書を出すだけなのでそんなに難しくないですが、確定申告は経費などの計算も必要となるため、難しいと思ったら税理士などに相談する事も視野に入れておきましょう。
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