代襲相続人の相続税基礎控除はどうなる?意外とトラブルが多いって本当?
近年は超高齢化社会となっていて、さまざまな相続問題が起こっています。
今回は代襲相続人のことや、注意点などについて紹介していきましょう!
相続人となるはずであった子または兄弟姉妹が、被相続人より先に死亡した場合や、相続欠格や推定相続人の廃除によって相続権を失った場合、その者に代わって相続人となる者を代襲相続人といいます。
相続税基礎控除の代襲相続人とは?
逆に人が亡くなることを望んでいるようで不謹慎だと言う人もいるのです。ただ、実際に相続の場面になって慌てる方が故人に対して失礼ですよね(;´・ω・)
こちらでは、代襲相続人に関することを見ていきましょう。
代襲相続人について
例えば、被相続人が母だった場合子供たちに相続権がいきます。しかし、子供のうち誰かが亡くなっている場合もあるのです。
その場合は、亡くなっていた人の子が代わりに相続人となるのです。このことを代襲相続と言います。
代襲相続人による法定相続人の数とは
例えば、Aさんにはふたりの子供がいたとしましょう。普段であればふたりの子供で財産を分けることになりますが、片方が亡くなっていた場合は更に子供、被相続人にとっては孫にあたる人物が法定相続人になるのです。
もし、代襲相続になった孫がふたりいた場合は法定相続人が3人になってしまいます。本来であればふたりでわけていたものを三人で分けることになってしまうのです。
代襲相続人による基礎控除はどうなる?
3,000万円+600万円×法定相続人の数で基礎控除額を求めることができます。
このことからも分かるように、代襲相続によって法定相続人が一人増えると基礎控除額も600万円増えることになるのです。
相続税基礎控除額とはなんなのか? 覚えておきたいことについて – タスマガジン:副業を頑張る人のお金の情報マガジン
代襲相続による注意点はあるのか?
人数が増えることはよくある
法定相続人の人数が増えるということは、端的に言えば取り分が減ってしまうからです。そのため、代襲相続人の人数が増えたことでもめ事になって大事になることもあります。
代襲相続人が初めて顔を会わせることもある?
淡々としたやり取りばかりで、気まずさの方が残ったという人も少なくありません。
分割で揉めやすい
ただ、どれだけ嫌味を言われようがそれはあなたの権利なので相続放棄する必要はないのです。
法律で代襲相続人制度が決まっているのだから、それを別の法定相続人がとやかく言う権利はありません。そのため、もめ事になったとしてもしっかり立ち向かうようにしましょう。
代襲相続人の相続税基礎控除は注意しておこう
基本的に相続税などは身近なものではないのでミスをしやすいです。そのため、事前にしっかり話し合っておく必要があるのです。
縁起でもない、という人もいますがその後のトラブルを考えれば事前に話し合っていた方がスムーズと言えます。