個人事業主の確定申告のやり方

個人事業主の確定申告のやり方

個人事業主にとって、1年に1度必ず行わないといけないのが確定申告です。サラリーマンは年収2000万円以上もしくは副業等で副収入がある場合など、確定申告を行なう人はそれほど多くはいません。確定申告を初めて行なう場合、どうやって申告をするのか、必要な書類はあるかといった確定申告のやり方が気になるかもしれません。
個人事業主にとって、1年に1度必ず行わないといけないのが確定申告です。サラリーマンは年収2000万円以上もしくは副業等で副収入がある場合など、確定申告を行なう人はそれほど多くはいません。確定申告を初めて行なう場合、どうやって申告をするのか、必要な書類はあるかといった確定申告のやり方が気になるかもしれません。

個人事業主の確定申告のやり方は2種類

個人事業主が行う確定申告は、白色申告もしくは青色申告の2種類です。既に開業届を提出し、青色申告承認申請書が受理されて青色申告での確定申告が認められている場合は青色申告、その他の場合は白色申告です。基本的に申告の流れは同じで、書類もしくはe-taxと呼ばれるネット上での確定申告手続きの2通りがあります。

確定申告書はダウンロードも可能

個人事業主が確定申告を行う場合、白色、青色共通して、確定申告書Bを使用します。この他に、青色申告の場合は青色申告決算書、白色の場合は収支内訳書を用意します。それぞれインターネットでダウンロードできるようになっています。国税庁のホームページにアクセスし、確定申告書等作成コーナーを活用しましょう。

確定申告の期間

確定申告の期間は例年決まっていて、2月16日~3月15日までの1カ月間です。令和元年の確定申告については、新型コロナウィルスによる影響により、確定申告期間が延長されました。特例がなければ、1ヶ月の期間中に確定申告を郵送もしくは税務署での提出、e-taxによる電子申請から選びます。

経費の申告

via pixta.jp
青色申告、白色申告双方に共通するのが、確定申告書とは別に経費を申告する書類に必要事項を記入することです。青色申告の場合、経費の証明となる帳簿の提出が義務付けられています。そのため、青色申告決算書に加えて、経費がわかる帳簿も提出します。白色申告は帳簿の提出義務はありませんが、経費の証明となる帳簿等の記録を残しておくことが求められています。

青色申告のほうが有利

青色申告は手続きの煩雑さがあるものの、控除額が65万円設けられています。白色の場合この控除はなく、基礎控除と配偶者控除など基本的な控除に限定されています。そのため、節税をしたい場合には青色申告のほうが圧倒的に有利です。

確定申告書作成コーナーを活用しよう

1年間に得た収入、支出(経費)を帳簿をもとにして、各書類に金額を記入もしくはパソコンで金額を入力します。確定申告書作成コーナーは電子申請手続きをしていない人でも利用できるようになっていて、金額をそれぞれの項目ごとに入力することで、自動的に各書類に反映されるようになっています。

光熱費や旅費交通費、接待交際費や減価償却など、それぞれの項目に入力していきましょう。入力が完了すると、自動的に経費が計算されて、年間収入が確定します。書類が完成したら印刷し、押印をします。

入力内容によって自動で数値が反映される

経費が確定したら、確定申告書の作成に入ります。確定申告書には、青色決算申告書もしくは収支内訳書の入力したデータがそのまま反映されます。あとは項目ごとに経費を申告します。例えば、健康保険や生命保険などの各種保険料控除、国民年金などの年金保険料控除もここで入力します。

控除額が確定すると、その年の税額が決まります。所得税は1期のみで収めるか、納税額により分割して納付することもできます。ケースバイケースですが、還付金が発生することもあります。例えば、源泉徴収されていて、その分が戻ってくる場合です。この場合、指定口座の情報を記入して還付金が振り込まれるようにします。税金は口座引落になるため、銀行口座の情報も入力しましょう。

用紙の印刷と郵送

すべての書類が揃ったら、それぞれをプリントして必要な項目に捺印をします。あとは税務署に持参するか、白色の場合は郵送による申告も可能です。郵送する場合、税務署の受領印が押された控えをもらう必要があります。そのために返信用の封筒も用意しておきましょう。

証明書の添付も忘れずに

確定申告書Bには生命保険料控除、国民健康保険料、国民年金保険料の納付証明書も合わせて添付します。これが添付されていないと控除が受けられないため、証明書を忘れずに添付するようにしてください。すべての書類の作成が終わったら、不備がないかも確認しましょう。

e-taxを利用するメリット

e-taxを利用する方法もあります。e-taxを利用するメリットは、上記の確定申告書や収支内訳書の入力に加えて、作成した書類を電子申請という形で提出できることです。マイナンバーが発行されている場合は、マイナンバーカードとカードリーダーを利用して申請することもできます。電子申請の他に電子納税も可能なので、自宅ですべての申告手続きが完了します。

その他に納税証明書の発行など、諸手続きで必要な書類もすべてWEB上で発行されるため、忙しい個人事業主にとってとても便利なシステムになっています。将来的な電子化に向けて、e-taxによる納税手続きを行なうことで、将来に備えることもできます。青色申告を電子申請で行なうと、更に10万円の控除が受けられるので、節税にも繋がります。
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