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税金の軽減はない?個人事業主の白色申告の手順とメリット・デメリット

税金の軽減はない?個人事業主の白色申告の手順とメリット・デメリット

毎年1月を過ぎると、確定申告が話題にあがりますよね。 個人事業主の場合、確定申告は「白色」か「青色」かを選んで行う必要があります。 そもそも白色と青色って何?紙の色が違うの?など、違いが分からない人もいるかもしれません。

毎年1月を過ぎると、確定申告が話題にあがりますよね。
個人事業主の場合、確定申告は「白色」か「青色」かを選んで行う必要があります。
そもそも白色と青色って何?紙の色が違うの?など、違いが分からない人もいるかもしれません。

毎年1月を過ぎると、確定申告が話題にあがりますよね。

個人事業主の場合、確定申告は「白色」か「青色」かを選んで行う必要があります。

そもそも白色と青色って何?紙の色が違うの?など、違いが分からない人もいるかもしれません。

白色申告をするとき何を用意したらいい?

まずは白色申告をするときに必要なものを揃えましょう。

確定申告の時期が来たからと揃え始めるのでは間に合わないかも!というものもあります。

日々コツコツと準備しておくと慌てずに済んじゃいます。

届出は特に必要なし!

個人事業主の確定申告では、「白色と青色の二種類があるよ」ということは既に説明していますね。

このうち青色を選ぶ時には税務署に「開業届」や「青色申告承認申請書」といった届出をする必要があるんです。

ですが、白色申告の場合は届出の必要なし!この点は確定申告前に慌てる必要がないですね。

準備するのは収支内訳書と確定申告書B

確定申告のときには「収支内訳書」と「確定申告書B」という二つの書類を提出します。

確定申告書はAとBがあるので、間違えないようにしてくださいね。

収支内訳書を書くときに、日々コツコツと帳簿を付けておけば記載が楽にできます。

白色申告でも帳簿の記載は必要なので、後々苦労しないためにも帳簿だけはこまめに付けておきましょう。

確定申告書、青色申告決算書、収支内訳書等
用紙のダウンロードはこちらから出来ます。

提出は3つの方法がある

収支内訳書と確定申告書Bを作成したら、今度は提出します。
提出方法は3つありますよ。
税務署に持参
テレビのニュースなどでよく見かけるのが、税務署に並んで提出する人の列ですよね。

専用の用紙に記載をしたり、パソコンで作成してから印刷したりした申告書を用意して税務署に行きましょう。

税務署に直接持っていくと、提出した書類の控えに受領印を押してもらえます。

確定申告を行ったという証明が貰えるんです。

間違っている箇所のチェックなどはこの場ではしてもらえないため、確定申告書に記載事項に自信がないという場合は事前に税理士による確定申告相談を受けてチェックしてもらっておきましょう。

郵便で送る
税務署あてに作成した書類を郵送で送ることもできます。

もし控えに受領印が欲しい時には、返信用封筒に郵便切手を貼ったものを同封しておくと、あとで郵送してくれますよ。

税務署には沢山の人が訪れるためどうしても直接持っていくと時間がかかりますが、郵送なら送料はかかるけど時間はかからないメリットがあります。

e-Taxを使った電子申告
事前にマイナンバーカードを取得して、事前申請や電子証明を取得しておけば、自宅に居ながら確定申告が行えます。

カードリーダーなどの機器が必要になりますが、e-Taxならすべての作業が自宅で行えるメリットがありますね。

白色申告にメリットやデメリットはあるの?

個人事業主が白色申告を選ぶことにはメリットやデメリットがあります。

どのようなメリットやデメリットがあるのかをチェックしておきましょう。

メリット1:難しい簿記の知識は不要

白色申告でも帳簿を付けないといけませんが、その帳簿は家計簿を付けられる程度の知識があれば済んじゃいます。

難しい簿記の知識は不要なんです。

実はこの点で白色を選ぶという個人事業主もわりと多いんです。

メリット2:帳簿類の作成が楽

貸借対照表や損益計算書といった帳簿類を付けなけれなならない青色申告に比べると、白色申告の帳簿はうんと楽です。

日付と何に使ったか(または何で収入があったか)と、金額を記載していけばOKです。

確定申告で作成する収支内訳書には「売上」「雑収入等」「仕入れ」「経費」の4項目を記載するので、この項目ごとに記帳すればばっちりです。

メリット3:売上が20万円以下ならそもそも確定申告が不要

個人事業主といっても、誰でも沢山売上があるわけではないですよね。

20万円以下の場合には、そもそも確定申告すら不要なんですよ。

デメリット1:節税効果がない

白色申告より青色申告の方が節税効果はあります。

「10万円控除」「55万円控除」「65万円控除」といった種類の控除が青色申告ではあるんです。

基礎控除「48万円」はあるので、売上高20万円以上48万円未満の場合なら、このデメリットも関係ないといえますよね。

デメリット2:融資が受けづらい

事業が軌道に乗ると、融資受けたいという人も出てきます。

ですが、青色申告の人に比べると白色申告の人はどうしても信頼度が低い為に融資は受けづらいんです。

ただ、融資が必要になるほどの事業展開を白色のままする人はほとんどいませんよ。

青色申告を視野に入れよう!

小規模な展開で事業を行っている個人事業主なら、あえて青色申告にする必要性はないかもしれませんね。

簡単に税金の計算ができる白色申告ですが、これから事業を展開していきたいという望みがある場合には、控除が多い青色申告を視野に入れていくことがおすすめです。

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