その残業必要なの?働き方が変わりつつある今、無駄な残業はもうやめよう!

その残業必要なの?働き方が変わりつつある今、無駄な残業はもうやめよう!

少し前まで、残業することは当然のように考えられてきました。上司より先に帰ると、「え?帰るの?」といわれた経験のある人もいるでしょう。しかし、働き方改革が行われた今、残業に対する考えが少しずつ変わってきているようです。 働き方改革とは、2019年に厚生労働省が発表した「働く人がそれぞれの事情によって、自ら働き方を選択できるようにする」ことを目的とした取り組みです。働き方が多様化している現在において、仕事とプライベートを切り分けることが重要視されるようになりました。
少し前まで、残業することは当然のように考えられてきました。上司より先に帰ると、「え?帰るの?」といわれた経験のある人もいるでしょう。しかし、働き方改革が行われた今、残業に対する考えが少しずつ変わってきているようです。

働き方改革とは、2019年に厚生労働省が発表した「働く人がそれぞれの事情によって、自ら働き方を選択できるようにする」ことを目的とした取り組みです。働き方が多様化している現在において、仕事とプライベートを切り分けることが重要視されるようになりました。

とはいえ、この改革によって成果を上げている会社もあれば、業績が下がっている会社もあります。本来、残業をなくし最低限の有給消化を義務づけることで、個人の生産性を上げることを目的として打ち立てられた改革ですが、思うように上手く回らなくなってしまった会社がほとんどです。

以前のような成果を出すためには、本当に残業が必要なのでしょうか?働く時間を増やすことによって、会社の業績はどんどん上がっていくのでしょうか?残念ながら違います。残業する時間が多くなれば会社の業績が上がるわけではありません。しかし、残業が決して悪いものでもないことも事実です。では、皆さんはこれから残業とどのように向き合っていけばよいのでしょうか?ここからは、残業が必要なのか不必要なのか、本当のところをお話ししていきます。

残業のルールを知る

何気なく行っている残業ですが、残業について詳しく理解している人は少ないです。なぜなら会社が残業の処理を全てしてくれるから。店長や役職によって異なりますが、私たちが残業の処理をすることはほとんどありません。

まず初めに、残業時間には上限があります。2020年4月より残業時間の上限が設けられました。この上限規制により、月45時間・年360時間までの残業が基本となったのです。しかし会社が36協定という締結を結ぶことで、年に6回まで月の残業時間を100時間まで伸ばすことができます。その他にも細かい決まりはありますが、会社によって残業の上限は異なることを理解しておいてください。

次に、残業による給料です。残業代も会社によって異なります。金額はもちろんですが、残業代が支払われるかどうかが大きな違いといえるでしょう。厳密には、法定労働時間を超える残業代は支払われます。しかし、「どれだけ残業しても給料が変わらない」という人もいるでしょう。それは、固定残業代制度が取られているからなのです。みなし残業とも呼ばれるもので、基本給の中に残業代が含まれています。

このように、残業すればするほど残業代がもらえる会社と、みなし残業代が既に給料に含まれており、どれだけ残業しても残業代がプラスでつくことはない会社とがあります。自分の会社がどちらに当てはまるか把握しておきましょう。

どうして残業を行うのか?

残業について、ある疑問をずっと抱いている人も多いのではないでしょうか?それは「どうして残業を行うのか?」ということです。残業が発生するのはいくつかの理由があります。残業をすることが多い人は、以下のどの理由に当てはまるか見ていきましょう。

仕事量が多く、時間内に終わらない

一つ目の理由は、仕事量の多さです。機械作業と違い人間の作業量には限界があります。どれだけ優秀で作業が早い人であっても、仕事量が多ければ時間内に終えることは困難です。そもそもの仕事量の多さから残業せざるを得ない状況になっていることがあります。

なかなか帰りづらい

二つ目の理由は、なかなか帰りづらいことです。会社の中で既に残業の文化が根付いてしまい、変な習慣になってしまっていることがあります。特に仕事が残っているわけではないのに、定時で帰ったり、上司より先に帰ったりすると「何か言われるような気がする」といった理由から残業をしてしまうようになります。

ポジティブな残業

三つ目の理由は、ポジティブな残業です。勤務時間以外の時間を使って仕事を学びたい人や、もっと経験を積みたい人がすることが多い残業です。残業の理由が明確で、時間や給料よりも自身のスキルアップを目的とした残業を指します。

残業の良し悪し

さて、残業が多いあなたにとって、どの理由が当てはまったでしょうか?ひとえに残業といっても、このように、理由は大きく異なります。ポジティブな残業もあればネガティブな残業もあるのです。では、自由な働き方が推奨されつつある今、残業は良いことなのでしょうか?

結論からいうと、残業すること自体に良し悪しの判断はつきません。重要なのは「どんな理由で残業をするか」です。残業を行う理由が仕事量の多さや会社の変な習慣のせいであれば良くないでしょう。

仕事量が多いことが理由の場合は、そもそも会社の働き方や仕組み自体に改善余地があります。効率よく作業する方法や、仕事を上手く分配する方法を探すことが課題といえます。
最も良くないのは、変な習慣のせいで帰りづらくなり、残業をすることです。この残業にはメリットが一つもありません。残業をする人はただ時間を無駄にし、会社はお金を無駄にします。また、残業をすることが当たり前になると、集中力が低下し、作業スピードが悪くなります。「早く仕事を終わらせてもどうせ帰れない」という理由から、時間内に終わらせる意識が無くなってしまいます。

必要なのはポジティブな残業だけ!

昔とは働き方が変わり、残業は良くないことと考える人は多いです。意味のない残業は会社にとっても従業員にとっても良いことはありません。とはいえ、ポジティブな残業であれば価値があるのも事実です。社内や現場でしか学ぶことができないこともあります。

時間を延長してでも「学びたい・身に付けたい」という意識をもって行う残業であれば、将来的に会社の成長にも繋がるので良いといえるでしょう。あなたの残業は、あなた自身と会社にとって意味のあるものなのか、ぜひこの機会に考えてみてください。
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