キャリアアップの方向性はどう決める?自己分析の方法や将来に向けた対策!

キャリアアップの方向性はどう決める?自己分析の方法や将来に向けた対策!

「キャリアアップをしたいですか?」という質問に「はい」と答える人はたくさんいるでしょう。しかし、「なぜキャリアアップしたいのですか?」「キャリアアップのために何をしていますか?」と聞かれると、答えがスムーズに出てこないかもしれません。 この記事では、キャリアップの考え方や方向性の見つけ方について解説しています。この機会に、自分のキャリアについて改めて考えてみましょう。
「キャリアアップをしたいですか?」という質問に「はい」と答える人はたくさんいるでしょう。しかし、「なぜキャリアアップしたいのですか?」「キャリアアップのために何をしていますか?」と聞かれると、答えがスムーズに出てこないかもしれません。

この記事では、キャリアップの考え方や方向性の見つけ方について解説しています。この機会に、自分のキャリアについて改めて考えてみましょう。

キャリアアップの2種類の考え方

キャリアアップの考え方は「深める」と「広げる」の2種類があり、それぞれ必要なスキルの磨き方が違います。自分の目指す目標を達成するためにはどちらが必要なのか、それぞれの特徴を踏まえて考えてみましょう。

深める

自らが行っている業務をより突き詰めていき、プロフェッショナルを目指すのが、「深める」タイプのキャリアアップです。

実際の業務で考えると、以下のような例です。
・新人の営業マンが、営業成績を上げるためにスキルを磨いてトップセールスマンを目指す
・会社で磨いてきたプログラミングスキルをもとに、より待遇の良い企業への転職を目指す

自身の仕事領域に特化した資格を取得するのも、「深める」考え方のひとつです。

広げる

一方、「広げる」タイプのキャリアアップでは、自分の担当している業務に関連する別のスキルを身に着け、担当範囲を広げていくことを目指します。

業務でたとえると以下のようなケースです。
・営業マンが顧客分析や市場分析などの知識を身に着けることで、イベント企画やマーケティングコンサルタントなどの仕事もできるようになる
・WEB制作のデザインに携わっていたが、チラシのデザインも学ぶことでWEB媒体に限らず紙媒体のデザインまで領域が広がる

「広げる」の考え方は、全く違うジャンルの職種に手を出すのではなく、あくまでも今携わっている分野から領域を広げるのがポイントです。

キャリアアップとキャリアチェンジの違い

前述したとおり、キャリアアップはもともと持っているスキルに磨きをかけていくという意味です。「広げる」「深める」、どちらのタイプも、もともとの保有スキルがベースとなることに変わりはありません。

一方、「まったく異なる別の分野の勉強をして、今とは違う分野の仕事に就きたい」と考える人もいるでしょう。このようなケースは、キャリアアップではなくキャリアチェンジに該当します。自分が目指しているのがキャリアアップなのかキャリアチェンジなのかは、明確にしておきましょう。

まずは自身のキャリアの棚卸しを

キャリアアップやキャリアチェンジを目指すにあたっては、まず自分自身の現在の立ち位置を知る必要があります。改めて、これまでのスキルの棚卸しをしてみましょう。

この時、頭で考えるだけでなく、実際に手を動かして書き出すのがおすすめです。文字や図に起こすことで、より状況の整理がしやすくなります。また、次に身に着けるべきスキルを検討したり、転職先に提出する職務経歴書をまとめたりする際にも役立てられます。

キャリアの棚卸しの方法

キャリアの棚卸は、勤務先や業務内容などで区分して行うのがおすすめです。

・勤務先について
まずは、勤務先の業種、規模(社員数・売上)、業界内での立ち位置や強みについて書き出します。すでに知っている情報も、あらためて文字にしておきましょう。

・自身の仕事について
所属部署や担当したことのある業務内容についてまとめます。複数の部署を経験している場合は、部署ごとに分けてまとめましょう。

業務内容はできるだけ細かく記載するのがポイントです。たとえば「テレアポ」であれば、取り扱い商材や1日の架電数、アポイント数の実績といったところまで明記しましょう。

・身に着けたスキルや資格について
仕事に関連する保有資格と、資格以外の身に着けたスキルについて書き出してみましょう。人に見せるものではありませんから、「ガチャ切りされてもめげなくなった」「質問にスムーズに答えられる率が上がった」など、趣味の幅まで広げて「成長した」と思えることをなんでも書き出してみてください。

・現在の仕事の満足度について
現在の仕事について、「給与」「労働時間」「職場環境」「仕事のやりがい」「企業風土」「将来性」といった観点から、それぞれどの程度満足しているか考えて、点数をつけてみましょう。合わせて、自分が仕事を行う上でそれぞれをどの程度重視するか、優先順位を考えます。

プライベートを充実させたい人であれば、たとえ給与が変わらなくても、労働時間や通勤時間が短くなって自分のやりたいことができるようになれば「キャリアアップに成功した」といえるでしょう。自分にとって大切なものがなんなのか、考えてみてください。
キャリアアップの目的意識については、次の段落で詳しく解説します。

目的を明確にしよう

キャリアアップを目指す上で大切なのが、「最終的な目的はどこにあるのか」です。ただやみくもに資格を取得したり、仕事にまい進したりしていても、望んだ形のキャリアアップができるとは限りません。キャリアアップによって何を叶えたいのかを考え、それに合った行動をとることが大切です。

以下に、キャリアアップの代表的な方法をまとめました。キャリアアップを効率よく進めていくために、自分の目的がどこにあるのか明確にしておきましょう。

・その道のスペシャリストになる
ひとつの仕事を極めることで、「この仕事は○○さんにお願いすれば安心」と思ってもらえるようなスペシャリストを目指します。先に取り上げた「深める」に該当します。

「手に職をつける」「プロフェッショナル」といった言葉に魅力を感じる人もいるでしょう。人生をかけたいと思える魅力的な仕事に就いている人は、スペシャリストを目指してみるのが良いかもしれません。

・管理職を目指す
転職をせず、社内でのキャリアアップを目指すのであれば、管理職を目指す道が一般的です。これは「広げる」に該当します。

平社員から係長、課長、部長と昇進していくのは、古くから続く日本の伝統的なキャリアアップコースでしょう。マネジメント経験があれば、他社への転職の際の強みにもなります。特に、一定以上の年齢の人が転職を目指す場合は、管理職経験が求められるケースも多くあります。

・業務に関連する別の職種を目指す
関連する仕事の幅を広げていくことで、別の職種への転換を目指す方法です。営業部の社員が顧客のニーズをキャッチする能力を活かして商品企画への異動を希望する、といったケースが該当します。

・独立してフリーとして活躍する
社員としてスキルを磨き、最終的に独立を目指すケースです。料理人や美容師、大工、エステティシャンのほか、プログラマーやWebデザイナー、営業などの職種でも、独立を目指すことが可能です。特にIT業界では、フリーランスとして活躍している人も多くいます。

キャリアアップに向けて今やるべきことは?

この記事では、自分自身の「これまでのキャリア」と、「将来的なキャリアアップの目的」について解説してきました。その上で、最後に考えなければいけないのが、「今からするべきこと」です。

現状を把握した上で、将来的なキャリアアップの目的を叶えるためには何が必要なのか、考えてみてください。具体的な取るべきアクションは、それぞれの人によって千差万別でしょう。資格の取得かもしれませんし、転職エージェントへの登録かもしれません。あるいは、別の部署へ異動するために、まずは関連性の高いプロジェクトへ参加希望を出す、という人もいるでしょう。

キャリアアップを実現するためには、自分自身のアクションが必須です。勤務先によっては、何もしなくてもある程度の昇進や昇格は見込めるかもしれませんが、希望通りのキャリアを築いていくためには、やはり能動的に動く必要があります。できるだけスピーディにゴールへ到達するために、ぜひ今、この時からキャリアアップのためのアクションをスタートさせてください。
TOP