目指せFIRE!低所得でもFIREを目指すなら押さえておきたいポイント

目指せFIRE!低所得でもFIREを目指すなら押さえておきたいポイント

毎日仕事をあくせく働いて一生を終わらせたくない!そんな気持ちでFIREを目指す若年層が増えています。現状は低所得であったとしても、FIREを目指すことは無謀なことではありません。そこで、低所得でもFIREを目指すなら、押さえておくべきポイントを解説していきます。
毎日仕事をあくせく働いて一生を終わらせたくない!そんな気持ちでFIREを目指す若年層が増えています。現状は低所得であったとしても、FIREを目指すことは無謀なことではありません。そこで、低所得でもFIREを目指すなら、押さえておくべきポイントを解説していきます。

低所得でもFIREを目指すなら

低所得であることで、FIREなんて夢のまた夢と諦めてしまう人は少なくありません。ですが、低所得であってもFIREを目指すことは人生を好転させるために良いことです。
現状から抜け出すために、まず何から始めるべきかをみていきましょう。

支出癖を把握する

自分の支出にどんな癖があるのかを把握しましょう。現状、何に一番お金がかかっているのかを検証するのが第一歩です。支出の大きな部分となるのは住居費です。実家暮らしであれば問題ありませんが、毎月払う家賃は結構な負担になるものです。

次に娯楽にどれだけ使っているかも検証が大切です。この娯楽部分は、リタイヤ後も人生の充実に必要な部分となります。支出で無駄と感じる部分があれば、今から削減ができるようにしておきましょう。

必要な資産を計算する

自分の支出の癖がわかったら、今度は必要な資産を計算します。FIREに必要な基本の貯蓄額は、年間支出の25倍とされています。そこから、運用をしていくことでFIREが実現できるというわけです。

具体的には、年間支出が250万円だとしましょう。必要な資産は25倍ですから、6,250万円を貯めることが、FIREのスタート地点に立つ、ということですね。

まずは積立投資から始めてみる

「低所得な自分にそんな膨大な額を貯めるのはまず無理!」と今匙を投げそうになった方、まずその意識から変えるのが大切です。

確かに、ただ働いて給料を銀行に預けるだけではお金は増えていきません。とは言え、初めから株式や不動産投資をするのもリスクが高く感じることでしょう。

そこで、まずは投資に慣れるためにもローリスクな積立投資から始めてみてはいかがでしょうか。こうして、お金にお金を稼いでもらうことに、少しずつ慣れていくことで意識が変わってくるのです。

プチFIREを視野に入れてみよう

低所得でもFIREを目指せることがどうしても理想論に思えるでしょうか。確かに、現状で考えると一定の貯金額を貯めるために社畜生活をしないといけないのか、と心が痛くなりそうですよね。

そこで、考え方を変えて「プチFIRE」を視野に入れてみませんか?

まずは資産1000万を目指す

プチ、とは言えどもFIREですので、まずは土台となるまとまった資産が必要です。いきなり6000万といった大きな額ではなく、手の届く1000万から始めてみましょう。

基本の生活費を10万円として、10年分の費用として1000万の貯蓄から始めます。完全にリタイヤするわけではありませんが、毎月10万円の収入、と考えるとセミリタイヤに近いですよね。この額であれば、正直アルバイトでも可能な額になります。

完全にリタイヤのFIREよりも、早い時点でFIREをスタートできるのも魅力です。

リスクが少ないプチFIRE

完全にリタイヤをしてしまうと、何かがあったときにまず社会復帰が難しいというリスクもあります。長い期間をセミリタイヤとして生活するのですから、この先に何が起こるかわかりません。実際、新型コロナウイルスの出現で生活は一変しましたよね。

悠々自適に見えるFIREですが、いわゆる社会保障や信用といったものは下がります。土台だけ形成して、あとはガツガツ働かないスタイルに変えれば、ある程度の社会的信用も残したままセミリタイヤが可能になるのです。

働き方の多様性に向いている

つい数年前まで、リモートワークなんて現実的ではない、あるいは一部の人のみが行っていた働き方でした。ところが、生活の一変で「当たり前」の働き方となったのです。

これからも、もっと働き方は変化するでしょう。フリーランスとして活躍する人は増えていくと考えることができます。そのとき、プチFIREであれば月8万円ほど稼げば良いので、自分のやりたいことにチャレンジができるのです。

新しいタイプの働き方に対応し、しかも余裕を持って生活ができるのがプチFIREの利点と言えるでしょう。

低所得でFIREが無理だと思われる理由

完全リタイヤ型のFIREでなければ、現状が低所得であってもFIREは可能です。それでも、今までどおりの働き方に固執してしまう人は大多数でしょう。

ではなぜ、低所得だとFIREが無理だと感じてしまうのでしょうか。その背景を考えていきます。

投資に回す金銭的余裕がない

そもそも「投資」が身近ではないことも言えるのですが、低所得だとどうしても目先のお金に意識が集中することでしょう。そのため、生活費や税金に収入が費やされてしまい、投資に回す「自由なお金」は用意が難しくなります。

また、これは性格的な問題にもなりますが、自由に使えるお金があることで支出の額が増える人も少なくありません。少しずつ「自分へのご褒美」としてプチ贅沢をしてしまうこともあります。普段の支出の癖を見直すことが大事なのは、このプチ贅沢を見直すためでもあるのです。

価値観が変わらない

日本独特の「同調圧力」もFIREを難しくさせます。まず、FIREで完全リタイヤをしてしまうと、社会的な信用がないために家を借りるにも難しくなりますし、ローンも難しいでしょう。

支出の部分で言えば、普段のちょっとした「会社の飲み会」に参加しないことで歩調を乱すと考えられたり、何かと「同じではない」ことに心的ストレスを与えられます。現状、会社員であることが日本では「普通」とされているのは否定ができません。その価値観の中でFIREをすることは、想像以上に困難が予想されるのです。

そもそも日本では難しい?

会社に入って波風を立てないでいれば、生活は必ずできるのが日本の社会です。その上、皆保険制度もあるため、会社員であることが実は最もストレスがないのではないか、といった見方もあります。

そもそも、FIREムーブメントの発祥地はアメリカです。ご承知のとおり、アメリカと日本では物事への考え方、働き方、社会保障が全く違います。会社員として終身雇用の考え方がまだまだ根強く、正社員であることがステータスとなる日本において、FIREでリタイヤすることは周囲の理解を得ることも難しいかも知れません。

FIREの意識を変えてみる

低所得でFIREを目指すなら、FIREは「完全リタイヤで行うもの」という意識から変えるのもポイントです。完全リタイヤに固執してしまうと、FIREも失敗をしてしまう可能性が高いと言えます。

FIREは方法であってゴールではないため、もっと柔軟に意識を変えてみましょう。

「経済的自立」を理解する

経済的自立はFIREの「FI」の部分です。この部分をまずは目指すことはとても大切ですが、後ろに来る「RE」、つまりリタイヤの部分は何も早期である必要はないのでは、という疑問があります。

将来的に金銭的な困難に陥らないために、お金を増やすことは大切です。そして、そのために必要な知識を得ることは人生を豊かにするでしょう。このfiを目標に投資をしつつ、FIRE前からFIREの土台を形成していきましょう。

リタイヤ後に精神的に困らないように、やりたいことや友達を見つけておくことが大切です。

FIREにも種類がある

Fireは4種類あります。リタイヤ型のFIREはファットファイアとリーンファイア。ファットファイアはリタイヤ後も今のライフスタイルを変えずに生活すること、リーンファイアは倹約しつつ生活する違いがあります。当然ですがファットファイアの方が基礎の資金が必要です。

セミリタイヤ型のFIREはサイドファイアとバリスタファイア。サイドファイアは自分のしたい仕事でセミリタイヤを、バリスタファイアはアルバイトでセミリタイヤをする方法です。自分に合ったFIREの方法を探っていきましょう。

自分の目指すFIREを考える

4種類のうちにどれが自分に合うかを考えるなら、自分の性格を考えましょう。リタイヤをしたは良いけど、お金がかかる趣味が好きなら当然ですが支出が増えていきます。お金のかかる趣味はないけど、友達と出かけることが好きならその分の支出も考えなければなりません。

セミリタイヤを選んだとしても、自分より年下の社員に仕事の指示をされるのが嫌なのであればアルバイトそのものが向いている働き方とは言えないでしょう。自分はどんな風に社会と関わっていきたいのか、自分の目指す将来像をしっかりと理解をしておくことが大切です。

低所得でもFIREを実現させるには

では実際に、低所得であってもFIREを実現させるために、今日からできることをみていきます。大前提として、4種類あるFIREのうち、どのタイプを選択するのかは大まかで良いので決めておいてください。その目標に向かって道筋を立てていきましょう。

目標金額を設定する

ファットファイアを目指すなら、設定金額は1億とも言われます。この1億を元に資産運用をして、完全リタイヤとなるわけです。

リーンファイアであれば、1億とまではいきませんがそれなりの額は必要になります。どのようにその額まで資産を増やすのか、投資に慣れていくのは必須です。また、自分がどれだけ質素な生活をしていけるかもキーポイントですので、支出の見直しもしていきましょう。

支出を抑える

セミリタイヤを選択するなら、できるだけ支出を抑えた生活に慣れていくのが大事です。もちろん、セミリタイヤなので、ある程度収入の確保はできるでしょう。しかしながら、少し働くだけのつもりが、収入があることで安心して支出が増えて、結局がっつり働くなんてことになっては本末転倒です。

支出を抑えながらもどうやって豊かな生活になっていくのかを模索した方が、仕事意外の充実を得ることができるでしょう。

副業を始める

実際にセミリタイヤした後のことを考えて、今から副業を始めてみてください。ネットを使って仕事をするのか、あるいは日雇いといった形式で働くのかなど、副業は働き方もさまざまです。これを機に、自分のやりたいことに挑戦するのも良いでしょう。

フリーランスとして仕事をするのは、一見「気楽」に見えるかも知れません。ですが実際フリーランスとして働いている身からすれば、会社員ほど守られているものはない!と感じるものです。セミリタイヤしてから慌てないように、今から副業を始めて慣れておきましょう。

意識の変化と自分を知ることで低所得でもFIREは可能

完全リタイヤだけを視野にいれていては低所得からFIREの実現は難しくなります。あくまでもFIREは方法であってゴールではないことを理解しておきましょう。

その上で、自分の性格を吟味し、これからどのように働くことが人生の充実に繋がるのかを考えてみてくださいね。
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