
30代は将来に備えてお金を貯めておくことが大切。
コロナ禍で将来への見通しが全く立たなくなっていきなり不安になってしまった人も多いのではないでしょうか。大企業に勤めていても減給やボーナスカットで人生設計が狂ってしまった人もいるかと。そうでなくとも、自然災害や事故のニュースもよく耳にするようになったし、将来に備えて自分でできることはしっかりやっておかないといけないなぁ、そんな悲しい世の中になってしまいました。
将来に備えて貯金する
大企業に勤めていても減給やボーナスカットで人生設計が狂ってしまった人もいるかと思います。
そうでなくとも、自然災害や事故のニュースもよく耳にするようになったし、将来に備えて自分でできることはしっかりやっておかないといけないなぁ、そんな悲しい世の中になってしまいました。
でも、備えあれば憂いなし。今から少しでもできることをやっておけば、気持ちの面でもポジティブを保つことができるかもしれません。
それでも、いざ貯金をしようと思ってもいろいろな疑問が沸いてくるんじゃないでしょうか。
いくら貯まっていれば安心なのかとか、そのために毎月いくら貯めなればいけないのか、などなど。独身か既婚なのかでもいろいろなことが違ってきますしね。
そこでここでは日本の現状を考えて、将来に備えるための貯金のコツについて少し考えていきたいと思います。
気になるみんなの平均貯金額
というのが一番気になりますよね。お金のことなので友達にはちょっと聞きづらいですよね。
ここでは2019年の金融広報中央委員会のデータをもとにお伝えします。
30代独身の平均貯金額は176万円、そして30代夫婦の平均貯金額は266万円となっておりました。意外と多いと感じるでしょうか?
それとも逆に少ないと思いました?これらは株式や投資信託なんかを除いた額になるので、そういうものを含めるとこれらの金額の倍くらいになるそうです。
でも面白いことに同じ統計では、30代独身の4割近くはなんと貯金額がゼロと報告もされていました。
ということは平均額が176万円なので、持っている人はこの倍近く持ってて、持っていない人は0という感じでどうやら現状は二極化しているようです。
平均額176万円を多いと感じた人もいれば少ないと感じた人もいるわけですね。
金融広報中央委員会が2019年に発表した「家計の金融行動に関する世論調査」によると、1人暮らしの人の貯蓄額の平均値は645万円となっています。貯蓄額は単純に貯金の額ではなく、株式や証券といった金融資産も含んだ額を示しています。
独身者にこれからかかる費用
そのため、これから必要になってくるお金も20代の時とは大きく異なってきます。例えばどんなことにお金はかかるのでしょうか?
独身であれば真っ先に思い浮かぶのが結婚費用ですね。
「結婚資金を貯めなきゃならない」なんて台詞をよく耳にすることがあります。挙式や披露宴、パーティーなども行うのであれば百万円単位の費用がかかるのが結婚です。
もちろん、挙式や披露宴の規模を小さくしたり、それぞれの家族からの援助があったりするならば結婚費用は抑えることができますが、人生に一度の晴れ舞台ですしね。
悔いの残らない計画を立てて実行するためには自分たちである程度の蓄えをしておくことは必要でしょう。そして当然のことながら結婚した後にも新しい生活の初期費用もかかります。
引越しや家事家電の購入等、独身であるならば結婚の予定に伴って貯蓄はある程度必要になってきます。
夫婦にかかる費用
一般的に出産費用には50万円近くが必要と言われています。入院・出産費のほかにも多くのベビー用品をそろえることが必要になってきます。
元気な赤ちゃんが生まれてくることを当然願いますが、予期せぬ事態に備えておくことも出産に関わる大切な心構えですね。
健康保険などの援助もありますが、きちんと貯蓄しておくことは生まれてくる赤ちゃんにとっても大切なことですよ。そして、子どもが生まれれば当然のように養育費もかかってきます。
もちろんどのような進学をしていくのかで養育費は大きく変わってきますが、これも親であるならば子どもに良い教育を受けさせたいですよね。
また、子どもの希望をなるべく聞いてあげたいとも思いますよね。夫婦であれば子どもが生まれる前から、出産費用と養育費を貯金しておくことは大切です。
貯金のコツ
もし、貯金額がゼロならばなおさらですね。すぐにでも始めましょう。
ではどんな風に賢くお金を貯めることができるでしょうか?とりあえず収入が増やせれば言うことないんですが、そう簡単にはいかないですよね。
それで、毎日の生活の中から少しずつでも捻出して貯めるクセを身に着けましょう。手っ取り早い方法として積立式定期預金の利用などがあります。
毎月、決まった額を自動的に貯金していく方法ですね。貯金額や積立日は随時変更することが可能ですし、緊急時にはお金を降ろすこともできるので便利です。
とりあえずの目標額を設定して、来月からでも始めることができます。将来にへの備えは早めにしておくことが大切ですよ。すぐに始めてみてはいかがでしょう?