20代はいくら貯金しているのか?20代の貯金事情を公開します

20代はいくら貯金しているのか?20代の貯金事情を公開します

社会人となって給与をもらい、貯金を始めることができる20代。 周りの同年代が、いくら給与をもらい、いくら貯金しているのか気になるのではないでしょうか? 今回は、20代の平均給与、20代がいくら貯金をしているのか、そしていくら貯金することを目指せばよいのかについてご説明します。
社会人となって給与をもらい、貯金を始めることができる20代。周りの同年代が、いくら給与をもらい、いくら貯金しているのか気になるのではないでしょうか?

今回は、20代の平均給与、20代がいくら貯金をしているのか、そしていくら貯金することを目指せばよいのかについてご説明します。

20代はいくら貯金しているのか?

まず20代の収入、独身・既婚別の貯金事情をご説明します。

20代の平均収入

国税庁の民間給与実態調査(平成30年度)によると、20代の平均年収は20代前半の男性が284万円、女性が249万円、20代後半では男性が404万円、女性が326万円でした。

これは所得控除前の金額ですので、実際の手取りはここから約2割が引かれた額になります。20代後半では男女間で差が広がっていますが、これは20代後半になると女性は非正規社員が多くなることが影響しています。

20代はいくら貯金しているのか?〜独身の場合

金融広報中央委員会が実施している、「家計の金融行動に関する世論調査(令和元年)」によると、20代の単身者の貯金額は平均106万円、中央値5万円でした。

正確には、これは株などの有価証券を含む金融資産額です。またこの年代の金融資産額別の人数分布をみると、半分以上が100万円未満でした。

●非保有        45.2%
●100万円未満        28.0%
●100~200万円        10.4%
●200~300万円          4.2%
●300~400万円          2.6%
●400~500万円          1.9%
●500~700万円          2.0%
●700~1,000万円      0.9%
●1,000~1,500万円      1.1%
●1,500~2,000万円      0.8%


なお、平均値と中央値で大きく違いがあります。

平均値は、平均値を中心に数値の分布が左右対象になっている場合、いわゆる正規分布をしている場合には参考になる指標です。

しかし今回のように、大多数が100万円未満に存在するような偏りがある分布では、中央値を見る方が正確に全体像を把握できます。この中央値は、回答者全員の金融資産額を少ない額から大きい額に並べた場合の真ん中にくる額です。

したがって、この年代のほとんどは中央値前後の金融資産を保有していることが予測できます。つまり多くの独身者は、5万円前後の金融資産を持っていると考えられます。

20代はいくら貯金しているのか?〜既婚の場合

同じく、「家計の金融行動に関する世論調査(令和元年)」によると、20代の既婚者の貯金額は平均165万円 中央値71万円でした。これは世帯での金融資産額になります。また金融資産額別の人数分布をみると、ちょうど半数が100万円未満でした。

●非保有        22.9%
●100万円未満        27.1%
●100~200万円        12.5%
●200~300万円        12.5%
●300~400万円        4.2%
●400~500万円        2.1%
●500~700万円        4.2%
●700~1,000万円    6.3%


既婚者は、世帯でおよそ70万前後の金融資産を持っていることが多いということがわかります。

20代で貯金ゼロも珍しくはない?

ここで注目したいのは、単身者の45.2%、既婚者の22.9%が金融資産を保有していないということです。これは貯金をしたくてもできないのか、貯金する意識がないのか、その違いはわかりません。

ただ20代は単身者が圧倒的に多いことからすると、金融資産を持たない20代は決して珍しい存在ではないことがうかがえます。

20代でいくら貯金すべきなのか?

では、20代でいくら貯金すれば良いのでしょうか?まず簡便に始めることができる方法として、一定額を貯金する方法、さらに目標額を定めて貯金する方法をご説明します。

まずは手取りの10%からはじめよう

まずは手取りの10%をとりわけ、残りの90%で生活できるように生活を調整してみましょう。これは、「バビロンの大富豪の教え」でも一番はじめに挙げられている、お金を増やす基本的な方法です。

貯金の習慣ができるまでは、大きな額を目指すよりは少なくても堅実に貯金できる方が継続できるので、始める額としては妥当な額と言えます。

理想は手取りの20~25%

少し余裕が生まれたら、さらに上乗せして貯金をしてみましょう。

上乗せした分は、できれば投資などで資産を増やす元手にする、あるいは将来の企業に備える資金とするなど、将来の経済活動を見据えた活用に利用することをお勧めします。

あるいは貯金の目標額を決めてみよう

貯金するには、何か目標を決めるほうがやる気も出て実行しやすくなります。

例えば生活費の3か月分を貯め、取り分けておきます。これは自主退社した場合、失業給付金の受け取り開始までの期間が3か月ですので、妥当と言える目標額です。

また、100万円などきりのよい貯金額を目指すと達成感が得られやすくなります。このほか、結婚資金や住宅購入の頭金など、より現実的な目標を立てるのも良いでしょう。

20代で貯金をすると未来が変わります!

20代は社会人としての基盤を作る年代であると同時に、人生の財産の基盤を作る年代でもあります。20代のうちにしっかりと貯金をしておくかどうかによって、30代以降の人生設計が大きく変わります。

ぜひ今日から貯金を始め、将来に備えましょう。
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