FIREを目指すなら!注意点と失敗しない心構えを知っておこう

FIREを目指すなら!注意点と失敗しない心構えを知っておこう

世界各国でFIREブームが起きています。元々はアメリカが発と言われていますが、確実にFIREを目指す日本の若年層は増えている様子です。 FIREを目指すのは良いことですが、意外と落とし穴が待っていることも。そこで、良い面だけではなく、FIREの注意点と失敗しない心構えとを知っておきましょう。
世界各国でFIREブームが起きています。元々はアメリカが発と言われていますが、確実にFIREを目指す日本の若年層は増えている様子です。
FIREを目指すのは良いことですが、意外と落とし穴が待っていることも。そこで、良い面だけではなく、FIREの注意点と失敗しない心構えとを知っておきましょう。

FIREの注意点

アーリーリタイヤに憧れる人は確実に増えています。いつまで経っても「社畜」でいることに辟易するのは痛い程わかりますよね。ですが、良いことばかりではないのがFIREの注意点。どんなことが落とし穴となるのか、詳細をみていきましょう。

支出が増える

アーリーリタイヤをしたとしても、1日の時間は24時間あるわけです。「自由な時間」が増えることは嬉しいですが、ここがまさに落とし穴。

リタイヤしたからといって体力はまだありますし、時間もある。すなわち「何かする時間が有り余っている」状態ですよね。当然ですが、何かするならお金がかかります。

仕事に追われているときはお金を使う暇がなかった人も、リタイヤをしたことで今まで以上に支出が増えることは見えている変化です。

理想の利回りは理想

FIREは、投資などの利率が4%であれば利息だけで食べていくことができる、これが基本コンセプトですよね。しかし、この4%には「土台」が必要なわけです。

この土台は1億円。資産の1億円全額を投資に回さなければいけないということはそもそもハードルが高くなります。また、確実にそれだけの利回りが確保できるかという疑問も浮かびます。

当然ですが投資にはリスクを伴います。ハイリターンな投資はハイリスクであることは常です。理想は理想、という現実がそこにはあるのです。

税金のことを考える

税金…切ないですよね。利益が出たとしても、もちろん義務ですから、税金として納めないといけないお金が発生します。

余裕で暮らす総資産が「全額貯金」であれば、資産額で問題ありません。しかし、株式や投資信託の場合、売却時にかかる税金を引いた金額が「資産」と考えておくべきです。

FIREを目指すならこの見込み違いは大きな打撃となりかねません。着実に、どれくらいの資産を持っているのかは把握をしておきましょう。

FIREを成功させる人の特徴

確かにリスクの高いFIREではありますが、それでも成功させている人がいるのは事実。FIREで失敗する人、成功する人の違いはどこにあるのでしょうか。

成功する人の特徴をお伝えしますので、FIREを目指す人はぜひ参考にしてください。

複数の投資をする

投資の方法を1つに絞るのはリスクがあまりにも高いと考えます。FIREでなくとも、不労所得を投資で得る人は、当然ながら複数の投資でリスクを回避しているのです。

「不動産投資が良いから」と聞いたから全額を不動産投資に回してしまったら、万が一の際にFIREどころの騒ぎではなくなります。投資には必ずリスクが付いてくることを、痛い程理解した上で資産運用をしましょう。

やりたいことがある

FIREを精神的な理由から後悔する人も実は少なくありません。悠々自適な生活は初年度や2年程は楽しめたとしても、人生にやりがいを感じなくなる人は少なくないのだとか。

逆に言えば、FIREで理想な生活を送っている人は本当に毎日を充実させています。ライフワークとも言える趣味があったり、あるいはボランティアをしたりと「全く何もしない」生活は送っていません。

何もしたくないからFIREしたいというのは、失敗する人の考え方だと言えるでしょう。

精神的な余裕を持つ

何事に対してもですが、物事に成功する人は精神的な余裕があります。どういうことかと言うと「柔軟性」に長けているのです。
この場合はFIREですが、FIREに成功する人は、別に失敗したからといってFIREに固執せず、また新たな道を探すことでしょう。この柔軟性こそ、FIREを成功できる秘訣です。

心に余裕なく「絶対FIREで働かない生活を送るんだ!」と気負ってしまうと、成功できずに終わる可能性が高いでしょう。

FIREを目指すなら心しておくこと

やりたいこともある、将来のビジョンも見えている、だからアーリーリタイヤしたい!と思ったら、具体的にFIREを目指していきましょう。

悠々自適なアーリーリタイヤをするなら、心しておいた方が良い3つのポイントをお伝えします。

必要な貯金額を算出する

「ざっくり1億円あればリタイヤできるかな」と考えているならFIREには向いていません。これからの人生、どれくらいの資金が必要なのか必ず算出しておきましょう。

というのも、1億円で充分な人もいれば、全く足らない人もいるわけです。「節約すれば大丈夫」と考えているなら、節約だけをして生きていく人生が本当に幸せかも併せて考えてください。

必要な金額の目安は、年間支出の25倍と言われています。嘘偽りのない数字で、きちんと算出をしましょう。

今よりも節制に慣れておく

FIREには全く働かない選択肢から、軽く働く選択肢まであります。仮に、全く働かない選択肢をするのであれば、今から節制をすることを慣れておく方が良いでしょう。

時間が増えれば支出が増えます。それに欲も出てきます。「海外旅行したい」「美味しい物食べたい」「友達とでかけたい」など、時間があればあるほど時間を使いたいもの。

アーリーリタイヤ後に長い期間、余裕を持って生活するなら、少しずつ節制に慣れていきましょう。その方が、より早くFIRE開始の目標金額に近づくこともできます。

投資にはリスクがあることを理解しておく

先ほども少し触れましたが、ハイリターンな投資は必ずハイリスクです。良い利回りをキープしようとするなら、常に運用の情報に敏感になっておく必要があります。

良い利回りの金融商品は、海外での資産運用が考えられます。たとえば、保険での運用であればローリスクですが、運用の委託先を探す問題や、何より為替リスクがあります。

現状、まだまだ新型コロナウイルスの影響は大きく何が起こるかわからない状態です。常にリスクがあることは理解しておきましょう。

FIREが最高!とは言い切れない理由

世界中でFIREを目指す人が増えているのですが、手放しに「私もFIREなりたい!」と喜々となれないのにはそれなりの理由があります。

水を差すわけではありませんが、FIREを目指すなら今一度、なぜ否定的な意見もよく聞こえてくるのかを考えてみてください。

いずれ飽きる

「何もしない生活」というのは、必ずと言って良い程、飽きます。実際、新型コロナウイルスで家の時間が増えてしまって、皆さんはどう感じましたか?

もちろん中には、何もしないことが性に合っている人もいるでしょう。ですが「自粛疲れ」や「外に出たい」といった声はよく聞こえてきました。

何もしないことが魅力的なのは、することが多いから感じられるのです。

人生にやりがいが無いと感じる

人生にやりがいがなくなると、毎日が退屈になります。精神論のように感じるかもしれませんが、日々を健やかに過ごすためには身体だけでなく心の状態がとても大切なのです。来る日も来る日も同じような1日であれば、たとえ仕事から解放されたとしても、今の仕事に追われる日々と変わりません。

アーリーリタイヤ後にしたいことが特に無く、ただゆっくりしたいのであれば、この「毎日が同じ」問題から解放されることはないでしょう。

孤独を感じやすくなる

日本人の孤独感はとても問題視されています。会社にいることで社会との繋がりがありますが、どこにも属さなくなったら孤独感を埋める場所が無くなってしまうのです。

もちろん、家族がいれば別の話ですが、自分1人の生活ではなく家族を養うほどの財力を不労所得で、というのはかなり馬力が必要です。

1人で悠々自適に生きていくはずが、孤独を感じやすくなってしまう恐れがあるのです。

富裕層がFIREを目指さない理由

実は、富裕層こそFIREできそうなのに、FIREをしていないことをご存知でしょうか。そこには、富裕層ならでは「お金持ちな考え方」があります。

ここにこそ、お金に対する意識の変革となりそうですので、ぜひご一読ください。

充分に「遊ぶ」時間がある

完全にリタイヤして遊ばなくても、普段から些細なことは人に任せるため、自分自身には遊ぶ時間があります。例えば、経営者であれば細部のことは部下が行い、最終的な決定権を経営者がもつため、途中のプロセス中に自分のことができるでしょう。

あるいは、富裕層であれば負担となる家事を人に任せることもできます。同じ24時間でも、遊びに使う時間を持てるため、あえてリタイヤを選択する必要がありません。

そもそも仕事が好き

仕事に対する意識が違います。情熱を持って仕事に打ち込んでいる人が多く、仕事が趣味という富裕層も少なくありません。

FIREを目指す人のなかには「仕事をしたくない」が理由となることも。その気持ちは痛い程わかりますが、自分が打ち込める仕事に出会えたなら、感覚が変わると思いませんか?働き方も多様性が言われていますので、FIREを目指す前に「したいこと」を探すことを強くお勧めします。

オンとオフがしっかりしている

富裕層の人は、時間の使い方でオンとオフがしっかりしています。遊ぶ時間をしっかり確保し、思い切り遊んで思い切り仕事をする。この切り替えができている経営者は多いな、と周りを見渡しても感じます。

仕事に対してモチベーションが上がらない人は、どちらかというと物事すべてにネガティブな傾向にあります。気持ちの切り替えができないため、落ち込んだ状態を引きずってしまい、仕事が楽しく感じられません。

富裕層を目指すなら、オンとオフの切り替えから始めてましょう。

なぜFIREしたいのか、その理由を考えよう

アーリーリタイヤはほとんどの社会人にとって憧れでしょう。ですが、何の目的も持たずにただFIREを目指しても、成功するとは言い難いでしょう。

なぜFIREしたいのか、その深い理由を考えてください。ひょっとしたら、ほんとうにやりたい仕事にまだ出会っていないだけかも知れません。
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