あなたが貯金できない原因6選!理由を知り改善を図ろう
貯金をしたいけど、いつまで経ってもお金が貯まらない…そんな方は多いと思います。
では、どうしてお金が貯まらないのか、貯金ができないのか、その原因を考えたことはありますか?
ここでは、あなたが貯金できない原因とその改善方法を挙げますので、きちんと理解し改善を図ってみましょう。
ここでは、あなたが貯金できない原因とその改善方法を挙げますので、きちんと理解し改善を図ってみましょう。
貯金ができない原因
収支が分かっていない
例えば、今月の食費を正確に24,600円だったと把握するのと、漠然と20,000円くらいと把握するのと比較してみるとどうでしょう?
その差額は4,600円と大きな金額になりますし、さらには光熱費や携帯料金等、日々の暮らしには様々な出費があることから、差額があるのは食費に限りません。
様々な出費の差額が積み重なれば4,600円だけに留まらず、場合によっては数万円単位になることもあるでしょう。ではそれらをすべて無視した場合、どうなると思いますか?
「あれ?思ったよりお金がない」「貯金なんてできない」という結果になりますよね。
出費が多い
ではどうして出費が多くなるのかについてですが、それは人それぞれの理由があるでしょう。身の丈に合わない暮らしをしている、自宅で電気や水道を多量に使ってしまう、場合によっては「貯金のために割くお金が大きい」などもあるでしょう。
自分はそうではないと思われる方も多いでしょうが、現在が当たり前になっていることから案外気づけない原因だと言えます。
一括払い以外を選ぶ
高額な購入物品の場合はさらに負担がのしかかり、最悪「元金まで支払えず返済が終わらない」などの悲惨な状況に見舞われるでしょう。となれば到底貯金などできないわけですが…意外とこの事実や原因に目を瞑っている方は少なくありません。
しかもこれらの恐ろしいところは、月々の負担だけを見るとあまり重くなく、返済の最中であるにも関わらずさらなる借入をしてしまうケースがある部分です。
使い方によっては人の生活を支援してくれる一括払い以外の支払い方法ですが、使い方を誤ればとても貯金などできない状況が長らく作り出されてしまいます。
物欲が強い
具体例を挙げるなら、好きな車をローンで購入したものの1、2年だけ乗ったらもっと気に入った車があったので、重複してローンを組んで購入するなどです。
そんなことをしでかしてしまえば、一括払い以外の項目でも記述しましたがローンに追われてしまい、とても貯金なんてできないでしょう。
貯金に対する意識が低い
貯金に対してどの程度の意識なのかはその人によりますが、貯金よりも欲しい物を買うとか最悪貯金なんてしなくていいと思っている方の場合、まず貯金は不可能でしょう。
貯金に対して真摯に考えている、また今後をきちんと考えている方であったとしても、昨今の不景気等の煽りにより、強制的に貯金への優先順位が低くなる場合もあります。
つまり状況はどうであれ、「貯金をしよう」「貯金がしたい」といった意識は、貯金をする上で前提となる心構えと言えるのではないでしょうか。
そんな最低限の心構えがないのでは、貯金ができない原因となっても仕方がないところがあります。
気になるみんなの年収調査!「タスマガジン調べ」みんなの年収・貯金額を聞いてみた。
多くの支払い方法を持っている
しかしそれが、時にあなたの貯金に対して足を引っ張ることになります。
何故なら、様々な支払い方法を確保していることから、「どこで何を利用して支払ったか」が把握しにくいのです。そのため他の支払い方法で使用したお金を忘れ、余分に使ってしまう可能性が高くなるのです。
さらには、ひとつの支払い方法が上限に至ってしまったことで、「じゃあ他の方法で」と自分の支払い能力以上のお金を使ってしまうことも懸念されます。結果、毎月使った分だけお金が差し引かれてしまうのですから、貯金にまで手が回らなくなる状況に追い込まれてしまうでしょう。
原因の改善方法
収支を把握する
となると、自分自身が毎月どのくらいお金を使っているのか、また必要な出費があるのかが判明します。そこさえ判明してしまえば、後は貯金に回せるお金がどの程度残っているのか、給料等と相談すればおのずと今後の展開が見えてくるでしょう。
なお収支を把握するという行動は、自分の使うお金が明るみになることで浪費の抑止力となる場合もあるので、そういった面でも有効だと言えます。
何故なら、「ここを削ればもう少しお金が増えるかな」なんて、貯金に対する欲が生まれる場合が少なくないからです。
単純に出費を減らす
固定費でも、外食などが多いために食費が上がっていないか、無駄な電気を使っていないかなどを把握すると、出費を削ることが可能です。付き合いを一度減らすだけでも5,000円ほど変わってきますので、ちょっとしたことで貯金に回せるお金が生まれるでしょう。
ただしあまりに出費を減らし過ぎると、極端な話人間らしい生活から離れてしまいますので、ほどほどにしておくことが重要です。
あまり我慢をしてしまってもストレスになりますし、貯金が苦痛となれば本末転倒なのです。
支払いは常に一括で
さらに一括払いは、前述にもありますが収支をつける際にやりやすくなりますので、自分のお金の動きが分かりやすくなります。加えて一括払いであれば、お金がなければ余計なものを買うこともありませんので、出費も抑えられるでしょう。
ただし、現時点でリボ払いや分割払いにより困っている方については、目前の支払いを終えてから貯金を考えるようにしてください。
何故ならその状態で貯金をすることで苦しくなり、結局余所からお金を借りるという無駄な状況になる可能性があるからです。
他に欲を満たせる何かを作る
可能であれば、置き換えるものはお金の掛からないものがベストです。買い物に勝るものはないと考える方も多いと思いますが、置き換えに慣れれば自然とそれが日常になるでしょう。最初のハードルが高めですが、最初さえ過ぎてしまえば物欲は少しずつ消えるはずです。
もっとも、何事ものめりこみすぎると結局お金が必要になりますので、頭の片隅に「お金を掛けないように」と定めておくことも重要です。
物欲を原因として貯金ができない方には少々苦しい生活になりますが、逆に言えばそれだけ原因としては根深いと考えてください。
貯金をする習慣を持つ
もっとも、貯金に対する優先順位の低い方は、なかなか最初の一歩が踏み出せないと思います。何せこれまでやってこなかった、必要がないと思っていたはずですから、さあ始めようと思ってもなかなかそこに割くお金が捻出出来ないのです。
よって、まずは手持ちの余剰金などの「その月で使う見込みのないお金」で、初めの一歩を踏み出すことが重要です。一度始めてしまえば、多くは引き落としとなりますので自然と続けられるでしょう。
この項目の改善方法が必要、また原因として貯金が出来ない方は、そもそも貯金という行為にあまり価値を見い出していないケースが少なくないので、貯金の習慣を無理矢理にでも身に付ける姿勢が時として重要になります。
世帯年収を尋ねたところ、最も多かったのは「400万~600万円未満」の33.0%で、全国の平均所得金額545.4万円(2018年7月)と重なる結果に。次いで「600万~800万円未満」が23.2%、「200万~400万円未満」が22.0%と続き、「200万~600万円未満」の層が計78.2%に上った。この他、「200万円未満」は計5.2%、「1,500万円以上」は計1.2%となった。
支払い方法をまとめる
ですので電子マネーやクレカなどを複数持ちされているなら、ひとつかふたつくらいにまとめてしまうべきでしょう。
もちろん、今ある電子マネーやクレカに貯まったポイントをきちんと使い切った上で、です。
原因を特定して貯金を実りあるものにしよう
ただし先にもあるとおり、リボ払いなどをしている場合は改善までにかなり時間が掛かりますので、慌てずコツコツと前に進むようにしましょう。