
住宅ローンの金利でお得なネット銀行は?他着目点とそれぞれの特徴を比較
一戸建てを購入するにあたり、住宅ローンは必須…となるものの、今はネット銀行も多いことから選択肢も増え、どの銀行にするか悩めるところです。
ここではそんな住宅ローンに悩める方へ、ネット銀行の金利等の着目点やその他さまざまな特徴をご紹介しますので、金利含め色々な比較に活用してみてください。
ここではそんな住宅ローンに悩める方へ、ネット銀行の金利等の着目点やその他さまざまな特徴をご紹介しますので、金利含め色々な比較に活用してみてください。
住宅ローンを組むネット銀行の着目点とは?
ここではそれらをご紹介しますので、ネット銀行を選ぶに際してまずは最低限の知識の習得をしましょう。
金利のタイプ
この辺りをあまり考えないと、いくら基本的に金利の低いネット銀行でも将来破たんしてしまう可能性があります。
具体的には、大きく分けて「固定金利タイプ」と「変動金利タイプ」があるのですが、固定金利タイプは借入期間中はずっと借り入れ時の金利となります。
変動金利タイプは、金融情勢の変化と共に借入金利が変わっていくものと、一定の期間は固定金利でその後変動するものがあります。
手数料関係
主立ったもので事務手数料、繰上返済手数料、司法書士報酬、抵当権設定登録免許税となるのですが、特に事務手数料は「借入金額の何%」となるので、非常に大きな金額です。
2021年現在では借入金額の2.2%が一般的ですが、ネット銀行によっては固定金額である場合もあり、ここのチェックは必須となります。
かなり大きな金額であることから見逃すケースは少ないのですが、ネット銀行となると実店舗よりもどうしても説明不足になりやすい傾向があるので意識しておきましょう。
保障内容
死亡、高度障害、がん、3大疾病など、ご自身に適した保険内容があるならベターと言えますね。
ネット銀行別の特徴
比較をすることで、どのネット銀行で住宅ローンを組むのが自分に合っているのか、その判断の目安になるでしょう。
新生銀行
変動金利の0.45%、保証料や繰上返済(ネットバンキングのみ)無料、事務手数料は借入金額を1,000万円として定額型なら55,000円(金利タイプ等による)、定率型なら220,000円です。
保険については死亡、高度障害と、要介護3以上等の状態で保障の対象となります。なお電子契約の場合ですと、電子契約手数料が5,500円必要です。
住信SBIネット銀行
現に金利は変動とフラット35と豊富で、前者が金利0.44%で後者が0.98%、保証料と繰上返済手数料は無条件で0円となっています。
事務手数料は双方共に借入金額の2.2%で、保障は死亡及び高度障害はもちろん、病気や怪我で動けない場合に月々の返済を保障してくれます。
さらに住信SBIネット銀行で住宅ローンを組んだ場合、ATMの手数料が一定回数無料になるなどの特典も備えています。
三菱UFJ銀行
住宅ローンの中の変動金利プランとなるのですが、金利は0.475%で事務手数料は借入金額の2.2%と一般的な内容です。
保証料や繰上返済手数料が無料なのですが、繰上返済手数料についてはネットのみ無料で、窓口対応の場合は最大16,500円必要になります。
保険に関しては死亡、高度障害、がん、急性心筋梗塞、脳卒中などに対応しています。
PayPay銀行
タイプは変動及び固定金利と豊富で、しかもそれぞれが0.38%と0.59%と業界最大級の安価金利と言えるでしょう。
事務手数料こそ一般的な借入金額の2.2%ですが、保証料も繰上手数料(WEB受付のみ)も無料となります。ただし保障に関しては、充実こそしているもののプランによって金利が増えていく仕組みとなっており、取捨選択が求められます。
特徴をよく理解した上で住宅ローンを組もう
そのことから金利だけではなく、さまざまな特徴をよく理解した上で見比べて選ぶのが、最も失敗しない組み方となるでしょう。