公共料金の支払いは何がお得?節約できる支払い方法を解説
公共料金の支払いは、どのような方法を使っていますか。現金払いや口座振替を使用することも良いのですが、他にも得がある方法があるんです。
少しでも生活費を節約して貯蓄に回したいと考えているなら、支払い方法をチェックしてみることをおすすめします。
少しでも生活費を節約して貯蓄に回したいと考えているなら、支払い方法をチェックしてみることをおすすめします。
公共料金の支払い方法
まずは、公共料金の支払い方法についてみていきましょう。
コンビニなどで現金払い
振込用紙で現金払いの場合は、銀行などの金融機関やコンビニなどに行って支払うことになるので、現金を用意する必要があります。はじめての人でも窓口の担当者が教えてくれるため、間違いなく確実に支払えることがメリットです。
ただし、特にそれ以外のお得感はありません。
口座振替
注意点は、銀行口座が残高不足にならないようにすることです。口座振替の場合でも、割引きになる制度があることを覚えておきましょう。
これは、すべての公共料金ということではなく一部なので、確認が必要です。現時点では、東京ガスが割り引き制度を導入しています。
クレジットカードなどキャッシュレス
そして、最近増えているスマホ払いができるPayPayなども利用できます。スマホでの支払いが多い人にとっては、どこでも支払うことができるため利便性があります。
さらに、nanacoなどの電子マネーでも公共料金を払うこともできますが、現時点では使える種類が限られていることがデメリットです。
キャッシュレスがお得な理由
現金払いや口座振替よりもキャッシュレスがお得な理由について、みていきましょう。
ポイント還元がある
余分な買い物をせずに、ポイントが貯まるので現金払いにしておくよりもお得です。しかし、すべての公共料金に対応していない地域もあるため確認が必要となります。
スマホ払いや電子マネーもポイント還元があり、0.5~3%と言われていてキャンペーンなども多いことが特徴です。ただし、還元率は変動するため注意が必要と言えます。
記録が残る
その点、クレジットカードなどであれば明細をいつでもオンラインで確認できるため、そのまま家計簿に落とし込めることがメリットです。家計簿をしっかり管理できると、家計のやりくりがうまくできるため節約にもつながります。
そしてオンライン上で記録に残るため、明細などの紙ゴミが減ることもメリットです。
銀行に行く手間がかからない
タンス預金の人なら問題ありませんが、多くの人は銀行などを利用しているため場合によっては、マイナスになってしまうでしょう。キャッシュレス払いなら、そのような心配もありません。
仕事や育児などで忙しい人にとって、キャッシュレスで支払うことはメリットがさまざまあるんです。
クレジットカードで決済する
代表的なクレジットカードの中から、おすすめのカードをみていきましょう。
楽天カード
家賃なども引き落としにできるため、楽天カードで支払いをまとめてしまえば、自然にポイントを獲得することができます。楽天カードは、年会費が無料でありながらポイントを使える店舗も多くあるのでおすすめです。
JCB CARD W
ポイントの還元率は、1,000円で2ポイントとなっているのが特徴です。月々の公共料金をJCB CARD Wで支払ってしまえば、この分のポイントが還元されるためお得となります。
基本的に多くの会社に対応していますが、一部対象外となる店舗もあるため注意が必要です。
三井住友カード
公共料金を払ってポイントを多く貯めたい場合は、三井住友カードデビュープラスがおすすめです。入会後3ヶ月間は200円につき1%の還元があるなど、さまざまなメリットがあります。
初年度以降は通常年会費が掛かりますが、初年度以降1度でも利用があれば年会費は無料となるので、公共料金を支払っていれば年会費は必要ありません。
スマホで決済する
どこにも行かずにスマホで作業するだけで、支払いができることや履歴が残ることがメリットです。
PayPay
貯まったポイントは、PayPay公式ストアでも利用ができます。スマホで完結する支払い方法なので、コンビニに行っても支払うことはできません。
多くの地域でPayPayの支払いは可能になりましたが、地方によってはまだできない地域もあるので確認してください。
LINE Pay
ポイント還元については、Visa LINE Payカード利用の場合のみ使えます。Visa LINE Payカードを使ったチャージ&ペイなら、ポイント還元が1~3%つきますが、LINE Pay残高で支払った場合はポイント0%です。
LINE Payの注意点は、公共料金を支払ってポイント還元を望む場合はVisa LINE Payカードを契約する必要があることとなります。
ファミペイ
公共料金の一部が対応していますが、自治体によってはまだ対応していないところもあるので確認してください。固定資産税などの税金も支払えますが、国民健康保険はまだ支払えません。
そして、公共料金で貯めたポイントはTポイントにはならないので注意してください。
電子マネー決済
電子マネーを日頃から使っている人にとっては、利便性があるのでどのような特徴があるのかみていきましょう。
nanaco
公共料金をnanacoで支払うことは可能でも、ポイント還元をする場合は、クレジットカードによるチャージすればポイント還元ができます。現金でチャージする場合は、セブンイレブンのレジやセブン銀行ATMなどを利用すれば可能です。
nanacoで公共料金を支払う場合は、店頭にてnanacoで支払いますと伝えてカードかスマホを機械にかざせばできます。
WAON
ただし、まだ一部の地域に限られているため全国的に利用可能となったわけではありません。そして、WAONで公共料金を支払ってもWAONのポイントはつかないため、ポイントとしてのメリットは期待できないことになります。
日頃からWAONを使う機会が多く、使い慣れているなどの理由があればメリットがあると言えるでしょう。
交通系電子マネーは使えない
外国に比べて日本の電子マネー事情は、やや遅めの傾向があるため今後に期待できるかもしれません。現時点の電子マネーでは、nanacoが優勢といった状態なので公共料金の支払いを電子マネーにしたい場合はnanacoがおすすめです。
公共料金の支払いはお得さだけでなく自分に合う方法を選ぼう
還元率だけでなく、自分にとっての使いやすさも視野にいれて選ぶようにしましょう。