
保険の見直しはいつがおすすめ?保険の見直しのポイントや注意点を解説
自分に合っていると思い加入した保険。あなたは日頃から見直しをしていますか?
生活スタイルは一生変わらないとは言いきれません。しかし保険はそのままになってしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は保険の見直しについてタイミングなど一緒に解説していきます。
保険を見直すタイミング

何かあったときのために備える保険ですが、生活はいつも同じ状況とは限りません。仕事を始めたり、転職したり、結婚したりと様々です。
保険もいつも同じとは限りません。補償が変わってしまう場合もあり得ます。ではどのタイミングで保険を見直せば良いのでしょうか。ここではそのタイミングについて説明していきます。
生活状況が変わったとき
第一に挙げられるのが、生活状況の変化です。状況が変わるときは、見直す良い機会になります。例を上げると、就職や転職などの仕事面での変化。結婚、出産などの配偶者ができたとき、自宅を購入したり、子供が仕事を始めたり、定年なども生活状況の変化です。
このような状況になったとき、保険の補償なども状況に応じて変更した方が良いでしょう。それによって金額なども変わってくるので、保険料を抑えることも可能かもしれません。
加入している保険の更新
保険の更新時期になると、保険会社から通知があると思います。もう一度自分の保険が最適かどうか考える良い機会になります。
今は変更しなくても良いだろうと思い、そのまま更新してしまうと、ずるずるとそのままになってしまいます。もし更新の時期がきたら、もう一度見直してみませんか?ちょっとこの補償はいらないかなと言うことや、ここはもうちょっと増やしたいなど出てくるかもしれません。
保険の支払いが家計に影響していると感じるとき
一度は経験がある方もいると思いますが、会社が変わったり、今の会社の給料が少し減ってしまったとき、収支のバランスを考えて保険を見直してみましょう。
つけなくても良い補償を解約したり、もう少し手頃な掛け金で加入できる保険に変えてみるなど、検討してみてはいかがでしょうか。
自身の誕生日
誕生日も実は大事な保険の見直しの時期になります。年齢が上がると、かかりやすい病気の種類も増えてきます。この機会に自分の年齢に応じた補償を少し増やすことを考えてみましょう。
保険を見直すメリット

いざ見直すとは言っても、面倒に思う方もいるのではないでしょうか。しかしメリットもあるので、見直すことをおすすめします。ここでは保険の見直しをするとどんなメリットがあるか説明します。
収入に合わせた保険を選択できる
お子さんがいらっしゃるご家庭は、自分達だけではなく、子供にもお金がかかってきます。
高額な保険をかけても。支払いができなければ意味がありません。見直すことで、自分達の収入に合わせた保険に加入することができます。
自分と家族に合った保険を選択できる
家族の生活スタイルはそれぞれ異なります。保険の見直しを行うことで、この補償を付けてみたけれど、自分には必要なかった、この補償が必要だったなど、色々と気づくことができます。
見直す際の注意点

保険の見直しはメリットもありますが、注意しなければならないこともあります。ポイントを押さえて賢く見直しましょう。
解約する時期によって損をする場合もある
貯蓄タイプの保険に加入している場合、今まで支払ってきたお金より、少ない金額しか払い戻しされないこともあります。
長期的に加入しているのであれば、途中で解約してしまうと返ってくるお金が少なくなってしまいます。少しでも多く返戻金を受け取りたい場合は、満期日を待ってからの方が良いでしょう。
途中解約する場合や満期日まで待つ場合の返戻金は、加入している保険会社に問い合わせてみると良いでしょう。
年齢で保険料が上がってしまう可能性もありえる
保険料は年齢によって金額が高くなってしまいます。ですので保険を見直したからといっても必ず金額が抑えられるとは言いきれません。
もし金額を抑えたい場合は、補償内容を見直し、削れる所は削っていくのが良いでしょう。
無補償の期間が発生する場合がある
新しい保険に切り替える場合、免責期間と言って、保険が補償されない期間があります。保険に加入していないと補償されなくなってしまうので、この免責期間が終了したあとに加入できるよう、よく見直しながら、新しい保険に加入するようにしましょう。
保険の見直しのポイント

いざ保険を見直すとなったときに、どんなポイントを押さえておけばよいのか、説明していきます。
掛け捨てにするか積み立てにするか
貯蓄ができない保険のことを掛け捨てと言い、貯蓄ができるタイプの保険は積み立てと言います。
掛け捨てにすると、老後の為の資金を貯めることはできませんが、保険料を減らすことが可能です。
掛け捨ての保険よりも毎月の負担が増えますが、積み立ての場合、貯蓄することができます。掛け捨て同様の補償があり、満期になったときや解約した場合はお金が戻ってきます。
毎月無理なく払うことができるか
充分補償されていても、毎月の保険料を支払うのが大変になってしまうと、長期にわたり支払うことが難しくなってしまいます。支払いが継続して可能なのか、良く考えて見直しましょう。
もしものときに十分に補償されるか
万が一何かあったときに、十分な補償があるかも大事なポイントです。これからのことを考えて、そのときに補償されるように、しっかり見直しておきましょう。
補償される期間が適切かどうか
保険をかけている間は補償されますが、契約が終わってしまうと補償はなくなってしまいます。もう少し補償期間を延ばしたいのか、今契約している補償は必要ないかなど今の状況に合わせて判断していきましょう。
保険の受取人が合っているか
独身時代のまま見直していないと、結婚しても受取人が親になっている場合もあります。また受取人によっては税金がかかってしまう場合もあります。保険会社にどうしたら良いのか聞いてみるとよいかもしれません。
今の保険が最適な保険なのか定期的に見直そう
いかがでしたでしょうか。保険といっても様々な保険があります。入る保険の補償や年齢によって値段も違うし、保険会社によっても違います。
月々の出費を少しでも抑えるために、保険を見直すことはとても大事なことです。しかし保険の料金を減らすことはできても、その補償内容が今の生活スタイルに合っているとは限りません。今回紹介したタイミングなどを踏まえて、もう一度良く見直して見ましょう。合っているのか迷ったときは、保険会社に相談してみるのもおすすめです。