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歴代のお札に選ばれている偉人とは?どんな選ばれ方をするのか?

歴代のお札に選ばれている偉人とは?どんな選ばれ方をするのか?

当たり前のように使われている紙幣ですが、描かれている偉人がいますよね。でも、最初からずっと同じ人が使われているわけではありません。これまでに何度も変更されています。今回はお札の歴代の人物について紹介していきましょう。他にも、紙幣に選ばれる基準なども紹介しています。

当たり前のように使われている紙幣ですが、描かれている偉人がいますよね。でも、最初からずっと同じ人が使われているわけではありません。これまでに何度も変更されています。今回はお札の歴代の人物について紹介していきましょう。他にも、紙幣に選ばれる基準なども紹介しています。

当たり前のように使われている紙幣ですが、描かれている偉人がいますよね。でも、最初からずっと同じ人が使われているわけではありません。これまでに何度も変更されています。

今回はお札の歴代の人物について紹介していきましょう。他にも、紙幣に選ばれる基準なども紹介しています。

歴代のお札に採用された人物1

こちらでは、歴代のお札に採用された人物を見ていきましょう。これまで興味がなかった人もどんな人が採用されているのかを知ることでお札の歴史を知ることができるのではないでしょうか。お札の歴史は長いです。すべてを紹介することはできないので、その一部として確認するようにしてください。

菅原道真

学問の神様として知られている菅原道真は平安時代の学者で政治家でもありました。当時は要職に就いていて、時代のリーダーとして活躍していたこともあります。忠臣としても名高い部分を持っていて、醍醐朝では右大臣にまでのぼりつめています。死後は怨霊と化したと言われている部分もあります。

聖徳太子

誰もが知る歴史上の偉人と言えば、やはり聖徳太子でしょう。推古天皇の摂政として政治や法律の整備をしたことで有名です。他国との交流なども積極的に行い、文化導入にも努め、聖徳太子の貢献によって日本文化は大きく発展させたのです。その貢献が大きいこともあり、100円、1,000円、5,000円、10,000円と4枚の紙幣に描かれた過去があります。

板垣退助

明治時代の政治家として板垣退助が有名です。元々は土佐藩氏であり、自由民権運動の主導者でもあります。憲政の父、国会を作った男として有名です。50銭政府紙幣と日本銀行券100円券に印刷されていました。今の日本があるのも、自由民権運動があったからと言っても過言ではありません。

歴代のお札に採用された人物2

こちらでは、更に歴代のお札に採用されていた自分について見ていきましょう。これから紹介する偉人たちは、歴史でも習うことが多く、詳しくは知らなくても名前だけでも聞いたことがあるはずです。学生時代の勉強で習ったことがある人も、これから習う人もぜひ注目して見ましょう。

伊藤博文

伊藤博文は日本銀行券1,000円に印刷された人物です。日本の総理大臣を4回も務めた人物であり、明治初期の政治家です。女子教育にも力を入れた人物でもあります。明治19年当時は女子教育の必要性は顧みられていませんでした。しかし、伊藤博文が自ら創立委員長となって女子教育奨励会創立委員会を創設しました。

衣食住に頓着しない性格だったこともあり、食事なども粗末なものばかりだったそうです。さまざまなエピソードを持つ人物ですが、日本に大きく貢献したことから知らない人はいません。

夏目漱石

夏目漱石と言えば、さまざまな名作を残した小説家で有名です。こゝろや吾輩は猫であるなど学生時代に夏目漱石の小説と触れ合うことは多いでしょう。小説家だけではなく、教育者、学者、文化人などさまざまな人が夏目漱石の門下生として入っています。有名な芥川龍之介も夏目漱石の門下生のひとりとして考えられています。

他にも夏目漱石の作品には言葉遊びが造語が使われています。偉大な小説家として、1984年に発行開始された日本銀行券1,000円券に描かれています。

新渡戸稲造

1984年に発行開始された日本銀行券5,000円に描かれた人物です。新渡戸稲造は初代の国際連盟事務次長となったことで有名です。東京女子大学の初学長にも就任しています。キリスト教徒としても知られています。他にも非常に交流の幅が広い人であり、伊藤博文や桂太郎などのエピソードもあります。
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現在使われているお札の人物

2021年現在でも使用されているお札の人物について見ていきましょう。2024年に変更になるため、残りわずかと考えると感慨深いものがあります。

福沢諭吉

1984年に発行されて2021年現在も使われている日本銀行券10,000円券に印刷された人物です。著書、学問のすゝめの冒頭の言葉に『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず』という言葉が有名です。人の上に人を造らず、と言っていた人が紙幣の頂点にいるということでネットなどでもたびたび揶揄されています。

福沢諭吉を題材とした作品は数多くあります。NHKの連続テレビ小説の「あさが来た」では武田鉄矢さんが福沢諭吉役と出演しています。

野口英世

2004年に発行開始されて、2021年現在も使用されている1,000円に印刷されている人物が野口英世です。黄熱病や梅毒の研究で知られる医師であり、細菌学者でもありました。野口英世の功績として、梅毒病原体を発見したこと、感染症の病原体特定および培養があります。ただし、いくつかの業績は後に否定されたようです。

樋口一葉

野口英世同様、2004年に発行開始された2021年現在の5,000円札に描かれている人物が樋口一葉です。明治時代の小説家兼歌人です。もっとも有名なものといえば『たけくらべ』でしょう。1985年にはNHKのドラマとして樋口一葉の人生を描いたものが放送されました。

お札に選ばれる人の基準

お札に描かれる人物は、どのような基準で決められているのでしょうか。こちらでは、その基準のいくつかについて紹介していきます。どんな基準で選ばれているのかと不思議に思っている人は、疑問解消のひとつにしてみてください。

世界に誇れる人

日本国民が世界に誇れる人物であることがポイントのひとつのようです。確かに、海外から日本にやってくる人もいます。そこでお札に描かれている人のことに興味を持つ人もいるでしょう。そんな時に日本が世界に対して誇れる人じゃないといけません。

どのような功績があるのかなどをしっかり熟考してから選ばれるのです。お札というのは、日本国民誰もが使います。そのため、世界だけではなく日本国民にとっても誇れる人物であるかを考えないといけないのです。

一般的に知られている人

基本的に世界に誇れる人だけではなく、一般的に知られているかということも重要です。お札に選ばれる人なのに、知名度が低かったらお金としての価値が薄れてしまいます。日本国民だけではなく、世界にも知ってもらえている人物かどうかといいう点もポイントです。

これまでのお札を見ても分かるように、お札に選ばれている人は世界規模で有名な人ばかりです。日本を象徴する人物と言っても過言ではありません。顔は知らなくても名前だけでも聞いたことがあるなど、そういった偉人は多いのではないでしょうか。

精密な写真や絵画があること

お札に印刷するためには精密な写真、もしくは絵画があるかという点もポイントになっています。これは偽造防止のために精密さなどが求められます。過去にはヒゲがないことで候補から落選してしまったケースもあります。

印刷する側としては複雑であればあるほど、偽造防止に効果があると見ているのです。そのため、シンプルな絵画や写真などの偉人では偽造防止になりません。特に偽造防止に関することを注目して選ぶことが多いと言われています。そのため、複雑な写真や絵画が残っている人ほど選ばれやすいと言ってもいいでしょう。

これから発行されるお札の人物とは

こちらでは、これから発行されるお札の人物について見ていきましょう。2024年をめどに新しい人物に変更されていくことが決定されています。変更されるのは、1,000円、5,000円、10,000円です。10,000円については1984年以来の変更となるので注目されています。

ただ新型コロナの影響が予想以上に大きいので、もしかしたら2024年から遅れてしまう可能性も考えられています。

渋沢栄一

新10,000円札に決定している人は、渋沢栄一です。近代日本経済の父と呼ばれている実業家であり、明治から昭和初期にかけて渋沢栄一がかかわった事業は500にものぼるそうです。特にみずほ銀行の前身である日本初の第一国立銀行が有名です。

ちなみに、先述した『ヒゲがないことで候補から外れた』という人物が渋沢栄一です。前回は候補から外されたものの、今回は10,000円札に抜擢されることになりました。

津田梅子

新しい5,000円札に印刷されるのは、津田梅子です。現在の津田塾大学創設者であり、6歳の時に岩倉使節団に入り、女子留学生としてアメリカで11年間過ごしたそうです。帰国した後も、再びアメリカに渡って、生物学を学んだとされています。現在は津田塾大学となっていますが、その前は女子英学塾という名前でした。

女性が勉強することが珍しい時代だったこともあり、さまざまな壁を乗り越えて学問を学んできた女性です。現在も津田梅子を尊敬するといいう人が多くいます。

北里柴三郎

新しい1,000円札に選ばれたのは、近代医学の礎を築いたとされる北里柴三郎です。ジフテリアと破傷風の抗血清開発などが有名です。細菌学の分野でさまざまな功績をあげています。

現在の熊本大学医学部、東京大学医学部で医学を学んだ後に内務省衛生局に入ったこと、ドイツへ留学したことなど医学に関するさまざまな勉強をしていた人です。さらには香港で蔓延していたペストを調査するために現地入りして、ペスト菌を発見するなどさまざまな病気の予防について尽力してきた人物でもあります。

さまざまな研究所や病院の設立に携り、現代医学に対して大きく貢献した人です。

歴代のお札の偉人を知ろう!

歴代のお札に使われていた人物は、決して簡単に選ばれていたわけではありません。さまざまな条件をクリアした人だけが候補に残ることができるのです。候補から外れたとしてもその人に問題があったわけではありません。

先述したようにヒゲがなかっただけで弾かれてしまったという人もいるのです。一般人には分からない部分で弾かれてしまうこともあります。歴代のお札に選ばれている人は、さまざまな偉業を残した人ばかりです。そのため、ただお金の人と見るのではなく、どんな功績を残したのかなどを考えてみてはいかがでしょうか。

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